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Yamareco

記録ID: 192809
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

雲取山(鴨沢→三峰)

2012年05月19日(土) ~ 2012年05月20日(日)
 - 拍手
motch その他3人
GPS
27:00
距離
20.9km
登り
2,050m
下り
1,535m

コースタイム

時間  場所
=====電車=====
0705 立川発 奥多摩行(4両編成)
0828 奥多摩着
=====バス=====
0835 奥多摩駅 バス停2番乗り場 鴨沢西行
0909 鴨沢、その後登山スタート

累計時間 区間時間 時刻     場所
=====5/19=====
 0:00  0:00  0940     鴨沢バス停(入山)
 0:25  0:25  1005     小袖乗越
 1:00  0:35  1040〜1050  1050m付近
 1:35  0:35  1125〜1132  堂所手前付近
 2:14  0:39  1211〜1219  1350m付近
 2:53  0:39  1258〜1321  七ツ石小屋(中休止、昼食)
 3:34  0:41  1402〜1407  七ツ石山
 4:23  0:49  1456     奥多摩小屋
 4:50  0:27  1523〜1533  小雲取山手前1870m付近
 5:01  0:11  1544     小雲取山
 5:25  0:24  1608〜1632  雲取山
 5:53  0:28  1700     雲取山荘(小屋泊)
=====5/20=====
 0:00  0:00  0709     雲取山荘
 1:15  1:15  0826〜0842  白岩山
 1:37  0:22  0905〜0915  旧白岩小屋
 1:57  0:20  0935     前白岩山
 2:52  0:55  1030〜1054  お清平(中休止、軽食)
 3:10  0:18  1112〜1116  霧藻ヶ峰
 4:29  1:19  1235     三峰神社駐車場上の鳥居(下山)
天候 5/19 晴のち曇
5/20 雲のち晴
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】
奥多摩駅からバス

0828 奥多摩駅着
※4両編成の列車の場合、奥多摩駅ホームでは右側のドアが開く
前から2両目の、前から2番目のドアと3番目のドアが出口階段に最寄。
降車にもたつくと、大混雑になってバスの乗車が遅れるので、要注意。

0835 奥多摩駅発 鴨沢西行
0909 鴨沢着

【復路】
三峰神社バス停から西武秩父駅行きバス

西武秩父駅で、レッドアロー号に接続している。
休日は1日5本、平日は3本しかないので注意!
休日は、13時45分を逃すと、次は15時45分まで来ない。
本数が少ない上、奥多摩駅と違った増発がないので、座れない覚悟が必要。
九十九折の下り坂を走るので、仕方がないが乗り心地は最悪で、
登山後の身体にはかなりのダメージがある。
http://www.mitsuminejinja.or.jp/koutsu/index.htm
コース状況/
危険箇所等
1.鴨沢〜堂所
登山ポストは、バス停向かいのトイレの脇の階段を上がったところにあります。
緩やかで、長い登り。
難しいところはありません。水場付近が若干ぬかるんでいる程度です。

2.堂所〜七ツ石小屋〜石尾根取付
長くダラダラとした傾斜のきつい登りで、消耗しやすい箇所です。
七ツ石山を経由しないのであれば、七ツ石小屋を通らずに、
巻いてブナ坂へ直行できます。(が、奥多摩小屋まで水場とトイレがありません)
七ツ石小屋からも、七ツ石山を通らずにブナ坂へ迂回する巻き道があります。
七ツ石小屋で給水ができます(無料)。トイレもあります(利用料100円)。

3.石尾根取付〜七ツ石山〜ブナ坂
短い距離ですが、七ツ石山まで一気に登り、七ツ石山から一気に下がります。
展望は良いので、遠回りして登る価値はあると思いますが、
鴨沢からくる登山者の多くは、七ツ石小屋から巻き道へ下るか、
七ツ石小屋へ寄らずに巻いてブナ坂へ直行していくので、
知名度の割には登山者が多くありません。

