雲取山 〜奥多摩駅から石尾根で日帰りピストンのはずが〜
- GPS
- 13:07
- 距離
- 36.1km
- 登り
- 2,724m
- 下り
- 2,446m
コースタイム
ー9:36七ッ石山ー10:54鷹ノ巣山の水場11:00ー13:06峰谷バス停
天候 | 往路は曇り。 復路はすっきりしない晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
立川→青梅→奥多摩駅23:47着。 駅構内のコインロッカーに着替え等を預け0時ジャスト スタート。 帰路:西東京バス峰谷バス停13:25→奥多摩駅14:02 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【奥多摩駅〜六ッ石山の先の鷹ノ巣山分岐標柱】 改札を出て、左に進み、橋を渡り、タイムズマートの脇を上ると林道に出ます。 そこから、ヘッデンの灯りをたよりに、標識を気にしながら進めば、鷹ノ巣山分岐標柱まで、無難に辿り着くことができました。 【六ッ石山の先の鷹ノ巣山分岐標柱〜水根山】 この分岐標柱で、道の選択に迷いました。 ‘擦覆蠅裏は鷹ノ巣山 熱海(石尾根縦走路) 右斜めに進む→は鷹ノ巣山(尾根筋) こんな感じの記載だったと思います。 どちらも鷹ノ巣山へ行けるけど、熱海と、もう1箇所地名が記されていたので、尾根筋を選択しました。 結果的には、頭に描いていた道で、鷹ノ巣山へ行くことができてよかったのですが、ヘッデンの暗闇の中、道を見失ったり、行き止まったりして、タイムロスしました。 おそらく、明るければ、何てことない道かと思われます。 でも、この区間は、暗闇の中で、踏み跡が不明瞭なことに加え、一部急登もあり、苦戦しました。 【水根山〜雲取山山頂】 夜が明けると、こんなに楽に歩けるのかと、つくづく思いました。 七ッ石山への途中、崩落地のトラバースで、慎重に歩かなくてはいけない箇所がありますが、その他は歩き易い、いい道です。 【(復路)鷹ノ巣山水場〜峰谷バス停】 復路は鷹ノ巣山を巻いて奥多摩駅まで歩く計画でしたが、水場へ寄ってしまったことが、峰谷へ下ってしまうきっかけになってしまいました(泣) 往路にその分岐を確認したにもかかわらず、水場で一息入れ、さあ、避難小屋まで戻ろうと途中まで進んだのですが、「え〜、また来た道を戻るんですか〜」という声に、地図を広げると、「うん、このまま巻き道がつながっているから大丈夫」なんてことになってしまった次第です。 後で、山と高原地図「奥多摩」を目を凝らして見ると、巻き道と峰谷の赤線は赤線1本分もない程度のすき間が空いてました(驚) ナイトハイクの疲れと、年のせいかなぁ(泣) この区間はブナの林が美しかったり、急傾斜の杉林があったり、最後はバス停まで舗装路歩きがあったり、玉石混交といったところです。 雲取山へは、鴨沢コースの方が、整備が行き届いていて歩き易いように思えました。 |
写真
感想
「雲取山に連れて行って下さい!」
職場のY-chanのこの一言から、雲取山のルート研究が始まりました。
Y-chanは、八ヶ岳や秩父七峰42劼覆鋲厩圓靴深太咾如△修竜嗄呂亙ってます。
今回はもう一人、某有名バスケ部で鍛え上げられた新人G-chanも、意気揚々と「僕も行きたいなぁ」ということで、同行することになりなりました。
G-chanは、初めての登山ということで、靴だけ買って、あとはザック、ヘッデン等、貸せるものは貸して、急ごしらえで参戦です。
雲取山は鴨沢から登ったことがあるので、個人的には同じコースは避けたかったのと、車は同じ職場で何かあってもいけないので、車は使用しないということが条件で検討しました。
親子ほどの年齢差のある、元気あり余っている若者と行くなら、この際、ロングコースにチャレンジしたいと思いました。
でも、電車だと、始発で出かけても、奥多摩駅着は7時半頃なので、それからバスでは、鴨沢コースでも、いっぱいいっぱいなので、却下。
長沢背稜、行きたいなぁ、なんて、じっくり地図を見ても、うまい案が浮かびませんでした。
ロングハイクは、時間的に余裕がなくてはいけないし。
あぁ、そうか、ナイトハイクがあるじゃん!
