記録ID: 1926442
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ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
蓮華岳(富山百山 92座目)
2019年07月13日(土) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,621m
- 下り
- 1,620m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:23
トレースは手書きと自動作成が混在しています。往路のサブルートは自動作成にないので本道ルートにしてあります。
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
糸魚川方面からのアクセスです。国道148号を木崎湖入口まで来たら右折して道なりに行き西原交差点(ファミリーマートがあります)で右折して県道45号(大町アルペンライン)へ入ります。そのまま道なりに行き、緑のトラス橋(柏原新道登山口)を過ぎてスノーシェッド途中を左折し、扇沢の大町市市営駐車場に入ります(無料)。 前日の夜9時前に到着したところ、かなり余裕があり、突き当り近くの良い場所へ止めることができました。 車中泊の場合、トイレは第一駐車場(12時間1000円)内のものを利用します(夜間の道中は要ヘッデン)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
当日の状況です。大沢小屋まで往路はサブルート、復路は本道を利用しました。 登山届ボックスは登山口にあります(普通の時間帯なら脇の登山指導所に提出だと思います)。 登山道をしばらく歩けば舗装道路に突き当たります。 堤の上を降りていき少しだけ舗装道路を歩き次の堤の左側に回り込んで登山道に入ります。次に出くわす舗装道路、正面に「登山道」の看板があり本道はこちら(舗装道路を横断)なのですがサブルートは左折して舗装道路を少し行きます。すると左に未舗装の立派な林道がありますのでこちらを行きます(標識などはありません)。 あとはこの林道を道なりに行きます。途中、ヘアピンを切っている箇所で歩行者用の近道があります(短い区間ですが)。 林道は終点で車が通れないほどに狭まり、登山道になります。そのまま登山道へ行くと堰堤にハシゴが架かっていますのでそれを登りさらに行きます。途中、沢を渡りますが歩行者用の橋が架かっています。しばらく歩けば本道に合流して、すぐに大沢小屋です。 大沢小屋から雪渓取りつきまでの間にちょっと気を遣う岩場トラバースがあります。ロープがかけられています。雪渓取りつき直前に沢がありますが生水であることと上部に赤沢岳、鳴沢岳の登山道があることを加味して自己責任にて・・・。 雪渓取りつきからアイゼンを装着する場合、雪が切れて夏道をを歩くわずかな区間(20mほど)を除いて針ノ木峠まで雪はつながっていますので峠まで通しでアイゼン歩行可能だと思います。 雪渓には鯉のぼりの道標があります。 上部へ行くと左右から雪渓が合流してきていますが間違いの方にはロープでバリケードがしてあるのでルート間違いは避けられると思います。 雪渓は基本的に上部へ行くほど傾斜がきつくなる(特に峠直下)ので、最初の夏道露出箇所(進行方向左側)からアイゼンを脱いで夏道を選択しても良いかもしれません。その場合、夏道が右側へ移動するときに雪渓を1回横断します。その箇所はトレースがしっかりしているので慎重に行けば問題ないかと思います。 峠から蓮華岳まではいかにも北アルプスらしい登山道です。 帰路、大沢小屋からは本道を利用しました。 この場合のイベントは、赤沢横断(渡渉あり)、沢横断(涸れ沢)、ブナ林、鳴沢横断(涸れ沢)、湧水の沢横断、舗装路に出たら右折20m再び登山道、舗装路横断、岩石露出地帯横断、舗装路横断して往路に合流という順番です。 |
写真
装備
備考 | ・夏場の車中泊セットは毛布、マット、アイマスク、空気枕なのですが、去年より涼しいのでダウンジャケットも加えたところこれが当たりでした。夜中に寒さで目を覚まし、ダウンを着てまた眠ることができました。 ・飲料水は2.5リットル用意しました。水2.5リットル。スポーツドリンクに粉飴を溶かしたもの500ミリリットルで水1リットルほど余りました。 ・少なくともストック等の支持具は必携。アイゼンは技量に応じてだと思います(帰路、峠からツボ足で雪渓下降はさすがに無謀だと思います)。自分は滑り止め程度のX型アイゼンを持参して往路は通しで峠まで装着。復路は峠からこのアイゼンで(訓練を兼ねて)雪渓を降りようとしましたが急斜面に足を踏み入れた途端にヘタレました。アイゼンを外し、夏道を最大限利用してその後はツボ足(+ストック)で雪渓を降りました。 |
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感想
この連休は1泊で蓮華岳を含めて針ノ木峠から針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳・・・と回って柏原新道を降りてくる周回コースを狙っていました。天気予報では初日だけがなんとかそこそこの天気でそのあとはダメです。なので今回は蓮華岳のみの日帰り往復にしました。眺望は諦め、メインはコマクサを見て、運が良ければ雷鳥も見れるかな、という山旅です。
雷鳥には出会えませんでしたが、白いコマクサやちょっとした眺望に恵まれて結果は上々でした。
但し、大きな反省点が一つ。帰路の雪渓横夏道(下部右岸側の夏道だったと思います)で落石を発生させてしまい、下から登ってきていた登山者の足元すれすれを転がっていきました。夏道が現れたばかりというコンディションを失念していたことと、幾分気がせいていたことが理由かと思います。多分、今回のミスは「避けることのできた」ものだと思います。今後気をつけたいです。
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