幌尻岳 - 日本百名山百座目登頂
- GPS
- 17:08
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 1,899m
- 下り
- 1,891m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:33
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 11:50
天候 | 曇り時々霧雨 晴れ間の予報でも早朝の数時間のみで、あとは曇天でした。 大雨にはならず、増水もありませんでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
額平川水量は膝辺りまで 二回目のへつりは鎖がないため慌てず慎重に!!! また、数メートル程の鎖の中間を固定するハーケンが簡単に抜けた。そこも慎重に!!! |
その他周辺情報 | 幌尻山荘のトイレにトイレットペーパーはありません。持参の事 とよぬか山荘宿泊中に「平取町立二風谷アイヌ文化博物館」、「日高山脈博物館」を観光 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
レインウェア
防寒着(フリース
ダウン)
手袋
帽子
タオル1枚
着替え(靴下
地図
磁石
笛
水(500mlペットボトルx3本)
行動・非常食(ドライフルーツ
カシューナッツ
チョコレート
羊羹
ストック
食料(朝1食
昼2食)+予備2食)
スマホ(ラジオ)
財布
サングラス
ザックカバー
ヘッドライト
ロールペーパー
医薬品パック
ツェルト
バーナー+ガスカートリッジ
コッフェル2
熊撃退スプレー
バッテリー
細引き
GPS
ガベッジバック(ビニール袋)
|
---|
感想
日本百名山百座目は、北海道日高山脈幌尻岳
北海道の百名山では唯一山中泊が求められ、ヤマレコ山行記録によると余裕を持った行程で山中山荘2泊とあります。
北海道山行は、過去2年間会社夏季休暇中の8月盆休みを当てていたのですが、どうも天候に恵まれず、雨中決行も余儀なくされてきました。そこで、今回は百名山オーラスということで、月を変えた7月に連続休暇をとり、とよぬか山荘で好天を待つことに
はたしてその結果は・・・残念ながら天気予報はコロコロ変化し、しかも当たらず、またも曇天、これがここ数年の北海道の天気傾向なのか???
今回、額平川渡渉時の水量は、深いところでも膝くらいまででした。今年は融雪が早かったとのことです。また、地元の沢釣り好きの方のお話しでは、雨で増水しても水が引けるのは案外早いとのことでした。幌尻山荘管理人さんは山荘窓から水量を監視されていて、沢中央に位置する通称「渡渉安全目安石」の水没具合で渡渉可能かを判断されるそうです。完全水没で深いところで胸辺りまでくるらしいです。
7月15日4時、送迎バスには我々の他に4-5名程でした。その中にヤマハバイクで北海道周遊されているお兄さんと意気投合し、山中ご一緒することになりました。
お兄さんとのおしゃべりで、始めの約7kmの林道歩きはあっという間に終わり、緊張の渡渉の後、昼前には幌尻山荘に到着し、山荘前の青いビニールシート上に寝っ転がって、うだうだ昼寝などしておりました。
その間、山荘前にテン泊のNHK4K撮影隊、NHK日本百名山出演のガイドさん率いるパーティ、百名山5巡目の熟練トレッカーさんなど、この世界ならではの皆様をお見かけしました。NHK撮影隊の食料・機材ボッカの笑顔のお兄さんは額平川を3往復!!!お疲れ様でした。
翌16日は早朝より頂上を目指し、七つ沼カールの絶景を期待していたのですが、やはりガスの中、展望無し、この季節に咲き乱れる可憐な高山植物のみが救いデシタ。
NHK部隊もガスを避け、稜線上で見通しのある個所にとどまっての撮影のようです。
山頂は私とパートナーで独占!!! 他に誰も来ない。居ない。風もない。静穏なガスの中で、百名山完登Tシャツで記念撮影!!! FBで登頂報告
展望のない七つ沼カールはあきらめました。
翌日の天気予報も芳しくないことを確認し、第二ゲートまで一気に下山することに決定。下山時の渡渉は勝手がわかっていたせいか、あっという間に取水口まで到着。長いロードの後、送迎バスでギンギンに冷えた祝杯のビールにありつけました。(500mlが欲しかった。)
幌尻山荘管理人のIさんは仕事の合間に我々の雑談に耳を傾け、山荘にまつわる興味深い想い出話しをいただきました。大変お世話になりました。ありがとうございます。
また、とよぬか山荘の皆様には再三の予定変更、最終日の夕食にも対応していただきありがとうございました。
さて、北海道ではこれで11座(百名山9座+樽前山、富良野岳)に登ったわけですが、幸いにも山親爺とお会いする機会はとうとうありませんでした。そこで、フェリー乗船時間前に登別熊牧場まで足を延ばし、実体を観てきました。柵の向こうの山親爺は愛嬌よく手を振っていましたが、そのサイズは私の顔がすっぽり収まる大きさ。一撃で吹っ飛ばされそうな感じです。
山中では熊鈴、小型ラジオ、そして熊スプレーを携帯していましたが、出会いがなくてよかったです。
幌尻岳は、百名山の最も記憶に残る山旅になりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する