コースは、長大ですが、緩やかな傾斜が続き、ナイトハイクでも安全な石尾根コースに、文句なしに決定。
エスケープルートは鴨沢へ下山。
ということで、仕事終了後、数時間の仮眠をとって、3駅乗り継ぎ、2時間半かけて奥多摩駅に23時47分到着ということになりました。
同じ都内なのに、奥多摩駅は、遠いなぁというのが実感。
0時ジャスト、ヘッデンつけてスタート。
もちろん他に登山者はいません。
一人だとナイトハイクは心細いものですが、3人よれば文殊の知恵じゃないですが、鷹ノ巣山への尾根筋で、踏み跡が不明瞭で迷った場面も、心強かったです。
暗いうちは歩きづらく、テンションも上がらなかったため、鷹ノ巣山でご来光(4:30頃)を迎え、朝食をとるプランは叶いませんでした。
逆に、夜が明けてからの鷹ノ巣山から七ッ石山までは快調に飛ばし、遅れを補って余りあるほど、時間を取り戻して山頂に7時38分に到着できました。
連れの二人も登りが現れる度に、不平不満をもらしつつも、無事雲取山に到着できました。
たっぷり休憩し、お腹も満たしたところで、問題の下山ルートについて話し合いました。
連れの二人は、鴨沢への下山をアピール。
じゃあ、まずは七ッ石山まで行ったところで、決めようと、うまく結論を先送りして、下山開始しました。
二人は言葉とは裏腹に若さゆえか、あっという間に七ッ石山に着いてしまいました。
三人は、皆、会話も弾み、元気いっぱいなので、迷うことなく、予定通り奥多摩駅へもどることになりました。
そして、鷹ノ巣山の水場に10:55到着。
コースタイムは奥多摩駅まで、3時間50分。
復路は鷹ノ巣山山頂は巻いて行くので、14時には予定通り到着できそうな勢いがありました。
ところが、この水場で魔がさしてしまいました。
水場で力水を得たのち、「さあ、戻るぞ」と言ったところ、「えー、またこの道を戻るんですか?このまま下って行けないんですか?」
このやりとりで、地図を広げたところ、水場から巻き道と峰谷への道が重なって見え、「うん、行ける行ける」となってしまいました。
結果、ルートミスに気づいた時は、後の祭りで、峰谷へ下山する羽目になってしまいました(泣)
「この時間、峰谷にバスは来ないかも」と伐採作業の方に言われ、祈るような気持ちで13時7分バス停に到着すると、一日3便のバスしかない中で、13時25分にバスがありました。
何という幸運!
次は2時間後でした(汗)
水場から先の石尾根は、緩やかな傾斜なので、峰谷へ下山するよりかえって楽だったんじゃないか、なんて負け惜しみを言いつつも、バスに乗れた幸運とロングコースで雲取山へ登れた満足感に酔いしれながら、zzz。
翌日は三人とも、筋肉痛はあったものの、仕事も順調にこなすことができました。
何だ、まだ余裕があったんだなぁ。
今度行く時は、じゃあ、雲取山を基準に考えることにするよ(笑)
石尾根ピストンは結構ハードですよね。
しかも午前0時スタート。
私も日帰り狙いのロングでは0時スタートをよくやっていましたが、夜間は登山口での迷いや踏み跡ロストはしょっちゅうです。
昼間は先が見えているので踏み跡を外すことも無いのですが、夜間は1m外すと道が分からなくなりますからね。
でも3人でそれも楽しんだのでしょうね。
お疲れ様でした。
こんにちは、satoyamaさん。
ナイトハイクお疲れ様でした。
若者相手にロングを見事こなされましたね
上手い具合にバスもあり良かったですね
明け方の富士山も拝まれて良い一日でしたね。
これから日を追うごとに暑くなって来ますし、ナイトハイクには良い季節ですね!
