北岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 4,722m
- 下り
- 4,723m
コースタイム
- 山行
- 0:351
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:595
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:237
- 休憩
- 0:68
- 合計
- 0:00
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
行動食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
食器
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ロールペーパー
携帯
時計
ナイフ
ポール
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
コンロ
コッヘル
計画書
ツェルト
テント
|
備考 | アイゼンが4回外れた。 |
感想
12/28(前泊) 夜叉神峠の駐車場で幕営。
12/29 夜間にも駐車場に車が入って来て20台程になり、早々にテントを撤収する。パッキングをしていると、年末年始の冬山登山パトロールの方から、登山計画書や装備についてチェックを受ける。一昨日は結構な積雪があったとのこと。ザックの重さは24kg程と久々の重荷である。ヘッドランプの明かりを頼りに全長1.1kmの夜叉神トンネルを抜け、鷲ノ住山まで林道を延べ4.8km歩く。途中で野呂川への谷を見下ろすと鷲か鷹か鳶か分からないが優雅に空を舞っていた。鷲ノ住山から野呂川吊り橋まで標高差410mを一気に下り、発電所脇の吊り橋を一人ずつ渡り休憩していると、九州大学山岳部の若者とすれ違う。林道に這い登りさらに、あるき沢橋登山口まで1.8km歩く。奈良田からアプローチする登山者も多いらしく、自転車や靴がデポしてあった。あるき沢橋登山口から池山御池小屋まで標高差820mは、急登に次ぐ急登でザックの重さにより足の疲労が激しい。池山からは傾斜も緩くなるが、疲労で足が前に進まない。やっとの思いで池山御池小屋に到着し、計画よりかなり手前だが幕営とする。
12/30 起床2時30分、出発4時17分。アイゼンを着け、ヘッドランプを点けて出発する。トレースはついているので迷う心配はない。城峰手前は急登で、昨日のザックの重さで登るのは大変だと思う。徐々に夜が明けてきて、樹間から富士山の姿が見えてくる。森林限界上の砂払からはモルゲンロートの間ノ岳、農鳥岳、そして富士山と日の出を迎えた。ボーコン沢ノ頭からは北岳が姿を現し、バットレスと吊尾根、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳と絶景なのだが、睡眠不足と疲労のためか、あくびばかりが出て足が進まない。八本歯ノ頭に登り、八本歯ノコルにはクライムダウンを2回行う。2回目が急でステップが小さいものの、トラロープが出ているので持参した細引きを使わずに済んだ。
北岳への登りは尾根の岩場右の雪壁を登る直登ルートではなく、夏道沿いのルートを選択した。強風が吹くなかピッケルを効かせながら、左上していくと頂上稜線に出る。そのまま稜線を進むと見慣れた北岳の看板が出迎えてくれた。出発から6時間45分と山頂が遠く感じた。意外と風が穏やかな中、360度の眺望を楽しんだ後、下山する。八本歯ノ頭で元気なIさんに先にテントに向かってもらう。正面には富士山、時々、バットレスを振り返りながら、Sさんの後をゆっくりと下る。ボーコン沢ノ頭で北岳に最後の別れを告げ、後は黙々と下るのみ。15時少し前にテントに戻ることができた。ちなみにIさんは14時10分に到着したとのこと。
12/31 起床5時30分、出発7時11分。ぐっすり寝たせいか、太腿は筋肉痛だが体は動く状況。池山御池小屋からあるき沢橋登山口まで一気に下り、林道から吊り橋を渡り、鷲ノ住山まで登り返す。天気は悪化し風と雪が吹き付ける。南アルプススーパー林道まで戻り、初めのトンネル内で小休止していると、池山から下山中の登山者が滑落したそうで、救助要請に向かう若者が全速力で下山していった。最後の長い夜叉神トンネルを抜けると、間もなくゲートと駐車場に到着した。
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