4.ブナ坂〜奥多摩小屋
緩やかな登り、あるいは平坦なルート。特記事項はありません。

5.奥多摩小屋〜雲取山
奥多摩小屋から急登が3回続きます。
特に、2度目の急登は距離が長く、鴨沢からの長い登りで消耗した身体に堪えます。
2度目の急登後が、小雲取山です。
最後の急登は、距離が短く、すぐ前に雲取避難小屋が見えているので、
気分的には割と楽かもしれません。
避難小屋から2分ほど上がったところが、雲取山頂です。
雲取避難小屋、雲取山頂はケータイ電波が入ります(DoCoMo)。

6.雲取山〜雲取山荘
樹林帯の急な下りです。木の根が多く、足場はあまりよくないので、足元注意です。
雲取山荘内は、DoCoMoは電波良好、auは微弱、ソフトバンクは完全圏外。
山荘外は3キャリアとも圏外です。山荘内にその旨を記した貼り紙があります。

7.雲取山荘〜大ダワ〜白岩山
大ダワへの下りは、女坂からのほうが距離が長いですが、下りやすいです。
(男坂は、距離は短いですが、急です)
白岩山までは、斜面の中腹を巻くようにして、じわじわと標高を上げます。

8.白岩山〜旧白岩小屋〜前白岩山
かなり急な下りで、やや痩せているところがあります。
旧白岩小屋前には、トイレがあります。
利用料金箱がありますが、紙はありません。
また、「山と高原地図」の本年版には、水場の表記があり、
小屋前に道標も出ていますが、3分ほど歩いたところに引いてあるホースからは、
水は出ていませんでした。もっと奥なのかもしれません。
小屋から前白岩山までは、特記すべき事項はありません。

9.前白岩山〜お清平
急な下りで、段差が多く、木の根が足元を覆っているところも少なくありませんが、
ルートそのものはしっかりしています。

10.お清平〜霧藻ヶ峰
やや急な登りですが、長続きしません。
地形図では、霧藻ヶ峰の西側の小ピーク(霧藻ヶ峰より標高が高い)を登ってから、
霧藻ヶ峰側に向かっていますが、実際には小ピークを南側から巻きます。

11.霧藻ヶ峰〜炭焼平〜三峰神社登山口
しばらくは、九十九折の急な下り坂ですが、やがて平らになります。
そこからは緩やかに下っていくだけで、危険個所はありません。

