櫛形山 ガスガスでしたが、お花と原生林を楽しめました！

2019年07月13日(土) [日帰り]

• GPS: 04:03
• 距離: 10.0km
• 登り: 644m
• 下り: 643m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:37
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:03

10:52 池ノ茶屋登山口
11:13 11:15 北岳展望デッキ
11:29 休憩所
11:42 11:44 もみじ沢
12:08 裸山のコル
12:54 アヤメ平避難小屋
12:57 アヤメ平
13:21 13:40 裸山
14:14 14:17 櫛形山（最高点）
14:29 櫛形山
14:54 池ノ茶屋登山口
14:55 ゴール地点

10：50 池ノ茶屋登山口発
11：15 北岳展望台
11：40 モミジ沢
12：10 裸山のコル
12：55 アヤメ平
13：20 裸山（約20分休憩）
14：15 櫛形山
14：55 池ノ茶屋登山口着

※写真撮影が多く、コースタイムは参考までに

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

池ノ茶屋口の無料駐車場を利用
駐車場と路肩等で約20台駐車可能

池ノ茶屋口までは、中部縦貫自動車道の増穂ICから約30分
案内板の「櫛形山」、「丸山林道」、「池ノ茶屋」の看板を目指していけば到着できます（笑）

丸山林道は狭い箇所はあるものの全面舗装され、整備も行われているので比較的安全に登ることができる
対向車が来た場合は、大人しく譲り合いましょう！

コース状況／危険箇所等

【コース全体】
整備されていて危険箇所なし
各所に案内板もあるため道迷いの心配もない
各所に植物保全の防護柵があるので、扉の開け締めはキッチリしましょう

【池ノ茶屋登山口〜北岳展望台〜モミジ沢〜アヤメ平】
整備された登山道、足元は基本フカフカで歩きやすい
モミジ沢のアップダウンは標高差は大きくないもののそこそこの急坂
全体は針葉樹のコースだが、モミジ沢あたりだけ広葉樹林
アヤメ平は木道が整備されている

【アヤメ平〜裸山〜櫛形山〜池ノ茶屋登山口】
こちらのコースは原生林が多く、立派な針葉樹に圧倒される
アップダウンも全体的に小さいが、櫛形山から登山口までは標高差が200mぐらいの急坂
いくつか分岐があるので、自信のない方は地図必携

【この時期のお花】
アヤメ：アヤメ平は数が少なめ、避難小屋付近は見頃、裸山付近は一番数が多くて見頃！
ヤマオダマキ：裸山が量が多くて見頃、その他コース脇にチョコチョコ
その他、初夏の花は終了気味で夏の花に切り替わり中
シロバナヘビイチゴは各所で見られ、グンナイフウロも見頃、テガタチドリとキンポウゲはアヤメ平のみ、その他カラマツソウなどが見られた
アザミは準備中（笑）

