幌尻岳
- GPS
- 28:00
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 2,147m
- 下り
- 2,136m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 10:47
天候 | 26日曇/雨 27日曇/雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
復路 9時30分発第2ゲート発のバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
取水設備からが渡河当日は行きは膝下くらい帰りが膝上くらいでした。帰りは少し流れが早く足の置き場が定まらな感じでストックも流れに負けてしまいました。 靴は沢靴がベストと思いますが自分は磯釣り用の地下足袋見たいなので行きました。 急登は長く続き4時間歩いた足にはかなりきつく難儀します。 |
その他周辺情報 | びらとり温泉ゆから 500円 平取牛のメニューがたくさん疲れた体に沁みました。 ガスカートリッジは新千歳空港のスノーショップ出発店にて購入しましたが陳列していなくレジカウンターの中にあります。 |
写真
感想
百名山最難関と言われる幌尻岳
「登山計画」、「準備」、「移動」、そして「運」(これが極めて重要)全てを含めて百名山最難関でしょう。
去年計画を立てていましたが胆振東部地震が発生したため急遽キャンセルした経緯が
あり、ある意味リベンジとなりました。
被災地においては、1日も早い復興と、穏やかな日々が早く訪れることを心から願っています。
前日に北海道入りレンタカーを手配し、一路とよぬか山荘に向かいます。
距離にて約80kmくらいでした。途中スーパーに寄り食料品を購入しながらとよぬか山荘に到着、すでに沢山の登山者は宿入りしていて各々準備をしていました。
自分も次の日の準備をし、お風呂をいただき就寝しますが、なんか気持ちが高ぶり
寝付けませんでした。
4時間も寝れたでしょうか、周りが動き出し自分も目が覚めました。朝一のバスで移動します。途中第一ゲートを通過し第二ゲートへ、車一台通れる林道でしたが、自分はバスに揺られた途端寝てしまいほぼ夢の中でした。
第2ゲートに到着下車しトイレを済まし歩き始めますが山と高原アプリは現在地を示してくれず、壊れたか?と思いましたが、しばらく歩くと自分の居場所が分かりほっとしました。
しばらくは林道を歩きます。
林道自体は単調な歩きでした。軽いアップダウンはありますが2時間も歩けば
北海道電力取水施設につきます。途中熊と思われる糞が沢山落ちていました。
ここからは沢シューズに履き替え渡河が始まります。
この山行で一番心配したのは川の水量でした。登った日は幸い川の水は少なく膝下くらいでした。渡河は約20回程度対岸に行ったり来たりで軽いアトラクション的な感じ
渡河自体は水が冷たいものの気持ちよく歩けましたが増水には十分注意が必要です。
渡河を約2時間くらい歩くと幌尻小屋に到着します。
山腹に佇む可愛らしい小屋で室内もトイレも小綺麗で荷物は小屋の床下にあるスペースに収納するスタイルでした。受付を済ませ寝袋やマット食事などの不必要なものを床下スペースにデポして山頂アタックに向かいます。
山頂に向けて歩き出します最初から命の泉までは急登でかなり足を使います。
途中、毎日新聞主催のツアーとすれ違いますがみなさん元気そのものでした。
自分に至っては息も絶え絶えで休みながら少しずつ高度を上げ歩き続けます。
命の泉に着きますが回り込む必要があるようで自分はスルーしました。ここから御花畑までも急登でした。かなりしんどい思いをしながら登りますが、ここ辺からガスに巻かれたはじめしかも雨が降ってきてしまい、カッパを着ての登山となりました。
御花畑につくとそこは満開の御花畑!ガスで遠くまでは見通せませんが、色取り取りの花が咲いていて心を和ませくれました。写真にお花を収めながら登るのでさらに時間がかかります。しばらく御花畑を気持ちよく歩くとコース分岐そして山頂へは後少しのポイントへ到着します。
山頂に着きますが残念ながらと言うかやっぱりガスの中でした。仕方なく写真だけをとってそそくさと下山を開始します。急登の下山は結構しんどく膝を直撃します。雨は小雨の状態でしたが下山するに従い強くなり、ちょうど小屋に着いたときには次の日の下山が心配になる程の本降りになりました。
実は自分の誕生日登山だったので小屋で一人祝杯の予定でしたが、同席した方と歳の話になり、誕生日の話をしたら祝福していただきき楽しい祝杯となりました。
小屋は最終的に40名ほどになったようでしたが自分は寝不足とアルコールで6時頃に撃沈!翌朝3時まで一切目が覚めませんでした。
翌日は朝イチのバスに間に合うように下山します。
心配された前日の雨は早い時間で止んでいたようで増水はさほどしておらず幸い膝上くらいでなんとか下山ができました。
取水施設あたりから小雨が降り始めバス乗り場に着いた途端に本降りに第2ゲートのところに設置しているプレハブ小屋で雨宿りして9時半のバスに乗車し無事とよぬか山荘へゴールできました。
これで88座目最難関はクリアー残るは12座になりました
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