出稽古〜雌阿寒岳〜
- GPS
- 12:13
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 812m
- 下り
- 810m
コースタイム
- 山行
- 11:28
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 12:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一條秀吉君が車を出してくれると言うので甘えました |
その他周辺情報 | 野中温泉の予定だったんです! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
携帯トイレ
|
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感想
「今度は雌阿寒岳に登りたい!」
我らが一條秀吉君が、百名山に挑戦しました。
今回は、某商工会の小林大輔君(仮名)も「僕も連れて行ってください!」と参加を申し出、90kg前後の私と、130kg前後を誇る2名のパーティー結成に至ります。(named 中島部屋)
新加入の小林大輔君(仮名)は3〜4年前に羊蹄山に登った経験を持つと言います。
登山前に、山の歩き方を簡単にレクチャーします。「山の歩き方と平地の歩き方は根本的に違います。普段は無酸素運動で事足りるので、有酸素運動をしない人が多いのですが、山歩きは有酸素運動が基本になります。多分、筋力よりも先に呼吸が苦しくなると思うので、深呼吸しながらゆっくりゆっくり歩くように心掛けて下さい。それでも最初はきっと有酸素運動に身体が慣れないので苦しくなると思います。私の経験則では、雌阿寒岳なら3合目辺りまでが目安かな?そこからきっと、徐々に身体が山歩きのペースを掴んでくると思います。」
これまで4度の登山経験で少しずつ有酸素運動に身体が慣れてきた一條秀吉君、小林大輔君(仮名)に対しては、随分と上から目線で偉そうに登山の指導を始めます。私は小林大輔君(仮名)を直接指導せず、一條秀吉君にその任を委ねます。「他人に教える」経験は、自分の勉強にもなります。
私の予想通り、小林大輔君(仮名)は2合目に到達するまでに何度も何度も休みます。彼自らが持参したと言う酸素ボンベもフル活用していました。栗城君より用意がいいな。ここを超えると小林大輔君(仮名)の息が少しずつ楽になっていきます。
ところが、今度は一條秀吉君がバテ始めます。私はここで初めて「長丁場」を覚悟します。
それにしても、お天気には恵まれました。この時期にしては暑過ぎず、景色が楽しめる程度の雲。雌阿寒岳らしい、迫力ある火口。高山植物やツバメ、シマリスなどの動植物達。尤も、登山2度目の小林大輔君(仮名)にとっては、動植物はおろか、周りの景色すら目に入っていなかったかもしれませんが、そろそろその辺を楽しむ余裕が出来つつある一條秀吉君には感動体験が得られたことと思います。
想定時間はオーバーしてしまいますが、2人共に「山頂まで登りたい!」と言うので、帰宅後のBBQを半ば諦め登り続けます。
そしてナンとか登頂!
エセ力士2人の感動の抱擁!(笑
しかし山頂であまり長居はできません。既に予定時刻をかなりオーバーしているのです。下山開始!
しかしここで問題が発生します。
小林大輔君(仮名)が下りのコースで足がすくんでしまうのです。段差を乗り越えることが出来ない。1箇所1箇所、段差をクリアするのに想定以上の時間を要します。
「拙いな・・・」
それでも無理をさせることは出来ませんので、時間をかけてゆっくりゆっくり一歩一歩進みます。休憩時間は極力短縮しましたが、3合目まで降りたところで陽が沈みます。
「まさか今日、ヘッドライトを使用することになるとは思わなかった」
LEDライトを一條君に持たせ、私はヘッドライトを装着して少し進んでは振り返って彼らの足元を照らします。木の根や石に何度も躓きながら、やっとのことで下山。
既に野中温泉は日帰り入浴終了時刻。温泉ナシでの帰宅を強いられることに。しかも下山中、運転手(一応、プロドライバー)の一條君がメガネを壊して私が帰りの運転を担当することに。(笑
私はそれなりに楽しい1日でしたが、小林大輔君(仮名)にはトラウマレベルの1日になってしまったのではないかなぁ・・・?
