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Yamareco

記録ID: 1918788
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

空木岳撤退---長〜いアクセスを経て私たちのゴールは池山

2019年07月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:35
距離
13.7km
登り
1,311m
下り
1,299m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:41
休憩
0:49
合計
8:30
5:15
5:16
27
6:26
6:27
35
7:02
7:02
12
7:14
7:14
72
8:26
8:27
4
8:31
8:31
30
9:01
9:01
34
9:35
9:40
27
引き返し点
10:07
10:07
23
ヨナ沢ノ頭
10:30
10:31
5
10:36
10:44
42
11:26
11:26
9
11:35
11:35
26
12:01
12:01
4
12:05
12:31
14
12:45
12:50
27
13:17
13:17
26
13:43
13:44
1
13:45
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
池山林道終点駐車場に車を置いた(15台程)
朝4時前で9台の車中泊(かな?)の車あり
コース状況/
危険箇所等
道はよく整備されている
マセナギを過ぎると大地獄・小地獄など急傾斜の岩場、鎖場、木や鉄の階段などが連続するアスレチックな場所を通過する。慎重にクリアしていきたいところです。
5:14 林道終点駐車場に4時前に駐車。仮眠、朝食をとりトイレを済ませて出発です。
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5:14 林道終点駐車場に4時前に駐車。仮眠、朝食をとりトイレを済ませて出発です。
駐車場からは左から甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳と南アルプスの面々が並んでいます!壮観!
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駐車場からは左から甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳と南アルプスの面々が並んでいます!壮観!
5:16 登山口。曇り空なので花子さん紫外線対策中程度....あれ、まだ寝てる??
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5:16 登山口。曇り空なので花子さん紫外線対策中程度....あれ、まだ寝てる??
駐車場に咲くオダマキがお見送り〜頑張ってきてね
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駐車場に咲くオダマキがお見送り〜頑張ってきてね
登山道に入ると、早速コアジサイのお出迎え〜
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登山道に入ると、早速コアジサイのお出迎え〜
5:43 タカウチ場。池山山頂は右へ、私たちは、山頂を通らずに左へ。
5:43 タカウチ場。池山山頂は右へ、私たちは、山頂を通らずに左へ。
タニウツギ
サルオガセ
6:25 池山尾根水場
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6:25 池山尾根水場
6:27 少し上がると池山小屋分岐で右へ行くと池山小屋、上に登るのは登山道コース、私たちは遊歩道コースの左へ。
6:27 少し上がると池山小屋分岐で右へ行くと池山小屋、上に登るのは登山道コース、私たちは遊歩道コースの左へ。
バイケイソウはもう少しで花芽が出てきそうです
バイケイソウはもう少しで花芽が出てきそうです
なだらかな気持ち良い道
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なだらかな気持ち良い道
ゴゼンタチバナの花が愛らしい
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ゴゼンタチバナの花が愛らしい
7:02 尻無。登山道コースと合流です。
7:02 尻無。登山道コースと合流です。
7:12 マセナギ。奥で笛を優雅に吹いている人がいました。このコースではグングン登る人ばかりで追い抜かれてばかりでしたが、唯一笛を吹いている隙に一瞬だけ追い越しました。すぐにまた追い抜かれたけど...
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7:12 マセナギ。奥で笛を優雅に吹いている人がいました。このコースではグングン登る人ばかりで追い抜かれてばかりでしたが、唯一笛を吹いている隙に一瞬だけ追い越しました。すぐにまた追い抜かれたけど...
ギンリョウソウは沢山見かけました
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ギンリョウソウは沢山見かけました
ユキザサ
ベニバナツクバネウツギ
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ベニバナツクバネウツギ
急傾斜で木の階段なども増えてきました
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急傾斜で木の階段なども増えてきました
鉄の階段も
ロープのある岩場
ロープのある岩場
ウラジロヨウラク
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ウラジロヨウラク
どこが大地獄か小地獄か分かりませんが、急傾斜の岩場を必死に登ります
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どこが大地獄か小地獄か分かりませんが、急傾斜の岩場を必死に登ります
ここはどう乗り越えるの?
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ここはどう乗り越えるの?
奥に千畳敷カールや宝剣岳が見えてきました
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奥に千畳敷カールや宝剣岳が見えてきました
カラマツソウ
キバナコマノツメ
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キバナコマノツメ
新緑の向こうに甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳
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新緑の向こうに甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳
下の方では花は落ちていましたが、上がるにつれイワカガミも咲き残っています
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下の方では花は落ちていましたが、上がるにつれイワカガミも咲き残っています
キバナコマノツメとイワカガミのコラボ
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キバナコマノツメとイワカガミのコラボ
木の橋やらステップやら階段などで登山道が作られています
木の橋やらステップやら階段などで登山道が作られています
ウラジロヨウラク
2
ウラジロヨウラク
クロウスゴの実
9:38 標高2400m付近、まだ稜線に出ませんが、花子さんに高山病らしき症状も出てきて、体力のことなども考えてここを私たちの到達点として記念撮影して引き返します
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9:38 標高2400m付近、まだ稜線に出ませんが、花子さんに高山病らしき症状も出てきて、体力のことなども考えてここを私たちの到達点として記念撮影して引き返します
休憩のため立ち止まると虫がたくさん集まってきて刺したりするので、歩きながらの行動食で昼食代わりにします。野菜(ミニトマトと胡瓜)と酢飯の混ぜご飯
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休憩のため立ち止まると虫がたくさん集まってきて刺したりするので、歩きながらの行動食で昼食代わりにします。野菜(ミニトマトと胡瓜)と酢飯の混ぜご飯
帰りも慎重に
マイヅルソウ
急斜面の鎖場、今度は下りていきますよ
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急斜面の鎖場、今度は下りていきますよ
岩場やヤセ尾根を越えて
岩場やヤセ尾根を越えて
ようやく危険個所が終わったようです
ようやく危険個所が終わったようです
11:34 マセナギを通過して遊歩道と登山道の分岐(尻無)。今度は左に登山道で下ってみます。
11:34 マセナギを通過して遊歩道と登山道の分岐(尻無)。今度は左に登山道で下ってみます。
こちらも軽快な山道
こちらも軽快な山道
ギンリョウソウもたくさん
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ギンリョウソウもたくさん
綺麗な広葉樹林帯
綺麗な広葉樹林帯
12:01 遊歩道に合流
12:01 遊歩道に合流
12:02 100mほどで池山小屋
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12:02 100mほどで池山小屋
水場もあります
中でトイレもお借りして今日はじめての休憩。虫もいなくて快適!コーヒータイム
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中でトイレもお借りして今日はじめての休憩。虫もいなくて快適!コーヒータイム
12:32 それでは今日のゴール池山を目指しましょう
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12:32 それでは今日のゴール池山を目指しましょう
12:40 一旦鞍部に下りて登り返すと...
12:40 一旦鞍部に下りて登り返すと...
12:45 山頂です。晴れてれば右に南アルプス、左に中央アルプス・北アルプスが望めます。
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12:45 山頂です。晴れてれば右に南アルプス、左に中央アルプス・北アルプスが望めます。
記念写真!
13:17 タカウチ場まで下りてきました
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13:17 タカウチ場まで下りてきました
コアジサイ
13:41 お疲れ様。林道終点駐車場に戻りました
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13:41 お疲れ様。林道終点駐車場に戻りました
オダマキの花が見守ってくれていたんですね
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オダマキの花が見守ってくれていたんですね

感想

 ずっと雨模様で『てんくら』C予報だった土曜日。前日までに次第にAに...特に太平洋側は雨雲が残るも長野方面は良さそう!ということで、前の日に急遽、空木岳に登ろう!と思い立った!!
 一昨年、昨年といろいろあって、このところ百名山ともご無沙汰。今年こそ北岳〜間ノ岳の3000mの稜線歩きに出かけたい、と思っていて、その前哨戦にしたいと考えていたのだが...
 しか〜し、結果的にはそれほど甘くはなかった...はじめから行ける所まで行ってどこからでも戻ってこようとは思って出発したのですがね。行程的には、コースタイム往復10時間程度なので、全行程12時間(朝5時発夕方5時着)くらいで考えて登り始めたのですが、やはりコースが延々と思えるほど長〜い。はじめは緩やかだった勾配も、大地獄・小地獄辺りではかなり急で岩場でも結構体力を使う。出会う人ほとんど若い感じの人やいかにも山の猛者みたいな人ばかりで、抜かされっぱなし...立ち止まると虫が押し寄せてきて休憩が思うように取れない。前夜の睡眠時間もあまりとれていなくて疲労が蓄積。高度が上がるにつれて手足に痺れを感じるなどの高山病っぽい症状も花子さんにあらわれだした...
 ペースとしては、コースタイムくらいをキープしていたので、そのままなら夕方明るいうちに帰れる予定だったが、帰路も無事下山できる体力を考えて、この日の到達点を標高2400m辺りとして稜線からの眺めを諦めて引き返すことにしました。
 その後はこの日のゴールを池山登山に変更して、行きには通らなかった尻無からの登山道コースから池山小屋を経て池山に行ってみた。池山小屋は雰囲気の良い場所にあり、トイレや板張りの室内など設備も良い。ベランダからの眺めもあって、水場もあり、素敵な所だった。この日の行程の中で一番の「ほっとスポット」だった。有難うございました。ささやかながら協力金も出させていただきましたョ
 さあ、体力つけて、体調万全にして今年の夏山に挑戦だぁ!!

