ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 193243
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

岩の砦、憧れていた大峰山系、大普賢岳へ

2012年05月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:02
距離
11.5km
登り
1,550m
下り
1,532m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:45和佐又山ヒュッテ発 6:00和佐又山コル

7:25日本岳コル 9:00大普賢岳

10:00国見岳(の下)10:10稚児泊で小休憩 11:15七曜岳

12:20〜12:40昼食

13:40無双洞 14:25最後の激登り 14:35底無し井戸(付近)

15:30和佐又山コル 15:45和佐又山ヒュッテ着
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 和佐又山ヒュッテで前夜泊。(1泊2食で約7500円)
コース状況/
危険箇所等
 登山道が荒れているような箇所はなかったように思います。が、

 大普賢岳へのはしごの連続、やせ尾根。

 国見岳からすぐの鎖場の薩摩転げ、七曜岳からの激下り。

 無双洞手前の落石危険ポイント。そして最後の鎖、アングルの連続急登など。

 危険箇所は少なくないです。
和佐又山ヒュッテの大部屋。貸しきり状態。(隣の大部屋に団体さん)
2012年05月20日 04:05撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 4:05
和佐又山ヒュッテの大部屋。貸しきり状態。(隣の大部屋に団体さん)
2012年05月19日 15:33撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/19 15:33
季節はすれのキノコ
2012年05月19日 15:53撮影 by  CX1 , RICOH
5/19 15:53
季節はすれのキノコ
2012年05月20日 07:27撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 7:27
2012年05月20日 07:38撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 7:38
2012年05月20日 07:46撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 7:46
はしごが続きます。
2012年05月20日 07:53撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 7:53
はしごが続きます。
石の鼻からの眺望
2012年05月20日 08:03撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 8:03
石の鼻からの眺望
すごいインパクトでした。
2012年05月20日 08:04撮影 by  CX1 , RICOH
3
5/20 8:04
すごいインパクトでした。
 崖を渡ります。
2012年05月20日 08:07撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 8:07
 崖を渡ります。
はしごを登りきったところ。
2012年05月20日 08:31撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 8:31
はしごを登りきったところ。
登りきるとさらに上が。
2012年05月20日 08:32撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 8:32
登りきるとさらに上が。
2012年05月20日 09:04撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 9:04
小普賢岳と和佐又山。すごくきれいな形!
2012年05月20日 09:35撮影 by  CX1 , RICOH
3
5/20 9:35
小普賢岳と和佐又山。すごくきれいな形!
2012年05月20日 09:47撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/20 9:47
水太覗きから水太谷を除く。
2012年05月20日 09:39撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/20 9:39
水太覗きから水太谷を除く。
あまりの高度感に腰が引けて恐る恐る。
2012年05月20日 09:42撮影 by  CX1 , RICOH
2
5/20 9:42
あまりの高度感に腰が引けて恐る恐る。
薩摩転げの鎖場
2012年05月20日 10:22撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/20 10:22
薩摩転げの鎖場
2012年05月20日 10:29撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 10:29
まだまだ鎖場は続きます。
2012年05月20日 10:34撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/20 10:34
まだまだ鎖場は続きます。
2012年05月20日 10:45撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/20 10:45
2012年05月20日 11:10撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/20 11:10
2012年05月20日 11:18撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 11:18
上の方はようやく芽吹きだした頃です。
2012年05月20日 11:40撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 11:40
上の方はようやく芽吹きだした頃です。
ここからの眺めも最高でした。
2012年05月20日 11:46撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 11:46
ここからの眺めも最高でした。
ヒュッテでは終わりかけていた石楠花は上では咲き始め。
2012年05月20日 12:17撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 12:17
ヒュッテでは終わりかけていた石楠花は上では咲き始め。
下ったところ
2012年05月20日 12:23撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 12:23
下ったところ
新緑。グリーンシャワーを浴びながら下山。
2012年05月20日 13:24撮影 by  CX1 , RICOH
2
5/20 13:24
新緑。グリーンシャワーを浴びながら下山。
クジラがささったみたい?
2012年05月20日 13:27撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 13:27
クジラがささったみたい?
まるで勝負しているかのような絡まり方。
2012年05月20日 13:37撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/20 13:37
まるで勝負しているかのような絡まり方。
 木に食べられてる案内板
2012年05月20日 13:43撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/20 13:43
 木に食べられてる案内板
これも
2012年05月20日 13:44撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 13:44
これも
 名前をしらべないと。
2012年05月20日 13:52撮影 by  CX1 , RICOH
2
5/20 13:52
 名前をしらべないと。
無双洞付近
2012年05月20日 13:59撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 13:59
無双洞付近
 新緑と巨大な石灰岩がさわやかです。
2012年05月20日 14:39撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/20 14:39
 新緑と巨大な石灰岩がさわやかです。
2012年05月20日 14:42撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 14:42
最後の登りです
2012年05月20日 14:46撮影 by  CX1 , RICOH
5/20 14:46
最後の登りです
凄い登り、でした。
2012年05月20日 14:47撮影 by  CX1 , RICOH
1
5/20 14:47
凄い登り、でした。
撮影機器:

