ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1951234
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳 額平川コースより沢渡渉にて 【道央遠征3泊4日2-3日目】

2019年07月27日(土) ~ 2019年07月28日(日)
 - 拍手
YAMA555 その他3人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
29:55
距離
31.4km
登り
2,052m
下り
2,043m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:14
休憩
0:01
合計
4:15
距離 11.4km 登り 666m 下り 197m
9:08
32
9:40
9:41
78
13:23
2日目
山行
9:06
休憩
1:48
合計
10:54
距離 20.0km 登り 1,388m 下り 1,854m
4:00
76
5:16
5:17
89
6:46
6:47
4
6:55
7:13
5
8:32
8:47
49
9:36
10:44
141
13:05
13:07
77
14:24
14:25
29
ルートはEtrex20XのGPSデータです。
天候 1日目 雨のち曇り
2日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
●幌尻予約関係
幌尻岳登山で糠平コースの場合はシャトルバス、宿泊先の事前予約が必要です。
http://horoshiri-biratori.jp/

YAMAは4月頃予約しましたが、日程によっては既に取れない日もありました。
天候の関係で当日シャトルバスが出ないこともあるのである意味カケですね(現に今回は4:00のシャトルバスは出なかった)。
・幌尻山荘宿泊代金2000円は事前振込。
・シャトルバス往復はとよぬか山荘の券売機にて購入。

●ガス購入場所
ガスカートリッジは新千歳空港のスノーショップにて購入。店頭には置いてなくて声かけると出してくれます。

●行き
前日
樽前登山後、振内にある振内鉄道記念館ライダーハウスに宿泊。
当初、4:00のシャトルバスの予定でしたが前日夜に降雨のためシャトルバスが出ないとの連絡がありました。
その次の8:00のバスは出るか出ないかは当日7:30頃連絡をいただけることになり就寝です。

当日
7:00頃ライダーハウスを出発。
7:25にとのぬか山荘に到着しました。移動中に予定通り車出ることになり幸いにも幌尻の登山口に行くことができました。山バッチはこちらで販売しています。
8:00バスに乗車して出発、登山口まで約1時間バスに揺られます。
8:55登山口到着。簡易トイレあり。

●帰り
17:00の予約していたバスに乗車。駐車場には15:00前に着いたので2時間待ちです。渡渉で濡れた装備を乾かしながら待ち。バスでは冷えたビール、ジュースが売っていてありがたかったです。
17:50とよぬか山荘に到着。
18:30振内のじゃんけんぽんにて食事。
19:30びらとり温泉ゆがらにて1時間ほど滞在し汗を流す。
21:00振内鉄道記念館ライダーハウスにて宿泊。
翌日の夕張岳に備えました。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
山と高原地図 大雪・幌尻
朝日ビジュアルシリーズ日本百名山 十勝・幌尻
日本百名山山歩きガイド上 幌尻

●登山口〜取水施設
駐車場から雨スタートで林道歩き3時間。それほど高低差もなく歩きやすく特に問題ありません。帰りは一か所崩落していて半分くらい土砂が出ていてギリ管理人さんの車が通れたくらい。やはり崩落が多い場所なのか。

●取水施設〜幌尻山荘
しばらくは沢渡渉はなく四ノ沢出合付近(歩き始めて40分後くらい)まで歩けます。それまで途中2か所ヘツリがありますが鎖がついていて問題なし。
ここからは渡渉を繰り返します。沢靴に履き替えました。行きは4時便が欠航するくらいだったので水量は多かったです。でも多い所で股が濡れるくらいだったかな。流れが速い所の渡渉は要注意。なるべくすり足、流れ上部に足を向けながら、水勢に足を取られないように。20mロープ持っていきましたが使いませんでした。
徒渉始めること1時間30分位で幌尻山荘に到着しました。