【温泉】
三峰神社興雲閣
下山地鳥居から約10分、三峰神社境内の最奥にあるホテル。
入浴料500円、10時半〜19時。タオル100円。
http://www.mitsuminejinja.or.jp/kounkaku/onsen/index.htm
ファイル
(更新時刻:2012/05/22 00:24)
鴨沢西行きのバス車内。
この日も1本増発されました。
鴨沢西行きのバス車内。
この日も1本増発されました。
バス車窓から。快晴っ!
バス車窓から。快晴っ!
登山スタートです。さすがに多くの登山者たちが列をなしています。
登山スタートです。さすがに多くの登山者たちが列をなしています。
鴨沢からのなが〜い登りを経て、やっと石尾根が近くに見えてきました。
鴨沢からのなが〜い登りを経て、やっと石尾根が近くに見えてきました。
七ツ石小屋までもう少し。序盤のヤマ場です。
七ツ石小屋までもう少し。序盤のヤマ場です。
多分御前山。
素晴らしいお天気だなあ!
素晴らしいお天気だなあ!
今回は4人パーティです。ペースも、経験も、体力も、山に対する見方も全く異なるみんなで、えっちらおっちらと詰めていきます。
今回は4人パーティです。ペースも、経験も、体力も、山に対する見方も全く異なるみんなで、えっちらおっちらと詰めていきます。
や〜っと石尾根まで到達。
や〜っと石尾根まで到達。
高丸山ですかね。
高丸山ですかね。
何の新芽でしょう。春の息吹を感じます。
何の新芽でしょう。春の息吹を感じます。
突如現れたマウンタンバイク乗りに面食らうメンバ一同。
突如現れたマウンタンバイク乗りに面食らうメンバ一同。
この時期柄に、この場所をマウンテンバイクで疾走するなんて・・・ぼくにはちょっと理解し難かったですが、割とあることなのでしょうか?
この時期柄に、この場所をマウンテンバイクで疾走するなんて・・・ぼくにはちょっと理解し難かったですが、割とあることなのでしょうか?
七ツ石山から雲取。2か月前には霧でまるきり見えなかったので、感慨深かったです。
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七ツ石山から雲取。2か月前には霧でまるきり見えなかったので、感慨深かったです。
七ツ石山頂上標柱。
七ツ石山頂上標柱。
ブナ坂の先から七ツ石山を振り返って見る。
ブナ坂の先から七ツ石山を振り返って見る。
ヤマザクラと御坂山塊。まだ咲いているとは、さすが2000m近くの高所です。
ヤマザクラと御坂山塊。まだ咲いているとは、さすが2000m近くの高所です。
奥秩父の山々。ちょっと曇ってきましたね。
奥秩父の山々。ちょっと曇ってきましたね。
松の新芽と、小さな松ぼっくり。春を感じさせます。
松の新芽と、小さな松ぼっくり。春を感じさせます。
気持ちのいい石尾根を縦走!
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気持ちのいい石尾根を縦走!
晴れていると、こんなに気持ちのいい場所なんだなあ。
晴れていると、こんなに気持ちのいい場所なんだなあ。
「雲取へリポート」って、「くもとり・へ・りぽーと」って区切りたくなりません?って、ならないか・・・。
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「雲取へリポート」って、「くもとり・へ・りぽーと」って区切りたくなりません?って、ならないか・・・。
奥多摩小屋付近。テント泊も楽しそうですね。
奥多摩小屋付近。テント泊も楽しそうですね。
奥多摩小屋前にある謎の木彫り猫。
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奥多摩小屋前にある謎の木彫り猫。
さあ、雲取山までもう少しですよっ!
さあ、雲取山までもう少しですよっ!
おおっと・・・、だいぶ曇ってきました。
おおっと・・・、だいぶ曇ってきました。
よっしゃ!登頂!しかし、富士山は生憎見えず・・・。
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よっしゃ!登頂!しかし、富士山は生憎見えず・・・。
雲取山荘へ下る途中でカモシカ発見。
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雲取山荘へ下る途中でカモシカ発見。
雲取山荘の夕飯。ご飯はお替り自由!「大盛」と言わずに「富士山盛り」と言うと、富士山の形にたっぷり盛ってくれる、気風の良い山荘スタッフの皆さんです。
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雲取山荘の夕飯。ご飯はお替り自由!「大盛」と言わずに「富士山盛り」と言うと、富士山の形にたっぷり盛ってくれる、気風の良い山荘スタッフの皆さんです。
