岩の砦、憧れていた大峰山系、大普賢岳へ
- GPS
- 10:02
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,550m
- 下り
- 1,532m
コースタイム
7:25日本岳コル 9:00大普賢岳
10:00国見岳(の下)10:10稚児泊で小休憩 11:15七曜岳
12:20〜12:40昼食
13:40無双洞 14:25最後の激登り 14:35底無し井戸(付近)
15:30和佐又山コル 15:45和佐又山ヒュッテ着
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道が荒れているような箇所はなかったように思います。が、 大普賢岳へのはしごの連続、やせ尾根。 国見岳からすぐの鎖場の薩摩転げ、七曜岳からの激下り。 無双洞手前の落石危険ポイント。そして最後の鎖、アングルの連続急登など。 危険箇所は少なくないです。 |
写真
感想
『岩の砦』
ある雑誌で目にした大普賢岳の異名。
期待と興奮、不安と緊張が入り混じりドキドキしながら。こんな気持ちで登り始めた経験はあまりありません。
ずっと憧れていた山の一つでした。山と渓谷社発行の「奈良県の山」の中では危険度、体力度共に星三つを獲得しているツワモノの山です。
前日は和和又山ヒュッテに14時ごろに到着。少しのんびりしてから大普賢岳を望めるという和佐又山へ登りました。(ログはありませんが・・)
和佐又山山頂は樹木が切り取られ大普賢岳方向が良く見えます。翌日歩くであろう山頂への稜線もはっきり分かり、ルートがよりイメージしやすくなります。迫力ある岸壁を荒々しくこちらに向け、まさに岩の砦といった様相です。
早朝、ヒュッテ出発。無事下山したのは4時前。結果10時間の行動でしたが・・。
たくさんのはしごや鎖場をクリアしながら進む今回のルートはなかなか大変でも、奈良の山とは思えない楽しさです。
さらに山の懐の深さというか。スケールがほんと大きく感じられました。特に七曜岳と石の鼻は感動です。(水太覗きも怖かったけど凄い!)
石の鼻、大きな岩に両手をかけ勢いよく体を岩の上に持ち上げると、目に飛び込んできたのは、日本岳を中心に広がる大パノラマ!!突然の絶景に強烈なインパクトを受けました。七曜岳からの壮大な山と谷の風景も最高です。
感動もたくさんでしたが、緊張の場面もたくさんです。いつも以上に慎重な行動を心がけました。時間はたっぷりあるのであせらず確実に脚を進めよう。そう考えながら歩く場面は多かったですね。
そのため時間はずいぶんかかりましたが一度も転倒やヒヤリとする場面はありませんでした。
…しかし、最後の激登りには驚きました。まさかあのタイミングであんな登りが待ち受けているなんて。。これまた驚愕です。
感動と緊張が入り混じる今回の山行。貴重な体験でした。
感じたこと、思ったことはここに書いたよりもっとたくさんあって、全然うまくまとめることができません。
とりあえず無事岩の砦を攻略できて良かったです。奈良の山のすばらしさを再認識。濃厚な一日となりました。
次は釈迦が岳かな。そしてその後は八経ヶ岳を弥山川の方から登りたい。。憧れは尽きません。
初めまして〜
大普賢岳、この時期は最高ですね。
新緑がほんと綺麗で。
昨年、私も同じ頃に行きました。
ちょっとスリルもあって、展望も抜群で
飽きさせない楽しいコースでお気に入りです。
無双洞近くで見られた白いかわいいお花。
ヤマシャクヤクです。
これもまた好きな花の一つです。
ヤマシャクヤクですか。ありがとうございます。きれいな花ですね。
新緑に大展望、ほんとにいいコースでした。紅葉の時期も気になりますね!
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