◎幌尻山荘
収容40〜50名だそうですが今回は30名弱と少し余裕がありました。2階にて宿泊、濡れた衣服を着替えて乾かせるロープが張ってあります。
ザックは外置きでサブザックも中に入れられません。毛布1枚支給、シュラフ、マットは持参する必要あり。
自炊は基本外。今回は雨が降っていたので1階を使わせていただけました。
水は豊富でお酒冷やせました。ビール700円で販売しています。
その他皿とかコップは事後洗って返すので借りれました。

●幌尻山荘〜幌尻岳
4:00出発で展望が開ける尾根に5:20と軽身だったので思っていたよりペースは速かったです。尾根に出て10分位登ると命の水でした。キンキンに冷えた美味しい水です。
展望が開けてからは楽しい稜線歩きです。幌尻岳が見えてくるあたりからはお花畑で北海道に来たって感じられる雄大な景色が待っています。危険な箇所は特になし。

●道央遠征
・樽前山 天気悪く足慣らしハイク 【道央遠征3泊4日1日目】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1949052.html

・夕張岳 雨に濡れる花々【道央遠征3泊4日4日目】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1958145.html
その他周辺情報 ●食事
とよぬか山荘から約30分で振内に出ます。「じゃんけんぽん」にて特大ハンバーグをいただきました。びらとり和牛の美味しいお店。400gのハンバーグ旨し。
同じバスで降りてきた人が何名かいらっしゃいました。