泊まった部屋。8畳程度のスペースに13人で川の字になって寝ました。
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泊まった部屋。8畳程度のスペースに13人で川の字になって寝ました。
小屋内は、DoCoMoが通話可、auが通話難、ソフバンは通話不可、とあります。小屋の外はどれも通話不可です。
小屋内は、DoCoMoが通話可、auが通話難、ソフバンは通話不可、とあります。小屋の外はどれも通話不可です。
この混雑っぷり・・・
この混雑っぷり・・・
本日、定員200名の雲取山荘に、270人の方が宿泊しました!
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本日、定員200名の雲取山荘に、270人の方が宿泊しました!
翌朝、雲取山に登り返して、ご来光を待ちます。曇っていましたが・・・。
翌朝、雲取山に登り返して、ご来光を待ちます。曇っていましたが・・・。
石尾根を振り返る。
石尾根を振り返る。
まるで水墨画のような道志山塊に御坂山塊。
まるで水墨画のような道志山塊に御坂山塊。
おお〜!バッチリです!
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おお〜!バッチリです!
大菩薩連峰と富士山。
大菩薩連峰と富士山。
奥秩父の山々。
富士山をバックに。
富士山をバックに。
雲取山荘への途中にある大倒木。これだけの大木を根こそぎ倒すって・・・。天の力は恐ろしい。
雲取山荘への途中にある大倒木。これだけの大木を根こそぎ倒すって・・・。天の力は恐ろしい。
ちょっと陽が差してきました。
ちょっと陽が差してきました。
お世話になりました!
お世話になりました!
大ダワ。右が男坂、左が女坂。
大ダワ。右が男坂、左が女坂。
倒木多数。北斜面なので、冬は通りづらそうです。
倒木多数。北斜面なので、冬は通りづらそうです。
白岩山付近。山名の通り、石灰岩が多くあります。
白岩山付近。山名の通り、石灰岩が多くあります。
地名考証に関する看板。なかなか興味深い内容です。「大弛」の地名の由来、納得・・・。
地名考証に関する看板。なかなか興味深い内容です。「大弛」の地名の由来、納得・・・。
芋ノ木ドッケの道標。本当のピークは、この上ですが巻きました。
芋ノ木ドッケの道標。本当のピークは、この上ですが巻きました。
またもや鹿さん発見。今度はパーティです。
またもや鹿さん発見。今度はパーティです。
この通り、木の皮がごっそりと食べられています。
この通り、木の皮がごっそりと食べられています。
白岩山。眺望なし。
白岩山。眺望なし。
旧白岩小屋。今や営業されていませんが・・・。
旧白岩小屋。今や営業されていませんが・・・。
中を見ると、避難小屋の体をなしているようです。
中を見ると、避難小屋の体をなしているようです。
旧白岩小屋は、西側の展望が開けています。ギザギザ型の特徴ある山は、両神山。
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旧白岩小屋は、西側の展望が開けています。ギザギザ型の特徴ある山は、両神山。
奥秩父。笠取山?
奥秩父は懐の深い山塊だなあ・・・。歩きたい。
奥秩父は懐の深い山塊だなあ・・・。歩きたい。
前白岩山と奥秩父山塊。
前白岩山と奥秩父山塊。
霧藻ヶ峰。無名峰だったころに秩父宮殿下が訪れた際、「いつも霧が多く」「藻がびっしり生えている山」ということから命名されたそうです。山頂に売店があります。
霧藻ヶ峰。無名峰だったころに秩父宮殿下が訪れた際、「いつも霧が多く」「藻がびっしり生えている山」ということから命名されたそうです。山頂に売店があります。
秩父宮殿下と妃殿下のレリーフ。
秩父宮殿下と妃殿下のレリーフ。
三峰山妙法ヶ岳奥宮への入口鳥居。独特の雰囲気です。
三峰山妙法ヶ岳奥宮への入口鳥居。独特の雰囲気です。
下山後、三峰神社の大鳥居。
下山後、三峰神社の大鳥居。
妙法ヶ岳を横から見ると、この形。「山と高原地図」に鎖場があり、とありますが、うなずけます。
妙法ヶ岳を横から見ると、この形。「山と高原地図」に鎖場があり、とありますが、うなずけます。
三峰神社本堂への入口。
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三峰神社本堂への入口。
縁結びのご神木。抱きつくと、成就すると言われており、樹齢800年とか。
縁結びのご神木。抱きつくと、成就すると言われており、樹齢800年とか。

