会津駒ヶ岳＊中門岳＊山の神様がくれた奇跡の1時間＊

2019年07月29日(月) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,227m
• 下り: 1,221m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:58
• 休憩: 1:07
• 合計: 6:05

4:50 会津駒ヶ岳滝沢登山口
5:05 5:12 ヘリポート跡
5:52 5:58 水場
7:03 7:09 駒の小屋
7:26 7:28 会津駒ヶ岳
8:05 8:35 中門池
8:40 8:45 中門岳
9:19 9:19 会津駒ヶ岳
9:30 9:30 駒の小屋
10:12 10:23 水場
10:44 10:44 ヘリポート跡
10:55 会津駒ヶ岳滝沢登山口

天候

晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

森の温泉館
【アルザ尾瀬の郷】500円

http://www.oze-info.jp/spa/

写真

日曜の夜 埼玉を出発して高速道路で4時間。深夜2時半に登山口のある滝沢駐車場へ着いた時には すでに随分手前の路肩にも駐車されている満車状態。

何とか隙間に駐めることができました。平日なのに侮れません。

3時から1時間だけ仮眠を取り 4時に覚ますと まだ薄暗い中 ヘッデンをつけた３人が登山開始。

私が用意に小1時間かけているうちに 他のハイカーさん達も 次々と歩き始めます。

AM4:50 滝沢登山口

曇天の隙間から 薄っすらと明るくなってきました。

AM 6:00 お日様は雲の中。
柔らかな光で 景色を優しく染める

この日の天気予報は
午前中は晴れ 午後は雨マーク

早朝のうちに稜線に出られるよう 黙々と歩きます。

沢山の方に道を譲っていただき
先頭で歩いていると

鬱蒼とした森の中から ガサガサ…
獣臭… ドキドキ…
(゜ロ゜ノ)ノ

慌てて 熊鈴を鳴らし始めました。

樹林帯歩きも間もなく終了。

天空の世界が見え始めました

わくわくが止まらない(*´▽｀*)

綺麗に整備された 木道と池塘

雲の中から お日様がやっと顔を出してくれました。

誰もいない 静かで広々とした空間。

曇天の空も いつのまにか青空へ

歩き始めて 約2時間。

メルヘンな丘の上に
「駒ノ小屋」が見えます。

肝心の「会津駒ヶ岳」山頂は
現在 ガスに覆われています。

尾瀬方面には

双耳峰の「燧ヶ岳」

燧ヶ岳をズーム！

小屋前の「駒ノ池」

ベンチやテーブルで朝食中のハイカーさんにお話を聞くと
昨日は一日中 ガスで真っ白で 何も見えなかったそうです。

AM7:00
「駒ノ小屋」到着

標準コースタイム3時間の所を 2時間で来れたので 小屋泊のハイカーさん達に褒めてもらえました

(´- `*)へへ

Tシャツを選びながら 小屋番さんに聞いてみた。
「山頂はガスがかかっているし 中門岳はどうしよう…」

すると
「駒ヶ岳山頂に行かなくていいから 中門岳は行ってみて！綺麗だよー」と。

この言葉を信じて 先を急ぐことに。

空を映す 駒ノ池の脇を通過

瑞々しい ウラジロヨウラクを愛でたりしながら
歩くこと15分程で…

日本百名山 51座目
「会津駒ヶ岳」2132m

( ∩´∀`)∩

会津駒ヶ岳山頂を後にして
中門岳への道を眺める。

ニョキニョキ

コバイケイソウの芽かな？

( *´pq`)かわいい

雪渓が登山道を塞いでいますが
アイゼンがなくても大丈夫、
とヤマレコで予習済。

1歩目を踏み出した瞬間に
ツルーーーン すってんころりん

「大丈夫」は個人の感想です

雪渓を通過して
会津駒ヶ岳を振り返る

青空と 眩しいお日様

真新しい木製のベンチがあり
お腹も空いてきたので
休憩したいのは山々だけど

ガスが晴れているうちに
一気に 中門岳を目指します。

(⑅´•⌔•`)

中央に見えているのが 目的地の中門池です

AM8:00 中門池

せっかくなので 小屋で買ったTシャツに お着替えしました

「山さえのぼれりゃ ごまんえつ」

その場に居合わせた４人でお互いに写真を撮りあい、最後はご一緒に。

みんな大好き
＊駒ヶ岳Tシャツ＊

鏡のように青空を映す中門池。

車中の仮眠1時間で ここまで3時間登り続け ついに天空のパラダイスへ辿り着きました。

真新しいベンチに腰掛けて 空腹を満たし 眠くなってきた
（つω-｀)

ぼくは今 すごーく幸せなんだよ
パトラッシュ ぼくは もう疲れたよ
なんだか とても眠いんだ:･:*.+ﾟ

などと妄想するほど 天国に近い中門池で30分 ゆっくり休憩。

中門岳山頂は 池から数分の場所なので 寄ってみることに。

あれれ(・−・)？

ガスが上がってきたよ？

中門岳から折り返して

さっきまで あんなに蒼く輝いていた中門池は ガスで真っ白に。

雪渓の箇所も ガスが押し寄せて
すぐ奥にある駒ヶ岳が見えなくなった

駒ノ小屋まで戻り
駒ヶ岳山頂を見上げる。
完全にガスで覆われてしまった。

たった1時間限定の「絶景」を
堪能できて 幸せでした。

帰路では 楽しみにしていた「水場」へ寄ります。

ちょっとした崖を数分下った所に。

その場で300ccほど 一気飲み

キーーンと冷えていて美味しい！

かき氷を食べたときみたいに
頭が痛くなっちゃいました(*´▽｀*)

11:00に下山できたので お風呂も 一番乗り。

1番の特権。
誰も居ないから写真が撮れる(*´ω`*)

時間も早いし 下道で休憩しながらのんびり帰りました。

帰り道は 一時的に土砂降り
(゜ロ゜)
寝不足&早起きで頑張って良かったです。

感想

エコ

天気予報を信じて
「早朝に 稜線へGo！」
ε=ε=(((( *・`ω・)っ

早朝作戦 大成功:・:*.+゜


もしも 仮眠を2時間にしていたら…
もしも 小屋で大休止していたら…

僅か1時間(7時半〜8時半)の
山の神様からの贈り物を
受け取る事が できなかったのだ。

青空を映す池塘
息を飲むような 天空の庭園

今日もまた
思い出に残る
人生の宝物が 1つ増えました。

寝不足でも シャリバテでも
元気に歩ける足腰があることに
感謝の気持ちを忘れずに (。•人•。)

最後まで見ていただき
ありがとうございました*✲゜*。eco