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コメント

判断は正解ですよ
直さん、空木岳を目指したんだね。
花子さんのことを考えると(高山病)、無理して登るっても「山を楽しむ」から外れるもんな。うっかりしたらヘリ要請だがね。
池山とお花鑑賞でよかったですよ。
百名山以外に山はイッパイあるけん、体力と技量と花子さんと相談して楽しんでちょ〜よ。
寅はさ、体力不足で技量なしでカメ足で道間違いは得意なんよ
でも、山って楽しいです。
2019/7/7 22:44
Re: 判断は正解ですよ
寅さん、今晩は
コメント有難うございます
空木岳〜〜〜...山頂は遠かった〜〜〜〜
年々、体力も落ちていくのかなぁ...
でも、確かに無理は禁物!「山を楽しむ」
色んな楽しみ方を見つけて、これからも山に触れていきたいですね。
行きのマセナギで笛を吹いている人がいて、「ああそうだ、このところリコーダーをザックに入れてないなぁ」って思いました。寅さんがよく言ってくれるように機会があれば、また、山でリコーダーを楽しんだりもしたいなぁ
2019/7/7 23:13
オダマキ
inbsjさんご夫妻、こんばんは(^O^)
駐車場のおトイレでやはり奥様とすれ違ってました( ^ω^ )
とてもいいトレイルでしたが、長くて実はコンスタントに登っていて、細かなアップダウンもあって、タフなコースでしたね(;´д`)💦山頂ではヘロヘロで歩き回るのも億劫でした😵
歩くのに必死で、気がつかなかったお花がたくさんあったことに、inbsjさんのレコで気づきました!特に駐車場のオダマキ、見たかったです💦
気ばかり焦って歩いていると大切なものを見落とすんですね😱
我々も今年は北岳間ノ岳に行きたいと思っているので、またお会いするかもしれませんね(^O^)
鈴鹿もよく歩いてるので、またきっとどこかで(^O^)
2019/7/7 22:49
Re: オダマキ
mako_hattoさん、今晩は
やはり駐車場で一緒だったんですね。しかも山頂まで行って帰りの駐車場には途中撤退の私達より1時間近く早い!!何ということでしょう
出会う人出会う人、抜かされっぱなしで...
でも私達(高齢者)も、それなりに楽しみを見つけてゆっくりでも山登りを続けていきたいです
そう、今年は是非、北岳〜間ノ岳に行きたいと思ってます
花子さんは3000m級の高い所が苦手と言ってますが、どうなりますか?
北岳山荘でばったり....とか、あるかもしれませんね?
その時はヨロシク
それとも、まさか日帰り?
2019/7/7 23:32
山は逃げませんから〜
こんばんは、inbsj さん奥様。
このコースは登り始めの標高もそんなに高く無いので、
高山病が出ぬくいコースだと思ってたのですが、
そんな事無いみたいですね。
稜線へ出てからも結構大変ですし、
帰りの事も考えると今回の判断は私も正解だったと思います。
私も前にこのコースで高山病の症状が出ても無理やり登って、
すごく辛かった思い出が有ります。
山はやっぱり安全第一だと思っておりますし、
山は逃げませんから〜。
池山は良い所だったようですね、今度行く機会が有れば、
寄ってみたくなりました。
また体調の良い日にリベンジして下さいね。
2019/7/8 1:16
Re: 山は逃げませんから〜
mildpapaさん、お早うございます
今ちょうど、NHKのBSプレミアムで田中陽希の「グレートトラバース15min.最終回 利尻岳」の再放送を見てました!百名山一筆書き踏破達成目前に8合目半の避難小屋まで行って強風のため引き返したのですが...(私たちが利尻岳に行った時もそうでした)...「山は逃げませんから〜」と言って、次のわずかなチャンスをものにして山頂まで到達する感動のフィナーレでしたよ
甲斐駒ヶ岳の時は、やはり花子さんに高山病の症状が出て辛そうだったけど、荷物など置いて身軽にして何とか登り切ったこともあります
それもいい思い出です。今回もいい思い出。利尻の時もいい思い出。本当に「山は逃げませんから〜」ですね
2019/7/8 7:21
本格復帰ですね
お早うございます。
いよいよ本格復帰、おめでとうございます?️
狙いは北岳、羨ましいです。
お会いになったhattoズ夫妻80隊親くさせて貰ってます。
爽やかな若手のホープです、宜しくです。
80.81より
2019/7/8 8:56
Re: 本格復帰ですね
80.81さん、今晩は
コメントどうもです
この2年間ほどリハビリなど色々ありまして、軟弱登山が続いて体力低下著しいものがありますが...老体鞭打って(!!?)北岳〜間ノ岳の日本一の3000m稜線歩きをして日本一の富士山を見たいなぁと夫婦で夢を抱いている所です...実現性は?というと甚だ疑問の所も多々ありますがネ
空木岳では、「hattoズ夫妻」はじめ、そこにいる人たちみんな私たちにとっては『異様』でしたよ...若いし、逞しそうだし、足早そうだし(実際追い抜かれはすれ一人として追い越したりはできませんでしたよ...多分みんなコースタイムの0.5くらいなんじゃないかな)、「田中陽希かよっ!」って突っ込みを入れたくなる様な人たちばかりでした
2019/7/8 17:39
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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