その他周辺情報

【トイレ】
登山口にトイレあり

【売店】
なし、林道でも入手不可のため富士川町内で入手する必要あり

【入浴施設】
富士川町内に何軒かある
今回は、かじかの湯を利用した

写真

7/13 10:08

丸山林道を上がっている途中でニャンコ富士
この日唯一富士山が見えました

7/13 10:52

池ノ茶屋登山口
着いた時には満車でしたが、下山の方と入れ違いで停められました

7/13 10:53

登山口から出発
11時前にスタートする登山は久しぶり（笑）

7/13 10:54

今回は時計回り周回で

7/13 10:59

シロバナヘビイチゴかな
葉が違うような。。。？

7/13 11:00

序盤は静かなハイキングコース

7/13 11:02

オオヤマフスマでしょうか？
あちこち咲いてました

7/13 11:02

これはシロバナヘビイチゴでOK！

7/13 11:05

おお〜
キバナノヤマオダマキですよ！

7/13 11:07

南アルプス方面は全く視界なく。。。

7/13 11:14

とぼとぼ北岳展望台へ

7/13 11:14

北岳展望台
北岳から鳳凰岳、八ヶ岳まで見えるようですが。。。

7/13 11:15

残念！
心の眼で見ました（笑）

7/13 11:16

このあたりはシダまつり

7/13 11:25

コバイケイソウとシダの競演

7/13 11:37

モミジ沢への急坂
木段はとてもスリッピー

7/13 11:42

キノコまつり

7/13 11:46

モミジ沢
このあたりだけ広葉樹林

7/13 11:46

足元はコバイケイソウまつり

7/13 11:48

ヌメヌメで毒々しい

7/13 12:04

かわいい

7/13 12:09

裸山のコル
このあたりからフラフラしてきた

7/13 12:10

とろろ昆布まつり！
ここもサルオガセが多い

7/13 12:27

こんな苔もあちこちに

7/13 12:32

風情がありますね

7/13 12:41

アヤメ平に到着

7/13 12:41

木道に滑り止めがあって歩きやすい

7/13 12:42

グンナイフウロ
これを撮影するのにスクワット連続したら酸欠状態に

7/13 12:42

ミヤマキンポウゲ

7/13 12:43

キバナノヤマオダマキもあちこちに

7/13 12:44

テガタチドリも
肝心のアヤメの姿は皆無

7/13 12:44

これはなんという花でしょうか？
一輪だけ咲いてました

7/13 12:45

木道を歩きながらアヤメを探していると。。。

7/13 12:46

なんとピンぼけ！（笑）

7/13 12:47

グンナイフウロ
みんなあっち向いてホイしてました

7/13 12:47

グンナイフウロの蕾

7/13 12:49

全滅という話もありましたが、アヤメ平でも咲いてました

7/13 12:50

オオヤマフスマでしょうか？

7/13 12:51

スミレさんも残っていました

7/13 12:54

アヤメ平の避難小屋

7/13 12:55

アヤメもポツポツと

7/13 12:56

アヤメ平を抜けて裸山へ

7/13 12:57

シーズン初のカラマツソウ

7/13 13:09

切り株と苔
原生林の雰囲気

7/13 13:20

裸山のアヤメ

7/13 13:20

こちらの方が数が多い

7/13 13:26

裸山に到着

7/13 13:27

櫛形山山頂方向に流れる雲
この後小雨に

7/13 13:38

ここは一番良かったかな

7/13 13:38

ワラワラワラワラ

7/13 13:38

良いですなぁ

7/13 13:40

写真では分かりづらいですが保護柵の中はアヤメがたくさん
保護されている方に御礼申し上げます

7/13 13:41

こちらはヤマオダマキ
花弁の紫

7/13 13:41

アヤメとヤマオダマキの競演

7/13 13:41

ゆっくりと堪能できました

7/13 13:49

原生林の森は立派な木々がいっぱい

7/13 13:51

トゲトゲの葉っぱ

7/13 13:53

コメツガ？
良い香りがしていました

7/13 13:54

立派な木
着物を羽織っているみたい（笑）

7/13 14:03

気持ち良い木々の間を抜けていくと

7/13 14:15

櫛形山山頂に到着
なぜかピンボケ（泣）

7/13 14:15

ガスとピンボケで風情のある。。。（笑）

7/13 14:30

登り返して最高点にとうちゃこ

7/13 14:32

ヤツがいた

7/13 14:32

ギンリョウソウですな

7/13 14:37

さて登山口に戻っていきます
立派なダケカンバ

7/13 14:43

保護柵が何箇所か
お花を育成中とのこと

7/13 14:52

カラマツソウ

7/13 14:54

立派なヤツ

7/13 14:55

最後の保護柵

7/13 14:55

無事に帰ってきました

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

ふと

三連休初日ですが、天候が比較的良いのはこの日で、日曜・月曜は読み切れない予報でした
仕方なく移動日を兼ねて、アヤメ見物とお気楽ハイクできそうな櫛形山に行ってきました

この日は予報どおりで、標高1,900m以上はガスが多く、当然眺望はありません
北岳も間ノ岳も富士山も見えず、ちとしょぼーん
逆に針葉樹林は鬱蒼とした感じもあり、陽射しがないのでその分気温も低めで心地よく歩けました

コースは細かいアップダウンがあるものの整備が行き届いていて気持ちよい感じ
お花は季節柄少し少なめでしたが、お目当てのアヤメとヤマオダマキを見れて大満足
肝心のアヤメですがアヤメ平は少なめでしたが、その分他の色々なお花を楽しめました
裸山の保護柵内には多くのアヤメとヤマオダマキが見頃
夏のお花はこれからのようで、こちらも楽しそうです

ただ、この日は寝不足な上、高度順応もできていないせいか、撮影スクワットの連続で酸欠状態になってフラフラに
後半は、とても辛くなってしまいました（爆）

今まで櫛形山を意識することはなかったのですが、麓から見上げると南アルプスの前衛的な立ち位置でどしんとした山容をしており、とても好きな山になりました
天気の良い日やお花の時期、紅葉の時期にも楽しめそうなので、心の再訪リストにリストアップしておきました（笑）