感想

体力も、経験も、それぞれが異なる男女4人でパーティを組み、
雲取山を南北に縦走しました。

ぼく自身は、3月に雲取山に登りましたが、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-173479.html)
そのときにはまだ雪が残り、周囲は深い霧に包まれていて、
石尾根からの眺望もまったくない状態でした。
今回は天気がよく、雪も完全に溶けて初夏を思わせる陽気で、
多くの登山者が列をなして鴨沢から入山していきました。

怪我からの復帰後、初めての宿泊を伴う登山ですが、
コースタイムが短く、ソロであれば日帰り行程であり、
その上、前半は2か月前にたどったルートそのものなので、
気分的にはかなり楽でした。

パーティとしては、メンバの1人が登山の経験が非常に少なく、
2000m以上の登山、5時間以上のコースタイム下における山行が初だったので、
その点が不安でした。

七ツ石小屋の少し手前で、そのひとが少し遅れ出していたので、
その時点で早めに手を打てばよかったのですが、
石尾根の稜線に出るあたりまで対策を講じなかったために、
(ダブルストックの貸与、空荷にする)
パーティとしての行動速度がかなり低下してしまった上、
以後のメンバ間の速度調整があまりうまくいかず、
ペースを乱してしまったのが、まず大きな反省点でした。

ぼくにとって、宿泊を伴う4人パーティは、
個人山行においては事実上初めてで、
計画から行動までのすべての統率を請け負ったのですが、
個人個人の力量や山に対する考え方の違いもあり、
いろいろな点で難しさを感じました。

それでも、経験が少ないメンバは最後まで弱音を吐くことなく頑張り抜き、
コースタイムよりも僅かに短い時間で行動できました。

雲取山は、その頂上を境に、鴨沢側と三峰側で、
全く違う顔を見せるのはご存じのとおりですが、
雲取山荘を訪れたのは28年ぶりだったためか、
三峰側に下りた瞬間の様相の違いには、結構面喰いました。

山荘は、200名定員の中、270名宿泊という、超大盛況。
ぼくたちも、8畳ほどの部屋に13人が詰め込まれましたが、
北アの最盛期の混雑に比べれば、手足を伸ばして寝られる分、ずっとマシでした。
(廊下まで溢れかえったり、ひどいときには横にすらなれないことも)

しかし、前から噂には聞いていたのですが、雲取山荘の布団は羽毛だったため、
どうにもこうにも暑苦しくて、眠りが浅くなったのには参りました。

2日目は、3時半ごろに起床して、朝食前に空荷で雲取山に登り返し、
ご来光を見に行きました。
あいにくの曇り空でしたが、東の地平線から太陽が出るところだけは晴れており、
はっきりと太陽の形を拝むことができました。

この日は三峰側に下るだけで、コースタイムも非常に短いので、
朝はゆっくりと7時過ぎに出発。
割合アップダウンが激しいルートではありましたが、
初日よりも体力の消耗は少なく、初日にアゴを出してしまったメンバも、
この日は割合調子が良さそうで、ダブルストックは貸与しましたが、
荷物は最後まで自分で持つことができました。

三峰側はぼくも初めてですが、
鴨沢側の象徴たる、石尾根の明るく開けた稜線の姿をイメージすると、
本当に同じ山域とは思えない、ひっそりとした深い山容です。
台風の影響か、ところどころで倒木やら木の立ち枯れがあり、
やや殺風景なところもありますが、
ある程度下ってくると、素晴らしい新緑の青が覆っています。
秋になれば、さぞ素晴らしい紅葉を見せてくれることでしょう。

正午過ぎに下山後は、近くのホテルで入浴して帰還。
初日はどうなるかと肝を冷やしましたが、
最後はメンバ皆、元気に下りました。

余談ですが、情報によると、雲取山荘の5/20の宿泊は、
5/19の270名を上回るほどの混雑だそうです。
その理由は・・・、そう、金環日食観測のためです。
天気予報は曇でしたが、果たしてみなさん、日食を観測できたでしょうか。

さて、今回の山行、登山としてはもちろん楽しいものでしたが、
パーティ山行という観点からすると、反省点や難しい点が多くありました。
やはり2000mクラスになると、経験者とそうでないひとの差というものが、
厳然たるものとして出てくるものです。

