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Yamareco

記録ID: 1938373
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無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

男加無山・女加無山

2019年07月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:56
距離
4.9km
登り
876m
下り
262m

コースタイム

日帰り
山行
7:25
休憩
0:33
合計
7:58
距離 4.9km 登り 893m 下り 262m
5:50
153
加無山登山口
8:23
8:30
40
挽割(男女コル)
9:10
50
10:00
10:15
45
挽割(男女コル)
11:00
11:03
57
12:00
12:08
100
挽割(男女コル)
13:48
加無山登山口
ログは片道のみ記録
(八敷代川の渡渉地点より開始、ただし男加無山から挽割までの下りはデータ欠落)
天候 小雨〜曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
加無山登山口まで林道通行可能(未舗装で多少荒れている)
甑山方面への林道はさらに悪路で時間に余裕が必要(四駆でないと厳しそう)
コース状況/
危険箇所等
女加無山は登山道無しだが薮に覆われた踏み跡程度あり、下りは尾根から外れないよう注意
登山口へ近づくと怪しい低い雲が広がっている。
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登山口へ近づくと怪しい低い雲が広がっている。
県道35からの加無山登山口への分岐地点(大滝小学校前)
県道35からの加無山登山口への分岐地点(大滝小学校前)
しばらく林道を進むと二股。加無山登山口は左へ、右は甑山方面。
しばらく林道を進むと二股。加無山登山口は左へ、右は甑山方面。
林道を終点まで来ると加無山登山口(左の林の中へ)
林道を終点まで来ると加無山登山口(左の林の中へ)
登山口からすぐ杉林を緩やかに下る。最近刈り払われたようだ。
登山口からすぐ杉林を緩やかに下る。最近刈り払われたようだ。
八敷代川と支流(右から合流)。ここまで来ないうちに支流を渡ること。
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八敷代川と支流(右から合流)。ここまで来ないうちに支流を渡ること。
(参考)上の画像に写っている、八敷代川の滝を間近で望む
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(参考)上の画像に写っている、八敷代川の滝を間近で望む
戻って八敷代川の支流を渡る
戻って八敷代川の支流を渡る
八敷代川の左岸沿いを少し進むとロープが渡してある渡渉点が現れる。
八敷代川の左岸沿いを少し進むとロープが渡してある渡渉点が現れる。
ここで八敷代川を渡る。長靴で十分渡れる水量(20〜30センチ)。
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ここで八敷代川を渡る。長靴で十分渡れる水量(20〜30センチ)。
右岸に渡るとしばらくブナ林の段丘を進む。右手に川の流れを聞きながら。
右岸に渡るとしばらくブナ林の段丘を進む。右手に川の流れを聞きながら。
一ヶ所崩落個所有り。
一ヶ所崩落個所有り。
苔むした古びた木橋。
苔むした古びた木橋。
加無沢の合流点手前
加無沢の合流点手前
加無沢沿いにしばらく進むと加無沢の第一渡渉点(右岸から左岸へ)
加無沢沿いにしばらく進むと加無沢の第一渡渉点(右岸から左岸へ)
しばらく足場の悪いヘツリ道が続き神経と体力を奪われる。奥に女加無山の一部が見える。
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しばらく足場の悪いヘツリ道が続き神経と体力を奪われる。奥に女加無山の一部が見える。
加無沢の第二渡渉点。周囲は落ち着いた雰囲気の広葉樹の森。
加無沢の第二渡渉点。周囲は落ち着いた雰囲気の広葉樹の森。
第二渡渉点からまもなく嫌なヘツリが現れる。登山道は前方の土崖の上へ。
第二渡渉点からまもなく嫌なヘツリが現れる。登山道は前方の土崖の上へ。
しばらく小沢を絡めて進むとブナの広場を通過。
しばらく小沢を絡めて進むとブナの広場を通過。
いよいよ険しい女加無山の東山麓を通過。片勾配のヘツリ道は滑りやすい。
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いよいよ険しい女加無山の東山麓を通過。片勾配のヘツリ道は滑りやすい。
胎内くぐりが現れる。正面を向いて通過すると肩幅ぎりぎりの幅。
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胎内くぐりが現れる。正面を向いて通過すると肩幅ぎりぎりの幅。
岩壁にはイワユリが咲く
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岩壁にはイワユリが咲く
八幡大神のある岩穴、中央奥は男加無山の山頂方向
八幡大神のある岩穴、中央奥は男加無山の山頂方向
八幡大神の内部
男加無山と女加無山とのコル、挽割へ上がる。
男加無山と女加無山とのコル、挽割へ上がる。
挽割から男加無山へ登山道を進む。
挽割から男加無山へ登山道を進む。
クロベの林を登る
クロベの林を登る
赤松の岩棚のさらに上の岩コブ、展望地だがガスで真っ白。
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赤松の岩棚のさらに上の岩コブ、展望地だがガスで真っ白。
薮に覆われた痩せた岩稜帯の通過
薮に覆われた痩せた岩稜帯の通過
まもなくガスが切れ山頂方向が見えてくる。三角のピークの奥が本当の山頂。
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まもなくガスが切れ山頂方向が見えてくる。三角のピークの奥が本当の山頂。
本当の山頂部はなだらかで展望がない。
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本当の山頂部はなだらかで展望がない。
男加無山の三角点。周囲は展望が悪い。
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男加無山の三角点。周囲は展望が悪い。
下山途中、岩稜でガスが取れるのを待つ。
下山途中、岩稜でガスが取れるのを待つ。
赤松の岩棚から望む女加無山、険しい山容だ。
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赤松の岩棚から望む女加無山、険しい山容だ。
再び挽割に戻ってくる。
再び挽割に戻ってくる。
挽割から女加無山へ進む。しばらく踏み跡が尾根上についている。
挽割から女加無山へ進む。しばらく踏み跡が尾根上についている。
クロベの生える岩場の通過もあり。
クロベの生える岩場の通過もあり。
左側は垂直な岩崖、薮で見えにくい足元に注意。
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左側は垂直な岩崖、薮で見えにくい足元に注意。
右側は急峻な岩尾根(下山時に間違ってこちらへ進む)
右側は急峻な岩尾根(下山時に間違ってこちらへ進む)
山頂が近づくとなだらなになり笹薮が密集してくる
山頂が近づくとなだらなになり笹薮が密集してくる
ブナの大木を見上げる
ブナの大木を見上げる
笹に蔓が混じりハードな薮こぎ
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笹に蔓が混じりハードな薮こぎ
女加無山の最高地点に赤布が結ばれており、ここを山頂とする。
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女加無山の最高地点に赤布が結ばれており、ここを山頂とする。
木に登り山頂部を見下ろす
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木に登り山頂部を見下ろす
新庄方面遠望。
新庄方面アップ
下山途中、岩尾根の上より男加無山方面パノラマ(元サイズ→拡大)
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下山途中、岩尾根の上より男加無山方面パノラマ(元サイズ→拡大)
同じく左より、石蓋狩山〜雁唐山〜丁岳〜萱森〜男加無山(元サイズ→拡大)
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同じく左より、石蓋狩山〜雁唐山〜丁岳〜萱森〜男加無山(元サイズ→拡大)
同じく男女甑山方面パノラマ(元サイズ→拡大)
同じく男女甑山方面パノラマ(元サイズ→拡大)
ラクダのコブのような女甑山(左)、男甑山(右)
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ラクダのコブのような女甑山(左)、男甑山(右)
挽割に無事到着し、西側へ降りる登山道(カツラの巨木方面)を望む
挽割に無事到着し、西側へ降りる登山道(カツラの巨木方面)を望む
下山時、対岸に千畳岩を見上げる
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下山時、対岸に千畳岩を見上げる
涼しげな八敷代川
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涼しげな八敷代川
八敷代川の渡渉点
八敷代川の渡渉点
登山口に到着後、甑山方面の林道を走ってみる。最初は走りやすい未舗装道。
登山口に到着後、甑山方面の林道を走ってみる。最初は走りやすい未舗装道。
東には神室山方面の眺望
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東には神室山方面の眺望
次第に荒れてくる。登山口まで県道から1時間近くかかりそうなほどの悪路。
次第に荒れてくる。登山口まで県道から1時間近くかかりそうなほどの悪路。
甑山登山口の1キロほど手前で引き返す。西には男女加無山が望まれる。
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甑山登山口の1キロほど手前で引き返す。西には男女加無山が望まれる。
大滝小学校
真室川の手前より北方向パノラマ。奇妙な山容の山々が林立している。左は甑山。(元サイズ→拡大)
真室川の手前より北方向パノラマ。奇妙な山容の山々が林立している。左は甑山。(元サイズ→拡大)
鮭川村より望む鳥海山〜丁山地
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鮭川村より望む鳥海山〜丁山地
鳥海山アップ こちらの角度からの方がカッコいい(元サイズ→拡大)
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鳥海山アップ こちらの角度からの方がカッコいい(元サイズ→拡大)
丁山地(元サイズ→拡大)
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丁山地(元サイズ→拡大)
戸沢村より望む神室山〜小又山〜火打岳パノラマ、滝雲に覆われている(元サイズ→拡大)
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戸沢村より望む神室山〜小又山〜火打岳パノラマ、滝雲に覆われている(元サイズ→拡大)
庄内平野より望む鳥海山と入道雲
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庄内平野より望む鳥海山と入道雲
鶴岡駅を出発した特急「いなほ」
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鶴岡駅を出発した特急「いなほ」
「いなほ」と鳥海山(元サイズ→拡大)
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「いなほ」と鳥海山(元サイズ→拡大)
凪の日本海と粟島
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凪の日本海と粟島

感想

鳥海山の東側に広がる丁山地、標高こそ低いが手付かずの自然が残り特異な山容の山々が点在している。丁岳、萱森、男・女甑山、そして今回登った男・女加無山。

加無山林道は未舗装で少し荒れているが登山口までは通行可能。登山道は最近刈り払われたようで樹林帯の中では歩きやすい。沢沿いではヘツリの区間が多く、足場が悪く滑りやすくなっている(加無沢の第一渡渉点〜第二渡渉点先、女加無山山麓〜挽割手前)。

男加無山への登りは薮につかまって登るような急勾配が多く、薮に覆われた岩稜帯の通過など結構ハードな箇所もある。また女加無山へは踏み跡が尾根に沿ってうっすらと付いているが所々薮や岩稜で辿るのが困難な場所もあり経験者向き。なだらかな山頂部は密集した笹薮に蔓が混ざりかなりハードな薮こぎが待っている。それでも稀に人が入っているようで最高地点の薮には赤布が結ばれていた。男加無山も女加無山も下りではルートを間違えやすく何度か間違えてしまい要注意である。

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コメント

登山の参考にさせていただきます。
2022/5/16 21:34
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