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Yamareco

記録ID: 195228
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

黒川山・鶏冠山

2012年05月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:20
距離
15.1km
登り
1,121m
下り
895m

コースタイム

大菩薩峠登山口バス停 08:00
丸川峠        09:40−09:50
六本木峠       10:50−10:55
横手山峠       11:15−11:20
黒川山(三角点)    11:40
黒川山(展望台)    11:45−12:15
鶏冠山        12:25−13:40
落合バス停      14:40
「100年の森」散策   14:50−15:20
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
塩山駅 07:35−(甲州市民バス)−08:02 大菩薩峠登山口バス停
(帰り)
落合バス停 15:30−(甲州市民バス)−16:30 塩山駅
コース状況/
危険箇所等
●大菩薩峠登山口バス停 → 丸川峠
 車道と林道跡を経て登山道に入ると、すぐに細い尾根に乗ります。
 尾根にはそれなりに傾斜があって、木の根などを足掛かりに最初からグングン登る感じです。展望はほとんどありません。
 しばしば深くえぐられた道には、露出してしまった岩などがゴロゴロしていて、歩きにくい箇所も散見されました。
 登るにつれて傾斜は増していき、標高1500m付近を過ぎると、少しきつい傾斜になります。
 次第に大きな岩が増えてきて、段差の大きな箇所もあちこちに現れるなど、上のほうは少し苦しかったです。
 ササが見られるようになれば、ようやくゴールが近付いたサインで、やがて傾斜が緩んできます。開放的なササ原に出れば、もう丸川峠はすぐ先でした。

 その後大菩薩へ登るならば別ですが、黒川山・鶏冠山へ向かう場合は、丸川峠に着いたらコース全体の8割以上を登ってしまっています。
 従って、もうほとんど登り終えたも同然で、あとは鼻唄混じりでも歩けそうな道がずっと続くのでした。

●丸川峠 → 六本木峠
 約4kmにわたってほぼ水平(どちらかと言えば下りが優勢)で歩きやすい道が続き、これぞまさにトレッキング、という快適な区間です。
 はじめ、コケむした岩屑の中を通ったりした後、寺尾峠を過ぎれば尾根を絡んで進むことも多くなって、特にこの時期は若葉が萌える明るい道でした。
 とても雰囲気の良い道なのに、この区間ですれ違ったのはほんの数人だけ。静かです。

●六本木峠 → 横手山峠
 六本木峠で、柳沢峠から登ってきた道を合わせると、ここからは道幅が広くなって、登山道らしい趣は薄まります。
 特に途中で林道を横断してからは、かつての車道だったらしく、4輪車の轍が残る道でした。
 横手山峠までの間、終始緩やかな下り坂が続いていきます。

●横手山峠 → 黒川山・鶏冠山
 横手山峠から先も引き続き幅広の道ですが、傾斜は黒川山を目指して登りに変わります。
 黒川山直下の分岐点まで登れば、黒川山の三角点は分岐点のすぐ上の高みにあり、黒川山の展望台は三角点の先に続く平坦な尾根の末端にありました。
 黒川山の展望台からは、東側を除けば遮るもののない270度の展望が広がっていて、丸川峠の窪みの上にはうっすらと富士山も浮かんでいました。

 鶏冠山へは、黒川山直下の分岐点から鶏冠神社を示す道標に従って進み、すぐに出てくる次の分岐点を右折します。
 すぐに、木の根と岩がミックスした急登が立ちはだかりますが、上まで登り詰めるのかと思ったら、途中から先は巻けるようになっていて、その巻き道を歩いた限りでは、危険を感じる箇所はありませんでした。
 鶏冠山からは、スッキリと見られるのは大菩薩嶺がある南側だけですが、木の枝越しに、黒川山では見られなかった東側を望むこともできます。
 なお、鶏冠神社後方の岩の頂点に立つと、その先が相当な高度差でスッパリと切れ落ちているので要注意でした。