ソロ山行が長かったぼくとしては、
その部分の配慮が欠けていたと反省していると共に、
メンバ間の雰囲気づくりの難しさも痛感しました。

脚の問題は、今回も特に出ませんでしたし、
膝に負荷がかかりにくい、正しい脚の運び方も、
体感的に1ステップ上の段階に達したような気がします。

この調子で、月1回程度の歩荷トレーニングをしつつ、
夏には北アなどのヴァリエーションルートへの復帰を目論んでいます。

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コメント

”富士山盛り”
こんばんは、motchさん。

CLお疲れ様でした

富士山盛りという頼み方を知りませんでしたが、雲取では常識なのですか?
知っていれば、おかわり2回で済んだのですが(爆

それにしても、ものすごい繁盛していますね>雲取山荘
きっとテン場も凄いことになっていたのではないでしょうか。

混雑ぶりを聞いてしまうと、次回は平日or来冬という感じになってしまいそうです
2012/5/21 19:05
なかなか難しかったです・・・
1955さん、こんばんは。

ソロを専らとしたきたこともありますが、
男女2人ずつ、1人はほぼ初心者という点でも
リーダの難しさを痛感しました。
まだまだこれからですね。

「富士山盛り」は、常識というわけではないようですが、
雲取山荘のスタッフは、そういうアドリブに対して鷹揚なようで、
口コミでそんな話を聞きました。

「槍ヶ岳盛り」とか言うと、槍みたいに細長く大盛りにするのでしょうか。
是非次回の訪荘時にお試しください(笑)

テン場は、わたしたちが出発した時間が遅かったので、
テントの数が減っていましたが、
早朝、山荘の前をかなりのひとびとが通り過ぎて行ったので、
すごいことになっていたと思われます。

北アに比べれば、大して窮屈ではありませんけれども、
お子さん連れとかであれば、平日、あるいは秋以降のほうがいいかもしれませんね。

わたしは、今秋に三峰側から再訪して、
そのまま奥秩父稜線を縦走しようかな、と構想しています。
2012/5/21 19:49
モデルルートにさせて頂きました!
motchさん、こんばんは。

関東平野の山荘デビューに雲取山を選んで企画していた時に、
motchさんの山行記録を拝見し、モデルルートにさせて頂く事にしました   
鴨沢から入って、三峰側に下りたいなぁ〜〜と思ってたので、ホントにぴったりのモデルでshine
景色やくだらない話で盛り上がりながらの、ゆっくりペースの私たちは、コースタイムも同じくらいでした。

motchさん方が行かれた翌週の日曜〜月曜だったので、混雑はそれほどでもなく、山荘での時間もとても楽しめました。

また違う季節に、違うルートで、縦走したいなぁと、キモチが膨らむ一方です

本当に参考になりました、どうもありがとうございましたsign01
2012/5/30 22:29
ありがとうございます!
coconutsさん、初めまして。こんばんは。

拙レコをご参照いただき、ありがとうございます。
わたし自身も、前々から鴨沢〜三峰を縦走したかったのですが、
今回のレコが、別の方々の山行のご参照になったのであれば、
大変にうれしいです。
また、ご報告いただき、ありがとうございました!

山荘の混雑っぷりも、まあそれはそれで面白かったです
もともと、テン泊ソロ縦走がわたしの主流なもので、
スリッパで埋め尽くされた廊下の様は、
ある意味槍ヶ岳のように圧倒されましたね(笑)

秋の三峰からのルートは、紅葉が大変に素晴らしいそうです。
実際、三峰〜霧藻ヶ峰は、葉が色づく樹が多くあり、
考えただけでもワクワクします。

いろんな場所、いろんな季節、いろんな心境で登ると、
そのたびにいろいろな顔を見せてくれるのが、お山ですからね

これからも、お互いによいお山に巡り会えますよう。
2012/5/31 2:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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