記録ID: 195031
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アルパインクライミング
谷川・武尊
谷川岳/一ノ倉沢南稜
2012年06月24日(日) [日帰り]
kamog
その他2人
- GPS
- 11:47
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 609m
- 下り
- 605m
コースタイム
4:00起床(目覚まし鳴らず少々寝坊)
4:45発−
5:03テールリッジ取り付き−
6:00南稜テラス(約1時間20分順番待ち)7:20−
南稜(草付き含め7ピッチ)−
10:45最終ピッチ終了点(休憩・順番待ち等)12:40−
ラペル(草付き含め5ピッチ)−
14:40南稜テラス下−
15:15中央稜基部下テールリッジ上15:30−
16:30一ノ倉沢駐車場
4:45発−
5:03テールリッジ取り付き−
6:00南稜テラス(約1時間20分順番待ち)7:20−
南稜(草付き含め7ピッチ)−
10:45最終ピッチ終了点(休憩・順番待ち等)12:40−
ラペル(草付き含め5ピッチ)−
14:40南稜テラス下−
15:15中央稜基部下テールリッジ上15:30−
16:30一ノ倉沢駐車場
天候 | 快晴★ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■一ノ倉沢奥壁南稜 ★群馬県条例によりこのエリアを登攀する場合は、事前に計画書等の 提出、承認が義務付けられていますのでご注意ください。 http://www.police.pref.gunma.jp/seianbu/02tiiki/tozan-todoke_no.2.htm ルートグレード:3級上 最高ピッチグレード:控蕁丙能ピッチ) |鷦屬楼譽料丗駐車場。30台くらいは停められる。水洗トイレあり(紙あり)。 谷川岳クライミングのハイシーズンなので、今回も一番目に入山した パーティは朝4時前発であったそうだ。ただ4時にもなれば次から次へと 堰を切ったように出発するので、少しでも遅れれば登攀の順番待ちは 避けられない。 今回は一ノ倉沢を埋める雪渓が駐車場近くまでしっかり残っていて テールリッジまでのアプローチは楽であった。 しかし午後には雪渓末端近くが大音響とともに崩壊していた。 ぅ董璽襯螢奪犬論齋未らシュルンドを避けて飛び移り、右側の斜上バンドを 登って残置ロープ沿いに簡単なクライミングで始まる。(卦蕁歡度) 慣れた人は問題ないが、弱い人にはビレイも必要。だが、ここで確保して もらわなければ怖い人は、そもそも谷川の岩場を登る資格がないし 他の人たちにも迷惑になる。 その後茂みの中も明確な踏み跡を登り、開けたスラブ岩帯へ。 再び茂みの踏み跡を急登して、2番目の開けた箇所へ出る。 そのままカンテを詰めれば中央稜の取り付きに突き当たる。 ただ途中2箇所ほどフレーク状の岩を頼りに高度感のある岩場のトラバース がある。特に下りは初めての人には怖い。 ッ羆稜取り付きから左上に伸びる岩と草付きのバンド状を岩場の基部沿いに 南稜テラスに向かいトラバースする。 ただ中央カンテや変形チムニーなど先行のパーティが登っている場合は 結構頻繁に落石があるので上を注意して素早く通過したい。 今回は中央カンテから頻繁に直撃したら死ぬであろうほどの落石が発生して いた。 ζ醂妊謄薀垢狼佑瓩10人くらいが待機できる。 南稜1ピッチ目は出だし少し左から取り付きカンテ右側を登る。 それから上部岩塔右隅の凹角を目指して登る。(元蕁 そして凹角を登るのだが、出だしがやや難しい。手が長ければ凹角内の ガバをホールドにチムニー登りのように身体を上げていく。(元蕁棔 凹角を登りきれば1ピッチ目終了点。 2ピッチ目はやや右上するバンド状を登り、下から見て水平バンドに見える バンドを左へトラバースし最後は直上する。(元蕁檗 終了点にはラペルリング等しっかりした支点がある。 次に草原内の踏み跡を20m以上登り詰めると4ピッチ目取り付き。 4ピッチ目は上部のルーフ状岩の左側基部を目指す。 終了点はラペルリングが架かっているのですぐわかるが、下降点とここから 下は登る人と被っているので注意。 5ピッチ目はすぐ右側のリッジ状に一段上がって弱点を探しながら開放的な リッジを登る。これが馬ノ背リッジ。(元蕁 4ピッチ目終了点から50mロープでは6ピッチ目基部まで届かないので 一番下の古いボルト、ハーケンで構成されるポイントでビレイする。 それから20mほど登れば馬ノ背リッジも終わり、比較的安定している 6ピッチ目基部に突き当たる。 6ピッチ目は中央の乾いたラインを登るが、南稜ではピッチグレードとして 一番難しいかもしれない。(控蕁 これをマントルまたは古い残置ロープを手掛かりにしたA0でOK。 ラペル(懸垂下降)は6ピッチ目終了点から更に3mほど登った左側奥に 六ルンゼの下降点がある。 第2下降点まで45mほどの下降。 さらに40mで登り時の4ピッチ目終了点に降りられる。 50mロープ2本ならば下の草原途中まで降りられる。 少し草原の踏み跡を下ると、登り時2ピッチ目終了点。 そこを下降点にして、登り時1ピッチ目終了点をやり過ごし 1ピッチ目の凹角の下にある赤の残置ロープスリング+カラビナ2個の 下降点まで下る。1ピッチ目終了点を下降点にしてもよいが そうするとロープ回収時にロックしやすい。 凹角下の下降点から南稜テラスを左にやり過ごし、少し下部の傾斜が緩んだ 草原状まで降りられる。 水平トラバースバンド(横断バンド)までは高度差10mくらいで、あとは クライムダウンしてバンドに降りる。 この下降ルートの方が回収時ロープがロックしにくい。 ただ上部にクライマーがまだ登っていたり下降していたりするなら 落石のリスクがあるので十分注意が必要。 ■クライミング講習 http://mt-farm.info/ |
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