●黒川山・鶏冠山 → 落合バス停
 鶏冠山直下の分岐点から黒川山の北斜面をトラバースするコースに入ります。
 あまり歩かれていないのか、道はしばしばか細くなって、やや荒れた箇所も見られたので、この区間は山慣れた人向きかもしれません。
 それでも周囲の新緑がこの日見た中で最も美しく感じられたのは、それだけ森が豊かなのでしょう。
 そして、途中で横手山峠から下ってきた道が合わさると、その先は良く踏まれた道に変わって、あとは歩きやすい道が登山口まで続きました。
 国道に出たら右折して丹波方面に少し歩き、左手に東京都水道局の水源管理事務所が見えてくると、その向かい側に落合バス停があります。

 なお、下り着いた登山口は、こちら側から登る人にとっては、少し分かりにくいのではと感じました。
 一応道標はあるものの、何故か目立ちにくい角度で立っているので、自然保護や火の用心などの看板が先に目に入って、それで登山道の存在に気付くことが多かったりするのかも。
 また、橋を渡って国道(青梅街道)に出たところには、登山道の存在を示すような案内が一切見当たりませんでした。
 かつては、登山口近くにあった小・中学校の校舎が国道から見えていたらしいのですが、それも解体されて更地になっていたので、国道側からは何の目印も見られないことになります。
 どのあたりで国道から細い道に入るのか、予め見当を付けた上で訪れないと、スムーズには登山口にたどり着けないかもしれません。

●落合バス停周辺
 落合バス停の反対車線側に、水道水源林「100年の森」への入口があります。
 広範囲に整備されている様子で、何本かの散策路でかなりの距離を歩けるようになっている模様です。
 沢の流路が人工的になりすぎていたことに違和感がありましたが、水辺の散策路では涼しく過ごせて清々しい気分を味わえました。
 そしてこの時期、あちらこちらでクリンソウがたくさんの花を咲かせていました。