感想

 『岩の砦』

 ある雑誌で目にした大普賢岳の異名。

 期待と興奮、不安と緊張が入り混じりドキドキしながら。こんな気持ちで登り始めた経験はあまりありません。

 ずっと憧れていた山の一つでした。山と渓谷社発行の「奈良県の山」の中では危険度、体力度共に星三つを獲得しているツワモノの山です。


 前日は和和又山ヒュッテに14時ごろに到着。少しのんびりしてから大普賢岳を望めるという和佐又山へ登りました。(ログはありませんが・・)

 和佐又山山頂は樹木が切り取られ大普賢岳方向が良く見えます。翌日歩くであろう山頂への稜線もはっきり分かり、ルートがよりイメージしやすくなります。迫力ある岸壁を荒々しくこちらに向け、まさに岩の砦といった様相です。


 早朝、ヒュッテ出発。無事下山したのは4時前。結果10時間の行動でしたが・・。


 たくさんのはしごや鎖場をクリアしながら進む今回のルートはなかなか大変でも、奈良の山とは思えない楽しさです。
 さらに山の懐の深さというか。スケールがほんと大きく感じられました。特に七曜岳と石の鼻は感動です。(水太覗きも怖かったけど凄い!)

 石の鼻、大きな岩に両手をかけ勢いよく体を岩の上に持ち上げると、目に飛び込んできたのは、日本岳を中心に広がる大パノラマ!!突然の絶景に強烈なインパクトを受けました。七曜岳からの壮大な山と谷の風景も最高です。


 感動もたくさんでしたが、緊張の場面もたくさんです。いつも以上に慎重な行動を心がけました。時間はたっぷりあるのであせらず確実に脚を進めよう。そう考えながら歩く場面は多かったですね。
 そのため時間はずいぶんかかりましたが一度も転倒やヒヤリとする場面はありませんでした。

 …しかし、最後の激登りには驚きました。まさかあのタイミングであんな登りが待ち受けているなんて。。これまた驚愕です。

 感動と緊張が入り混じる今回の山行。貴重な体験でした。
 感じたこと、思ったことはここに書いたよりもっとたくさんあって、全然うまくまとめることができません。
 とりあえず無事岩の砦を攻略できて良かったです。奈良の山のすばらしさを再認識。濃厚な一日となりました。

 次は釈迦が岳かな。そしてその後は八経ヶ岳を弥山川の方から登りたい。。憧れは尽きません。

 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1982人

コメント

花の名前
初めまして〜
大普賢岳、この時期は最高ですね。
新緑がほんと綺麗で。
昨年、私も同じ頃に行きました。
ちょっとスリルもあって、展望も抜群で
飽きさせない楽しいコースでお気に入りです。

無双洞近くで見られた白いかわいいお花。
ヤマシャクヤクです。
これもまた好きな花の一つです。
2012/5/23 6:11
tekapoさん。
 ヤマシャクヤクですか。ありがとうございます。きれいな花ですね。

 新緑に大展望、ほんとにいいコースでした。紅葉の時期も気になりますね!
2012/5/23 8:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 大峰山脈 [日帰り]
水太覗きから大普賢岳七曜岳周遊
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら