尾白川渓谷滝巡り&日向山♪
- GPS
- 06:54
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 996m
- 下り
- 986m
コースタイム
−16:20尾白川渓谷駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道20号『道の駅白州』より約10分弱で到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
『不動滝』から『錦滝』への林道は崩落箇所があり危険 鎖場が数カ所あるが特に問題なし。 ハイキングコースから山頂を目指すコースが初心者向けかな? |
写真
感想
尾白川渓谷は、お隣の山梨県北西部に位置する北杜市にあり日本を代表する山岳景観と清らかで豊富な水資源に恵れ『日本名水百選』にも選ばれた渓谷です。
尾白川は、南アルプス・甲斐駒ケ岳を源泉とし大小様々な滝や淵、エメラルド色の渓谷など見所が沢山ありました。
午前9時半に尾白川駐車場をスタートし歩き始めて5分『竹宇駒ケ岳神社』に到着。ここは史実によれば、この山は江戸時代に信州出身の延命行者(小尾権三郎。弘幡行者・こうばんぎょうじゃ、開山威力不動明王とも呼ばれる)によって開山され、江戸時代の末期には多数の講が組織され、頂上を目指したといいます。 この駒ケ岳神社は、それら講の有志が財を出し合って造営した、駒ケ岳講の起点としての神社だそうです。
長々とした説明はこれ位にして、神社脇の吊り橋を渡り渓谷へ・・・30M位でしょうか?テレビに出てくる様な吊り橋で結構揺れました(楽)下には花崗岩でしょうか?白く綺麗な石が透き通る水と太陽の光に照らされキラキラと輝いていました。
渓谷道は、木漏れ日の中を進み左岸を登ったり、下ったり時には鉄の橋や階段を幾つか渡ったりもします。傾斜の急な箇所もあり、登山等に適した装備が望ましいと思います。
スタートから10分程で、一番最初に見えてくるのは『千ヶ淵』滝の辺りでは、カメラを持った方が真剣にシャッターを切ってました。
それから水しぶきを上げて豪快に流れ落ちる『旭滝』、エメラルド色が綺麗な『百合ヶ淵』ここには、百合にまつわるお話があるそうです。
そして、3段になって流れ落ちる美しい姿の『神蛇滝』ここ『龍神平』まで来るのに1時間半程経過してました。渓谷道は狭い為、帰りは尾根道を利用との案内があります。
さらに奥に進むこと40分、膨大な水量の『不動滝』が姿を現しました。ここの不動大橋は、腐食が進んでいて通過には、注意が必要です。(渡らないほうがイイと思います(危))
ちなみに私は・・・滝に魅了され橋を渡り、滝の間近までロープで岩を登り進んでみました。5分ほど水しぶきとマイナスイオンで癒され、元気をもらいに先の『錦滝』へと進みました。
『不動滝』から『錦滝』へは更に奥へと伸びる登山道がありますが、途中林道が崩落していて非常に危険でした。不動滝からの登山道ではなく林道からのアクセスがおすすめです。(不動滝からの登りはキツイですし、戻る事を考えても尾白林道からのほうが楽だと思います)
そんなこんなで登山道を進むこと40分、『錦滝』へと到着しました。落差は約25M位でしょうか?『不動滝』などと比べると、水量が少なく、「この滝なら打たれながらの修行もできるかな(笑)」ってな感じでした★
実際に水を補給しに近くに行きましたが、ほんの数秒でずぶ濡れになってしまいました(苦笑)
自然の恵みはとても冷たく、乾いたノドを潤しリフレッシュし日向山を目指し登山道を進みました。
滝を過ぎてからは、鉄の橋やクサリ・ロープを使用する箇所もありました。この辺りで6名・3名のパーティと行交い譲り合いながら、笑顔で挨拶を交わしました☆★
ここまでの道端、足元には黄色い可愛い花が『ミヤマキンバイ』(写真2枚目)うす紫色の『タチツボスミレ』(写真3枚目)があちらこちらに咲いていました。
さらに登ること40分、息もあがりはじめ顔を上げると山桜が咲いてました☆また木々の合間には『富士山』や『鳳凰三山』が見え、先には真っ白い砂山が見えはじめました。
『雁ヶ原』に到着です。砂山はとても歩きにくく最後の難関かもしれません(汗)
ここは、花崗岩が風化して出来た真っ白い砂に覆われた美しく別世界の様な光景が広がってました。山頂付近には、沢山の人々が絶景の元で達成感に浸ってました♪
今日は本当に天気が良く、広く裾野を広げた『八ヶ岳』や『鞍掛山』残雪の輝く『甲斐駒ケ岳』の大パノラマが待ってました☆★☆まだ登山経験の浅い小澤ですが、山頂からの景色や奇怪な岩山は、とても印象に残る光景でした☆時を忘れ気が付いたら、1時間も滞在してました。
15時にハイキングコースを降り、『矢立石駐車場』経由で16時20分『尾白川渓谷駐車場』へと帰ってきました。
今回は約7.5kmのコース・7時間のトレッキングでした。
今回の逆ルート『矢立石登山口』のハイキングコースからですと、約1時間40分ほどで山頂の絶景がお楽しみいただけます♪
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する