 実はこの日、時間を盛大に余らせていたのですが、山の上でマッタリ過ごしていたので、下ってきた時には中途半端な時間しかなく、入口付近しか歩けませんでした。
 予めこの存在を知っていれば、山での時間を程々に切り上げて、ここでの散策に時間を残しておけたのにと、あまり知られていないことを残念に思っています。
塩山駅から大菩薩峠登山口行きのバスに乗車。登山者はなんと2人だけでした。
2012年05月27日 07:36撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 7:36
塩山駅から大菩薩峠登山口行きのバスに乗車。登山者はなんと2人だけでした。
終点の大菩薩峠登山口バス停から歩き始めます。
2012年05月27日 08:00撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 8:00
終点の大菩薩峠登山口バス停から歩き始めます。
バス停のすぐ近くには、きれいな「裂石公衆トイレ」が新しくできていました。
2012年05月27日 08:02撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 8:02
バス停のすぐ近くには、きれいな「裂石公衆トイレ」が新しくできていました。
丸川峠への分岐までは車道を歩きます。駐車スペースには、車が9台停められていました。
2012年05月27日 08:18撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 8:18
丸川峠への分岐までは車道を歩きます。駐車スペースには、車が9台停められていました。
その後もしばらくは、かつては林道だったらしい幅広の道を進みます。
2012年05月27日 08:21撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 8:21
その後もしばらくは、かつては林道だったらしい幅広の道を進みます。
先程の分岐から15分ほど歩いたところで、林道跡から分かれて尾根に取り付きます。
2012年05月27日 08:32撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 8:32
先程の分岐から15分ほど歩いたところで、林道跡から分かれて尾根に取り付きます。
登山道はそれなりに傾斜があって、木の根などを足掛かりに最初からグングン登る感じです。
2012年05月27日 08:41撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 8:41
登山道はそれなりに傾斜があって、木の根などを足掛かりに最初からグングン登る感じです。
道はしばしば深くえぐられていて、露出した岩がゴロゴロしているなど、歩きにくい箇所も散見されます。
2012年05月27日 09:10撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:10
道はしばしば深くえぐられていて、露出した岩がゴロゴロしているなど、歩きにくい箇所も散見されます。
一応、周囲は新緑なのですが、細い尾根だけに森の中にいるという感覚には乏しかったです。
2012年05月27日 09:11撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:11
一応、周囲は新緑なのですが、細い尾根だけに森の中にいるという感覚には乏しかったです。
散発的にですが、時折ヤマツツジを見掛けました。
2012年05月27日 09:14撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:14
散発的にですが、時折ヤマツツジを見掛けました。
標高1500m付近を過ぎると、傾斜がきつくなる上に岩が増えてきて、段差の大きな箇所もあちこちに。
2012年05月27日 09:20撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:20
標高1500m付近を過ぎると、傾斜がきつくなる上に岩が増えてきて、段差の大きな箇所もあちこちに。
それでもササが見られるようになると、やがて傾斜も緩み、見上げる空も広くなってきました。
2012年05月27日 09:34撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:34
それでもササが見られるようになると、やがて傾斜も緩み、見上げる空も広くなってきました。
開放的なササ原に出れば、もう丸川峠はすぐ先です。
2012年05月27日 09:36撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:36
開放的なササ原に出れば、もう丸川峠はすぐ先です。
約6年ぶりに訪れた丸川峠。素朴な感じの丸川荘は、6年前とほとんど変わらない佇まいに見えました。
2012年05月27日 09:47撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:47
約6年ぶりに訪れた丸川峠。素朴な感じの丸川荘は、6年前とほとんど変わらない佇まいに見えました。
丸川荘の裏手は気持ちの良い広場になっていて、ここで少し息を整えていきます。
2012年05月27日 09:38撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:38
丸川荘の裏手は気持ちの良い広場になっていて、ここで少し息を整えていきます。
周辺の木々は、まさに芽吹きが始まったところ。峠は風の通り道なので、いくぶん季節が遅れて進むのでしょうか。
2012年05月27日 09:41撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:41
周辺の木々は、まさに芽吹きが始まったところ。峠は風の通り道なので、いくぶん季節が遅れて進むのでしょうか。
丸川峠から黒川鶏冠山方面に進むと、はじめはコケむした岩屑の中を通って行きます。
2012年05月27日 09:51撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:51
丸川峠から黒川鶏冠山方面に進むと、はじめはコケむした岩屑の中を通って行きます。
かと思えば、新緑とササの道に変わったり。とても雰囲気の良い道ですし、ほぼ平坦なので楽に歩けます。
2012年05月27日 09:55撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 9:55
かと思えば、新緑とササの道に変わったり。とても雰囲気の良い道ですし、ほぼ平坦なので楽に歩けます。
丸川峠から15分ほどで、寺尾峠を通過していきます。
2012年05月27日 10:05撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 10:05
丸川峠から15分ほどで、寺尾峠を通過していきます。
寺尾峠を過ぎると、尾根を絡んで進むことが多くなって、若葉が萌える明るい道に変わります。
2012年05月27日 10:10撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 10:10
寺尾峠を過ぎると、尾根を絡んで進むことが多くなって、若葉が萌える明るい道に変わります。
次に通過する天庭峠は、あまり峠らしい地形でもなく、標識がなければ立ち止まることもなさそうな場所でした。
2012年05月27日 10:18撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 10:18
次に通過する天庭峠は、あまり峠らしい地形でもなく、標識がなければ立ち止まることもなさそうな場所でした。
天庭峠の先で、1706mピークを巻く途中では、コケの美しい岩道もありました。
2012年05月27日 10:35撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 10:35
天庭峠の先で、1706mピークを巻く途中では、コケの美しい岩道もありました。
六本木峠では、柳沢峠から登ってきた道が左から合わさって、この先では出会う人も増えていきます。
2012年05月27日 10:47撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 10:47
六本木峠では、柳沢峠から登ってきた道が左から合わさって、この先では出会う人も増えていきます。
六本木峠を過ぎると、穏やかな道は横手山峠へ向けてむしろ緩やかな下りとなっていて、引き続き楽に歩けます。
2012年05月27日 11:02撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 11:02
六本木峠を過ぎると、穏やかな道は横手山峠へ向けてむしろ緩やかな下りとなっていて、引き続き楽に歩けます。
横手山峠は、このすぐ下にも別の分岐があって、いくつかの道が変則的に交差していました。
2012年05月27日 11:16撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 11:16
横手山峠は、このすぐ下にも別の分岐があって、いくつかの道が変則的に交差していました。
横手山峠からは、黒川山を目指して久しぶりの登りに変わりますが、傾斜は緩やかで、比較的歩きやすい道でした。