●温泉
「びらとり温泉ゆがら」にて汗を流しました。500円也
レストランも併設されています。YAMAは前日ここで食事しましたが、びらとり和牛美味しいです。

●宿泊
振内鉄道記念館ライダーハウスにて宿泊。1人600円とテント張るのとほぼ同じ値段で快適に過ごせました。トイレ、シャワーあり。
近くにセイコーマートがあるので便利です。
振内鉄道記念館ライダーハウスにて前日は宿泊。
電車2両を宿泊先にしているところ。
とよぬか山荘にも近いし、セイコーマートも近いので便利。
1
振内鉄道記念館ライダーハウスにて前日は宿泊。
電車2両を宿泊先にしているところ。
とよぬか山荘にも近いし、セイコーマートも近いので便利。
7:30にとよぬか山荘に到着。
途中で8:00便は出ることが決まったと連絡があってテンション上がりました。
7:30にとよぬか山荘に到着。
途中で8:00便は出ることが決まったと連絡があってテンション上がりました。
山荘到着も雨降っています。
山荘到着も雨降っています。
このコースで幌尻に行く人はだいたいこの学校を改造したとよぬか山荘に宿泊するようです。
YAMAは登れない場合は他のエリアへの転身も考え使いませんでした。
このコースで幌尻に行く人はだいたいこの学校を改造したとよぬか山荘に宿泊するようです。
YAMAは登れない場合は他のエリアへの転身も考え使いませんでした。
入口にシャトルバスの券売機あり。事前予約済みです。
往復4000円也。
入口にシャトルバスの券売機あり。事前予約済みです。
往復4000円也。
8:00バス出発。
今回は2台で18名って言っていたかな。この天気でキャンセルも出たんじゃないかな。
8:00バス出発。
今回は2台で18名って言っていたかな。この天気でキャンセルも出たんじゃないかな。
約1時間の移動。これを歩くのは無理。
約1時間の移動。これを歩くのは無理。
8:55登山口に到着。
雨は上がらず。
8:55登山口に到着。
雨は上がらず。
雨合羽、傘とそれぞれで出発。
雨合羽、傘とそれぞれで出発。
3時間はゆっくり登りの林道歩きです。
湿気が凄いのでYAMAは傘で。
3時間はゆっくり登りの林道歩きです。
湿気が凄いのでYAMAは傘で。
取水施設が近くなったところで注意案内がありました。
取水施設が近くなったところで注意案内がありました。
取水施設到着。ここまで3時間と標準ペースです。
取水施設到着。ここまで3時間と標準ペースです。
ここから4キロ。途中から渡渉あり。
ここから4キロ。途中から渡渉あり。
四ノ沢までは濡れずに歩けます。
四ノ沢までは濡れずに歩けます。
数か所ヘツリ気味ありますが、鎖があるので心配ない。
1
数か所ヘツリ気味ありますが、鎖があるので心配ない。
1か所水量が凄い所には橋が渡してあります。
1か所水量が凄い所には橋が渡してあります。
徒渉開始。
今回は沢靴初めてが2人いたので教えながら慎重に渡渉する。
雨の影響で若干水量は多めでした。
1
徒渉開始。
今回は沢靴初めてが2人いたので教えながら慎重に渡渉する。
雨の影響で若干水量は多めでした。
沢渡渉楽しいですね。
沢渡渉楽しいですね。
幌尻山荘に到着しました。
とりあえず怪我無く来れて良かった。
幌尻山荘に到着しました。
とりあえず怪我無く来れて良かった。
無事に幌尻山荘に到着し持参したビール、酎ハイ、ワインを冷やす。時間はたっぷりありますので。
ビールは山荘でも販売していました。
無事に幌尻山荘に到着し持参したビール、酎ハイ、ワインを冷やす。時間はたっぷりありますので。
ビールは山荘でも販売していました。
アルコール冷やしたらお着換え。
更衣室はないので女性はお手洗いでの着替えになりましょうか。
ロープ張ってあり吊るせます。
アルコール冷やしたらお着換え。
更衣室はないので女性はお手洗いでの着替えになりましょうか。
ロープ張ってあり吊るせます。
冷えたビールで乾杯。
冷えたビールで乾杯。
苫小牧の市場で購入した地場産のホッケをロースターで炙る。
苫小牧の市場で購入した地場産のホッケをロースターで炙る。
スーパーで購入してきたアスパラとトマトとスイートコーンをつまみに。
1
スーパーで購入してきたアスパラとトマトとスイートコーンをつまみに。
早朝3:00起床。軽く朝食を済ませ4:00出発。
だいぶ明るいです。
早朝3:00起床。軽く朝食を済ませ4:00出発。
だいぶ明るいです。
しばらくは樹林帯の登り。
登山道は荒れていません。
しばらくは樹林帯の登り。
登山道は荒れていません。
尾根に上がるまでは樹林帯歩きですが、尾根につくと花がチラホラ。
尾根に上がるまでは樹林帯歩きですが、尾根につくと花がチラホラ。
尾根に出ると展望が良くなります。
1
尾根に出ると展望が良くなります。
しばらく登ると幌尻岳への稜線が見えてきます。
本当に晴れて良かったー。
1
しばらく登ると幌尻岳への稜線が見えてきます。
本当に晴れて良かったー。
ここからはお花畑の北海道らしい登山道。
ここからはお花畑の北海道らしい登山道。
るんるん気分♪
素晴らしい稜線歩き。
2
素晴らしい稜線歩き。
振り返ると登ってきた道が広がる。
1
振り返ると登ってきた道が広がる。
幌尻岳山頂に到着しました。
百名山99座目を踏めて来た甲斐がありました。
4
幌尻岳山頂に到着しました。
百名山99座目を踏めて来た甲斐がありました。
ぽろ・しりは大きな山という意味。
ぽろ・しりは大きな山という意味。
山頂から広がる景色。
1
山頂から広がる景色。
気持ちよいです。
本当は周回したいところですが今回は仲間もいるので同じ道を下山。
1
気持ちよいです。
本当は周回したいところですが今回は仲間もいるので同じ道を下山。
ゆっくりと景色を楽しみます。
下山しても17:00までバスが来ないもので。
ゆっくりと景色を楽しみます。
下山しても17:00までバスが来ないもので。
花の写真を撮りながら
花の写真を撮りながら
次に訪れる時にはチロロ林道から戸蔦別岳を経由して訪れたいものです。
1
次に訪れる時にはチロロ林道から戸蔦別岳を経由して訪れたいものです。
下山時に命の水で喉を潤す。
下山時に命の水で喉を潤す。
幌尻山荘に到着。
時間があるのでお湯を沸かしてラーメンを食す。
幌尻山荘に到着。
時間があるのでお湯を沸かしてラーメンを食す。
帰りの沢は天気で水量も収まりました。
魚影がたくさん見えてイイ感じの沢です。
帰りの沢は天気で水量も収まりました。
魚影がたくさん見えてイイ感じの沢です。
15:00少し前に登山口に到着。
この避難小屋は暑いので外で沢靴とか干しながら待ちました。
15:00少し前に登山口に到着。
この避難小屋は暑いので外で沢靴とか干しながら待ちました。
17:00バスに乗車。
17:00バスに乗車。
ジュース200円で販売しています。
キンキンに冷えたコーラは悪魔的な旨さでした。
1
ジュース200円で販売しています。
キンキンに冷えたコーラは悪魔的な旨さでした。
とよぬか山荘に到着。
記念の山バッチを購入しました。
とよぬか山荘に到着。
記念の山バッチを購入しました。
登頂のご褒美に振内のじゃんけんぽん立ち寄ります。
登頂のご褒美に振内のじゃんけんぽん立ち寄ります。
特大ハンバーグをご飯大盛で♪
びらとり和牛が美味しくって最高です。
1
特大ハンバーグをご飯大盛で♪
びらとり和牛が美味しくって最高です。
初日につづきびらとり温泉ゆがらに。
2日間の汗を流しました。
初日につづきびらとり温泉ゆがらに。
2日間の汗を流しました。
再び振内のライダーハウスにて宿泊です。
600円で管理人さんが徴収しに来ます。
再び振内のライダーハウスにて宿泊です。
600円で管理人さんが徴収しに来ます。
4人で1両貸し切りと贅沢な宿泊場所でした。
ちなみに隣には3人のライダーさんが宿泊していました。
明日は夕張に向かいます。
1
4人で1両貸し切りと贅沢な宿泊場所でした。
ちなみに隣には3人のライダーさんが宿泊していました。
明日は夕張に向かいます。

