86.日光白根山「雨に漕ぎ出そう」山頂駅〜山頂ピストン
- GPS
- 04:53
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 598m
- 下り
- 601m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:49
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
毎日アルペン号 日光白根山・男体山(往復)を利用。 竹橋駅(毎日新聞社、西口玄関ロビー)2230発 14日 丸沼高原 0330着 その後、日光白根山ロープウェイが始まるまでシャレー丸沼の大広間で仮眠出来る 復路は 丸沼高原 1615発 新宿西口 2000着 オプションで日光白根山ロープウェイ往復乗車券と座禅温泉入浴券も付けられる。 以上しめて13900円 也 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はなし。 |
その他周辺情報 | ロープウェイ乗り場に、コインロッカーあり。一回300円 朝来た時にレストランがあるなと思ったら、そこは冬季のスキー客用らしくて閉店中だった。食事は少し離れたレストランがあるのだが、14日昼当時は雨がひどくて行く気になれなかった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
スマートフォン
時計
タオル
手ぬぐい
ツェルト
ストック
カメラ
三脚
自撮棒
充電器
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感想
第86座 「雨に漕ぎ出そう」
前の皇海山登山より二ヶ月が経過した。クルマの車検も自動車保険の支払いも終了した。その間に今年の登山スケジュールを見直しをした。目標のひとつに掲げていた「関東エリアの百名山を全て登る」を諦めることにした。いずれにせよ、今年に入ってからの登山を鑑みて組み直したつもりだ。
前日である13日の昼行便の高速バスで上京して、「毎日アルペン号 日光白根山、男体山」で日光白根山に向かうことにした。往路は夜行便の上に夜中に到着後、宿泊施設のシャレー丸沼の大広間でロープウェイ始発まで仮眠が取れるので、丸沼高原のペンションで一泊するより安く抑えられると思って予約した。集合場所である毎日新聞、西口玄関ロビーにたどり着くまで、歩き回ったが何とか着いた。徐々に登山姿の人が集まって来て、
「ああ、ここで良かったんだ」
と安堵した。
22時30分、バス出発。中型バスで乗客は大体20人前後? この頃になると雨が降り始めて、丸沼高原に着いても、ロープウェイは運休になるのではないか? と思えるほど激しく降っていた。僕はバスの中でも全く眠れず(眠れないと割り切っていたが)3時30分頃に丸沼高原に着いた。
宿泊施設のシャレー丸沼の男女別に分かれた大広間で仮眠を取るのだが、僕はここで少しながら眠ることが出来た。6時頃になると他の登山者も準備を始めたので、僕も準備を始めた。
14日、雨は降り続いていた。雨の中での登山は2015年8月下旬の南アルプスの塩見岳以来となる。久々に雨具を着て登山となるが、雨の登山を少しでも楽しもうと思いながら、ロープウェイ乗り場に向かった。
ロープウェイのゴンドラが次々と山頂駅に向かって上がっていくのを見て、
「ああ、今日はやるんだな」
と思った。ロープウェイ乗り場にあるコインロッカーに登山で使わないものを入れて、ロープウェイに乗り込んだ。小さなゴンドラに一人乗って景色を眺めたのだが、霧でほとんど何も見えなかった。
山頂駅に着くと、庭園みたいになっており、コマクサがところどころで咲いていた。
8時、ここから登山開始である。
二荒山神社の鳥居をくぐって、本殿で安全登山を祈願。鹿除けの鉄扉を開けて登山開始だ。序盤は平坦な感じで進んで行った。僕の腕時計の高度計が2100メートルになったあたりで、傾斜がきつくなった。慣れない雨の中での登山なので、雨具が蒸れる、ポールを使っているので、時々、腕を上に上げると冷たい水が腋を通って下に流れるので、それが不快だった。それでも、雨に濡れた葉っぱの瑞々しさを見ながら登って行こうと思った。
森林限界を越えれば、チングルマやイワカガミなどが咲くお花畑を通った。しかし、霧が濃いために前を先行している登山者の隊列が霞んでしまうほどだった。山頂まで0.2kmと書かれた道標を通り過ぎて、一旦降って鞍部からこれから登るピークこそが山頂なんだなと思った。
10時40分頃に山頂に到着。雨が降っている、霧で何も見えない状態なので、山頂に留まっているのは女性登山者と僕しかいなかった。僕は彼女に山頂での写真を撮って頂いて、下山することにした。当初の予定では座禅山に向かって北上して七色平を通って下山する予定だったが、霧で見通しが立たないことと、急坂の岩場が続くため雨の中では危険と感じて、来た道と同じルートをたどって下山することにした。
大日如来の祠付近の分岐に到着。ここまで来れば山頂駅まで約1キロだ。足のケイレンもなく、いい感じで登山が出来たと思った。12時50分、山頂駅に到着。今回は雨が降って景色が見られなかったが、無事に登山を終えることが出来て良かったと思う。ロープウェイで降りて、敷地内の座禅温泉で入浴。今まで冷たい思いをしてきたので温泉の温かさに癒される感じがした。
16時15分、復路の登山バスに乗って、丸沼高原を後にして、20時頃に新宿に到着。首尾良く新幹線が走っている時に間に合うことが出来て、その日のうちに愛知県の僕の自宅に着くことが出来た。
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