2012年05月27日 11:24撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 11:24
横手山峠からは、黒川山を目指して久しぶりの登りに変わりますが、傾斜は緩やかで、比較的歩きやすい道でした。
黒川山直下の分岐点。写真左奥から登ってきて、ここで鋭角に折れて右上を目指します。
2012年05月27日 13:46撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 13:46
黒川山直下の分岐点。写真左奥から登ってきて、ここで鋭角に折れて右上を目指します。
黒川山の三角点は、分岐点のすぐ近くで、右手の高まりの中にありました。ここからの展望はほとんどありません。
2012年05月27日 11:41撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 11:41
黒川山の三角点は、分岐点のすぐ近くで、右手の高まりの中にありました。ここからの展望はほとんどありません。
尾根を西へ進んで、最高点でもある展望台を目指します。この岩塊を登った上でした。
2012年05月27日 12:14撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 12:14
尾根を西へ進んで、最高点でもある展望台を目指します。この岩塊を登った上でした。
展望台では、東側を除く三方の大展望が広がっていて、なかでも南側に見える大菩薩嶺が存在感を示していました。
2012年05月27日 11:47撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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展望台では、東側を除く三方の大展望が広がっていて、なかでも南側に見える大菩薩嶺が存在感を示していました。
そして西側には、昨年歩いた三窪高原のなだらかな稜線が続いています。
2012年05月27日 11:47撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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そして西側には、昨年歩いた三窪高原のなだらかな稜線が続いています。
北側の奥秩父方向は、ちょっと雲が多く出ていました。写真左側に国師ヶ岳、右端に近いあたりが甲武信ヶ岳です。
2012年05月27日 11:47撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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5/27 11:47
北側の奥秩父方向は、ちょっと雲が多く出ていました。写真左側に国師ヶ岳、右端に近いあたりが甲武信ヶ岳です。
鶏冠山への登りは木の根と岩がミックスした急登になりますが、途中から先は巻けるようになっていました。
2012年05月27日 12:20撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 12:20
鶏冠山への登りは木の根と岩がミックスした急登になりますが、途中から先は巻けるようになっていました。
鶏冠山の頂上には、鶏冠神社の祠と、山梨百名山の標柱が建っていました。
2012年05月27日 12:30撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 12:30
鶏冠山の頂上には、鶏冠神社の祠と、山梨百名山の標柱が建っていました。
鶏冠神社後方の岩の頂点が、鶏冠山の最高点のようです。
2012年05月27日 12:30撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 12:30
鶏冠神社後方の岩の頂点が、鶏冠山の最高点のようです。
岩の頂点に立つと、南側は相当な高度差でスッパリと切れ落ちていて、覗き込んだら目が眩んでしまいそう。
2012年05月27日 12:26撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 12:26
岩の頂点に立つと、南側は相当な高度差でスッパリと切れ落ちていて、覗き込んだら目が眩んでしまいそう。
鶏冠山でも、展望の中心はやはり南側の大菩薩嶺でした。
2012年05月27日 12:25撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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鶏冠山でも、展望の中心はやはり南側の大菩薩嶺でした。
東側には奥多摩などの山並みが見渡せます。左奥が御前山で、右奥が三頭山、両者の手前が鹿倉山&大寺山です。
2012年05月27日 12:52撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 12:52
東側には奥多摩などの山並みが見渡せます。左奥が御前山で、右奥が三頭山、両者の手前が鹿倉山&大寺山です。
下山は、黒川山北面の道で落合に向かいます。あまり歩かれていないのか、道はしばしばか細くなりました。
2012年05月27日 13:51撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 13:51
下山は、黒川山北面の道で落合に向かいます。あまり歩かれていないのか、道はしばしばか細くなりました。
岩が折り重なる中を通ることもありますが、うまい具合にほぼ平坦に歩けるような道が通されていました。
2012年05月27日 14:01撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 14:01
岩が折り重なる中を通ることもありますが、うまい具合にほぼ平坦に歩けるような道が通されていました。
黒川山の北斜面が、この日のルートの中で最も新緑が美しく感じました。それだけ森が豊かなのでしょうね。
2012年05月27日 14:03撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 14:03
黒川山の北斜面が、この日のルートの中で最も新緑が美しく感じました。それだけ森が豊かなのでしょうね。
軽快に下って車道に降りてきましたが、こちら側から登るには、少し分かりにくい登山口かもしれません。
2012年05月27日 14:31撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 14:31
軽快に下って車道に降りてきましたが、こちら側から登るには、少し分かりにくい登山口かもしれません。
橋を渡って国道(青梅街道)に出たところに、登山道の存在を示すような案内は一切ありませんでした。
2012年05月27日 14:35撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 14:35
橋を渡って国道(青梅街道)に出たところに、登山道の存在を示すような案内は一切ありませんでした。
国道を少し歩いていくと、東京都水道局の水源管理事務所の向かい側に落合バス停があります。
2012年05月27日 14:38撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 14:38
国道を少し歩いていくと、東京都水道局の水源管理事務所の向かい側に落合バス停があります。
バス停の向かい側を見ると、散策路のようなものがあったので、そこで発車時刻を待つことにしました。
2012年05月27日 14:40撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 14:40
バス停の向かい側を見ると、散策路のようなものがあったので、そこで発車時刻を待つことにしました。
その一帯は、水道水源林「100年の森」として、広範囲に整備されている様子です。
2012年05月27日 14:42撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 14:42
その一帯は、水道水源林「100年の森」として、広範囲に整備されている様子です。
「100年の森」は、沢の流路が人工的な点に違和感がありましたが、水辺だけに涼しくて気持ちよく過ごせました。
2012年05月27日 15:05撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 15:05
「100年の森」は、沢の流路が人工的な点に違和感がありましたが、水辺だけに涼しくて気持ちよく過ごせました。
水辺でたくさん花を咲かせていたのは、クリンソウのようです(名前は2e2さんに教わる)。
2012年05月27日 14:53撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 14:53
水辺でたくさん花を咲かせていたのは、クリンソウのようです(名前は2e2さんに教わる)。
発車時刻直前に戻ってもバス停はやはり閑散としていて、結局落合からの乗客は、私と2e2さんの2人だけでした。
2012年05月27日 15:20撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
5/27 15:20
発車時刻直前に戻ってもバス停はやはり閑散としていて、結局落合からの乗客は、私と2e2さんの2人だけでした。
撮影機器:

