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Yamareco

記録ID: 192159
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

田代-小無間小屋-大無間山

2012年05月18日(金) ~ 2012年05月19日(土)
 - 拍手
GPS
11:12
距離
18.0km
登り
2,185m
下り
2,175m

コースタイム

田代 1235-1257
登山届 1315
標高1020m位 1347-56
雷段 1405
標高1270m位 1440-50
小ピーク1402独標 1512
標高1560m位 1540-50
尾根合流点1690m 1605
小無間小屋 1624

小無間小屋 0434
P3 0503
P2 0526-34
P1 0548
小無間山 0640-50
唐松谷の頭 0709
中無間山 0727-38
大無間山 0843-58
中無間山 0948
唐松谷の頭 1014-22
小無間山 1035
小無間山-P1コル上 1109-14
P1 1125
P2 1132
P3 1156
小無間小屋 1219-40
尾根合流点1690m 1253
小ピーク1402独標 1320
標高1270m位 1330-40
雷段 1357
登山届 1421
田代 1438-50
天候 18,19共に晴れのち時々曇り。気温低めですがすがしい
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道189号(バスの通る道)は現在通行止。代替に県道27号線(口坂本温泉経由)だが、やや狭く、カーブミラーや待避所も少ない。
県道388号は例によって閑蔵で平日昼間は時間帯通行止。それから5/21より県道60号線は田代-井川間で時間帯通行止があり、
あと、小河内林道(井川湖東岸の林道)も全面通行止のようです。
コース状況/
危険箇所等
登山届は林道を横断した先。要注意箇所はP1と小無間山の間(特に下り)。
山頂20分程前から全面積雪だが目印も多く、さして問題はないと思います。
大日峠から大無間
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大日峠から大無間
登山道へ入る鳥居と、水場(名水の説明もあり)
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登山道へ入る鳥居と、水場(名水の説明もあり)
ミツバツツジ
イワカガミ。咲いていたのは多いがシロバナのみ
イワカガミ。咲いていたのは多いがシロバナのみ
小無間小屋のあるP4。テントも張れそう
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小無間小屋のあるP4。テントも張れそう
P4から大無間
P4からP3を見る
アカヤシオ
小無間西面のガレ
小無間西面のガレ
尾根南側のガレ
南ア南部の山々が見え始める
南ア南部の山々が見え始める
サクラソウ。このあたりだけで見えました。
サクラソウ。このあたりだけで見えました。
小無間東面のガレを上から見る
小無間東面のガレを上から見る
樹間から見えますが木々越しでもどかしい
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樹間から見えますが木々越しでもどかしい
山頂間近の展望点で富士山
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山頂間近の展望点で富士山
光と、遠くは中央アルプス
光と、遠くは中央アルプス
山頂は展望無し
深南部の山々
光と左奥池口岳?
南ア南部の山々
左から、聖、上河内、赤石?
3
左から、聖、上河内、赤石?
中央アルプス
白峰南嶺方面
唐松谷の頭から大無間。崩壊した場所に生えていたが辛うじて落ちるのを免れた木
唐松谷の頭から大無間。崩壊した場所に生えていたが辛うじて落ちるのを免れた木
小無間東面のガレを下から
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小無間東面のガレを下から
P2,3付近はアカヤシオ多い
P2,3付近はアカヤシオ多い
アカヤシオ

感想

18日は、下界は蒸し暑い日で、関東では雷雨・竜巻の警戒情報。静岡にも
雷雨注意報が出ていた。午後が悪いようなら登山口泊で翌日日帰りという心づもりで田代へ向かう。
しかし、大日峠にくると空気がひんやりして乾燥して風があり、
雲の流れも速いことから、夕立の懸念はなさそう。
街道沿いの「てしゃまんくの里」に駐車。特に案内標識はないが、街道の
一本山側の道を進み、鳥居をくぐって登っていく。林道と交差したあとに
登山届けがある。最初杉、檜の林の中の急登。
5lも背負った水が重いせいもあるが、涼しい割に体調が悪い感じ。
ようやく調子が出てきたのは3ピッチ目位。
最初、ミツバツツジが若干見え、1400m付近からシロバナのイワカガミが
咲いている。普通の赤いのは概ね小屋より上にあり、咲いているものは
なかったから、どう見ても種類が違うと思わざるを得ない。
小無間小屋のあるP4からまともに見えるのが大無間山だが、すごく遠く感じる。
小無間小屋はトタン張りで見た目は冴えないが、独り占めして過ごすには
まずまず快適。天水の溜め水、ペットボトルに残された水もあり、煮沸すれば
何とか使えるだろう。au携帯も粘れば通じる。翌日の天気は好天の予報。

19日。少し冷え込んだ朝、4時半過ぎに出発。快晴に近い。
アカヤシオなどの出迎えを受けながらP3、P2、P1とすすむ。
ピークとコルの標高差が大きく、このあたりは体力勝負。
P1から小無間山は小無間山東面のガレの浸食が凄まじい。
笊ヶ岳や富士山も一時見えて来るが、小無間山では展望無し。
右側に聖などが見えてくるが、ずっと木の間越しでもどかしい。
唐松谷の頭からは大無間山がよく見える。ここも足下の浸食がすごい。
中無間(2109P)も展望無く、下った舟窪状のあたりは残雪が多いが問題ない。
30分くらい行くと、やっと待望の展望に恵まれる。待ちに待っただけ有って素晴らしい。
ところで、小無間山から大無間山にかけては、足下にはイワカガミの葉っぱが多い。
これが全部咲いたらすごいことになりそうだ、
山頂20分手前位からほぼ全面的に積雪になるが、目印もそこそこ有り、傾斜も緩いので
問題ない。8:43山頂着。
帰路、唐松谷の頭付近で2人と、P2前後で数人とすれ違ったが、
日帰りの人の比率が割に多いようだ。

それにしても、帰路の小無間山のガレ場は恐ろしげであり、登山道が無く
なるのもそれほど先のことではないような気がする。
鋸歯のピークを朝と逆に進んで昼過ぎに小屋着。大無間山頂にはガスが
掛かってきたようだ。
重くなった荷物を背負って下りに掛かる。登りと同様、涼しい割に体調が悪い感じ。
まあ、重い荷物を背負うこと自体が久しぶりだということもあるだろう。

ともあれ、14時半過ぎに車到着。2日目は丁度10時間。トータル13時間半だから
日帰り可能だったかもしれない。
しかし、涼しい一日だったというのは割り引く必要があるし、疲れの出た状態で
小無間山のガレの縁を下ることも考慮に入れなければならない。
日帰りするとすれば、私にとってはかなり厳しかった山だと思う。

その他咲いていた花は、コミヤマカタバミ(小無間小屋)、ギンリョウソウ(登山口)。

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コメント

こんばんわ
山頂の雪が綺麗になくなっていますね!
わずか2週間でこんなに変わるもんなんですね。
山は夏に近づきつつありますね。。。

お疲れ様でした。
2012/5/22 17:14
参考にせず正解?
山頂の空き地の廻りの樹林部分には結構雪が有りました。
もう少し後のイワカガミの咲く季節も良さそうです。
それにしても、往復8時間半とは...。
山行前にriCさんの記録を見て、これなら日帰りできるかな?
と思ったのですが、思いとどまって良かったと思いました。
こんなペースでも、月曜あたりまで疲労を残しましたので(笑)。
これからもよろしくお願いします。
2012/5/23 21:31
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