それだとアルプスでも行けちゃいますか
夏山が楽しみですね
satoyamaさん、こんにちは!
どうしちゃったんですか〜??
ナイトハイクだなんて!
凄い ロングお疲れ様でした!
今後の縦走に向けてのトレーニング
なにしろお疲れ様でした!
fall
コメントありがとうございます。
>夜間は登山口での迷いや踏み跡ロストはしょっちゅうです
MATSUさんでも、そうなんですか
申し訳ないですが、何だかちょっと安心しちゃいますね
ナイトハイクは、やはり気をつかいますね。
その分、所要時間も長めに見積もらないといけませんね。
逆に、夜が明けると、明るいってことのありがたさを痛感し、
テンション上がるとともにスピードも上がりますね
石尾根ピストンは叶いませんでしたが、基本緩やかで歩きやすい尾根を満喫できました
kuniyanさん、こんばんは。
バスが1日3本には焦りましたが、待たずに乗れてほんとラッキーでした
鴨沢のバスの時刻表はメモってましたが、まさか峰谷に下りちゃうとは
今回はナイトハイクでも眠くならず、快調でした
電車は2時間半かかったのですが、車より楽なのかもしれません。
北アですか?
黒部五郎をリベンジしないといけませんかね
fallさん、こんばんは。
どうせ野郎3人で行くなら、カミサンとではできないことをこの際、やっちゃおうかと
ナイトハイクは基本苦手なんですが、今回は電車で行ったこともあってか、体調はよくて助かりました
石尾根は緩やかで歩きやすい登山道なので、ロングの割に疲れにくい、いい道でした
トレーニング? まだまだですよ
カミサンと空木岳のレコを拝見しましたが、うちはもうちょっと雪が少なくなってからになりそうです
satoyamaさん、おはよう御座います^^
ジックリ拝見させて貰いました〜
それにしても皆さん凄いですね!日頃から継続的な体力づくりをされているのでしょうね ナイトハイクで36km 驚きの距離ですよ!
satoyamaさんも完全復活の兆しで嬉しいばかりです 照準はどこに向いているのでしょう
ロングハイクお疲れ様でした
sanpoさん、こんばんは。
力あり余っている若者なんですよ。
ある意味、うらやましい限りです
照準はsanpoさんと同じなのかもしれませんが、私は他の方との比較ではなく、
自分のレベルを確認するためのもので、今年はどの位なのかなという程度です
でも、目標を持つだけで、できるできないは別として、モチベーションは上がりますね
satoyamaさん、こんばんは
まさか1日違いで浅間尾根なんて…昨日の事の様に写真を拝見しちゃいました(^^)
鷹ノ巣のあの分岐、分かりづらいですよね…。間違う方が多いと思います
奥多摩駅〜雲取山のピストン、 ヒェ〜って感じです。
いきなり石尾根を登りに使うお二人は将来有望ですね。
次回もナイトハイクでロングが出来そうな勢いです
そして、その若者以上にタフなsatoyamaさん
素晴らしい〜
pippiさん、こんにちは。
pippiさんのレコにもコメしましたが、その先さらに峰谷橋まで舗装路を歩かれた
pippiさんの方が、格段に素晴らしいですよ
掛け値なしに、鷹ノ巣避難小屋からは、石尾根(巻き道)で奥多摩駅の方が、
峰谷橋まで下るより、足に優しいと思います
赤指尾根、とても参考になりました
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