感想

大菩薩嶺のすぐ北隣に当たる黒川山と鶏冠山に登ってきました。
標高を上げれば、芽吹いたばかりの淡い緑が輝き、稜線を渡る風もまだ涼しくて、とても爽やかに1日を過ごしています。

このエリアは、かつては公共交通によるアクセスが困難だったのですが、昨年、塩山駅−大菩薩峠登山口間のバス路線が延伸されて柳沢峠や落合まで入るようになりました。
落合行きの運行も、昨年は月2回(第2・第4土曜日)だけだったのが、今年からは5月〜11月のすべての土休日に拡大されて、いっそう訪れやすくなっています。
早速、帰りにその落合からバスに乗車する山行計画を立てて歩いてきました。

大菩薩エリアも、北側に回ると静かなものですね。
大菩薩への登山コースと重なる丸川峠までは、すれ違う人も多かったのですが、丸川峠から六本木峠へ歩き始めると、その後1時間くらいは誰にも会いませんでした。
ほとんどアップダウンのない歩きやすい道が続いて、とても気分の良いところだったので、なんだか勿体ない感じです。
ただ、道自体は良く踏まれていたので、この日たまたま歩く人が少なかっただけなのかもしれません。

人の少ない状況は、黒川山・鶏冠山界隈でも同様で、40人以上と思える大団体と時間がかち合ってしまったのを除けば、片手で数えられる程度のパーティーしか見掛けていません。
特に鶏冠山の頂上では1時間以上滞在していたのですが(帰りのバスまで時間が余りすぎました)、後半の40分間はずっと私ひとりだけの贅沢な時間でした。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2012_04_06/mt2012_04_06.html#20120527

写真主体のブログ版 (使用写真はヤマレコと同一です)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2012-05-27

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