感想

今回の道央遠征の目的である幌尻岳に登ってきました。
都内は梅雨明けなのになぜこのタイミングで天気が悪くなるのって嘆きたくなる天気予報。前日の樽前はガスガスで、夜には予定していた4:00発のシャトルバスが雨のため欠便の連絡があり、あー登れないのかと天を仰ぎましたが、当日8:00便が出ることになりテンション上がりました。
初日は雨が抜ける予報でしたが登山口についてからも雨は止まず。その後も山荘までチラホラと雨が降り続けでした。おかげで室内で食事をとれたので良かったのかもしれませんが。
2日目、幌尻岳の頂きを目指す日がピンポイントで晴天でした。稜線のお花畑はさすが北海道の山、雄大で素晴らしいです。下山時の沢渡渉も晴れていると気持ちいいですね。会心の山行でした。

これで日本百名山99座登頂。残り1座は羊蹄山。さていつ行くか。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1111人

コメント

登れたんですね!
YAMAさん、こんにちは
7月の週末は天候に恵まれない印象で、更にまさかの台風発生でしたが無事登れたようでなによりです。
色々事前に予約やら手配が必要な行程だと、悪天候中止は辛いよね。
稜線歩きの写真は特に楽しそう、羨ましいなあ
しかし、鉄道車両がリライフしてこのような施設として使われているとは。お手頃価格で雨風しのげて、季節は選ぶかもしれないけどこれはいいね!
 
2019/8/5 11:07
Re: 登れたんですね!
ya_saさん
北海道は今まで天気バッチリだっただけに今回は残念でした。それでも奇跡的に幌尻登頂の日だけ晴れてくれて、計画した甲斐がありましたよ。これでバス出なかったら、来年再チャレンジとか厳しいです。
振内の宿泊先は、情報が少なくて行くまで心配でしたが、快適なライダーハウスでした。
2019/8/6 0:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 日高山脈 [日帰り]
幌尻岳(額平川)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら