靄の向こうに【北岳 バットレス偵察】
- GPS
- 17:24
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,503m
- 下り
- 2,505m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 8:26
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:45
天候 | 7月6日 曇りのち夜雨 7月7日 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
7月5日芦安駐車場に駐車、翌日バス始発便(5:15、1230円)に乗り広河原へ、6:15頃に到着 帰り 15:00頃、乗合タクシー(1300円)で広河原まで、15:50頃到着。自家用車に乗り換えて帰路につく |
コース状況/ 危険箇所等 |
北岳バットレスへのアプローチ C沢とD沢の間にある小さな尾根状の地形に伸びる明瞭な踏み跡を伝うと、第五尾根支稜やDガリー大滝などのある岩壁に至る。 バットレス沢からBガリー大滝へと続くアプローチは、おそらくバットレス沢左岸に伸びる踏み跡がそれと思われるが、実際合っているかは未確認。 |
その他周辺情報 | 白根御池小屋 肩ノ小屋 |
写真
感想
今年やりたかった、北岳バットレス。1週間天気予報に一喜一憂しながら過ごして、最後は曇りマークになったので、天気の心配は消えませんが決行しました。
北岳には来たことなかったので、1日目は偵察から。濃い雲に覆われて視界悪でした。テント泊とクライミングの装備を背負って歩くのは久しぶりでしたが、筋トレと最近のハイキングのおかげか、早くはないけどそこまで酷く辛いものには感じませんでした。積み重ね大事です。
白根御池小屋は真新しくて綺麗で、まさかトイレが水洗とはどういうシステムなのか。スタッフの人も感じが良くて、いいところです
テントはオススメされた小高い所に張りました。北岳の展望がいいということなので、雲が切れるのを期待しましたが、結局縁は結べず。
今回アプローチにトレランシューズと6本爪アイゼンを用意しました。アイゼンは下りで使いましたが、ズレはするものの、スピードには貢献してくれます。トレランシューズもしみてきますけど楽チンでした。
バットレスへのアプローチとなる沢までたどり着いても、肝心のバットレスが見えず、どこを上がればあたりなのかわかりませんでした。バットレス、C、Dの3つの沢をまず同定することにして、記録を取りながら雪渓の終わりまで行くことに。
雪渓の終わりが見えてくると、急に靄が晴れて、バットレスの姿が現れました。突然視界が開いて見えたバットレスは感動的でした。
結局、今回はバットレスの下部を眺めるだけで終わってしまいました。結果論から言えば、1日目にそのまま抜けてしまえば、チャンスはあったということです。一般的な天気予報だけでなく、山特有の気象予報力を身につけるべきだったのでしょうか。
アプローチに関しては完全に把握したので、次回はまた違った判断もできるかもしれません。今回の山行を糧にまたバットレスを訪ねたいと思います。
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