コメント
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感想、吹き出しましたwww
(ノ∀≦。)ノ
頑張れ、一條君。
応援しています!
コメントありがとうございます。(笑
実は今回都合で参加できなかったのですが、もう一人130kg選手がおりまして、一條先生は小林大輔君(仮名)とその彼岸本陸君(仮名)を藻琴山に引き連れて登山を教えてくるそうです。今回の雌阿寒岳で、また少し自信がついたようです。私も彼の成長が楽しみです。
一條君ファンとしては、今回も裏切らない秀逸レコですね。タイトルでハートを鷲掴みされました。しかも、新しい登場人物が増えてるじゃないですかー。
時々下りで足がすくむ人がいますが、登りで体力を使い切ってしまったのでしょうね。無事に下山できて何よりです。
次の展開が益々気になります。タイミングが合えばトレイルエンジェルとして登場したい気分です。笑
有難うございます!お褒めいただき、恐縮至極でございます♪
登山道でもスライドした方々から励ましの言葉を多数頂戴しまして、私ごとのように嬉しく思いました。(私もデブ軍団の一味に含まれていたと思いますけど)
小林大輔君(仮名)は、羊蹄山に登った際に足を痛めたことがトラウマ(本人曰く)になり、高所恐怖症と言うか過敏な滑落恐怖症に陥っているようでした。「少なくとも、斜里岳は無理なんじゃないか」と感じました。一條君は、小林君(仮名)に偉そうに語りまくっていましたが、その直後に自分がスタミナ切れになって我々身内に笑いを振りまいていました。
やはり一家に一「一條」です。
実は彼らのおかげで私も勉強になることがありました。私は「雌阿寒岳なら、多少暑くても水2リットルもあれば余るだろう」と考え、それでも初心者と同行するので彼らのために水2リットルの他に500mlのドリンクを5本余分に持参したのです。しかし、気温はそう高くないとは言え、好天の下で12時間以上も滞在したため、持参した水分のほとんどを自分で消費してしまいました。次回以降の参考になりました。
トレイルエンジェル、特に女性に慣れていない一條君には何よりの癒しになると思います。まだしばらくはビギナーコースをウロチョロするでしょうが、タイミングが合ったら是非ご帯同願いたいものです。(笑
お疲れ様です、何かのダイエット企画みたいですね
しかし雌阿寒で12時間はキツイですね〜
歩いて新聞配達やらせましょう( ´△`)
小林君(仮名)は相談役から「登山でもして少し痩せろ」とミッションを課されていたようですが、登山するためにももうちょっとダイエットしなくてはならないかと。一條君には小さな成功体験を積み重ねて少しずつ自信をつけてもらいたいと思っています。
一條さんと小林さん仮名には悪いですが、ぶははと笑ってしまいました。
4.5ᒪのお飲み物持っての登山おつかれさまでした☆
お久しぶり!
一條秀吉君は次回への意欲を語っていますが、小林大輔君(仮名:決して名前検索しないで下さい♪そしてくれぐれも検索ワードに「商工会」は入れないで下さい)は翌々日くらいまで仕事にならなかったようです。私としては、ネタ的にも欠かせないキャラクターだと思っているのですが・・・
飲料水はテント泊装備のことを考えればこのくらいは背負わなくちゃ。と言うか、今考えると、小林君の飲料水は私が持ってあげた方が良かったのかなぁ・・・
一條くんシリーズ癒されます(^^)
山頂でストックを使って倒しにいくのは反則かも<笑>
紅葉の大雪高原沼あたりは巡業されないのですか?
そのときなら偶然お会い出来るかもです(^^)
同行お疲れ様でした!!!
一條秀吉君に関しては、行きの車内でも笑いのネタになっていました。本人があまりにも気づいていなくて。
紅葉時期の沼巡りコースは彼ら重量級を伴っての選択肢の一つに入っていますが、仕事のシフトが近くなるまで分からないので未定です。小林君(仮名)のメンタルの問題もありまして。
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