猛暑にやられた越後駒ヶ岳
- GPS
- 07:37
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 1,261m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に無し |
その他周辺情報 | 登山後 白銀温泉 400円 |
写真
感想
梅雨が明け猛暑が続く中、土日を利用して新潟まで足を伸ばした。
今回は奥只見湖のキャンプ場をベースに越後駒ヶ岳と八海山の予定だった。
夜中の1時に地元を出発、寝不足のまま4時間かけて枝折峠に到着した。
そこで運良く雲滝の光景に遭遇、はっとする美しさに眠気も覚めた気分だった。
しかし歩き始めるとまとわりつくような湿気で直ぐに汗が噴き出す、風も無く気温も高めの中、遠くに見える頂はなかなか近づいてこない。
それに高度も1300m付近を登ったり下ったり、どんよりした空でテンションは下がるばかりだった。それがようやく小倉山までくると終り、青空も広がりこんどは急登が始まった。しばらくは灌木のなか、日影の土がえぐれた登山道は暗く湿気っていた。ここを汗を垂らしながらうつむき加減で登って行った。
登山道脇の小さな白い花がとても目についた。
百草の池まできて、周りにハクサンコザクラの紫が見えてから視界は開けてきたが、道はさらに急になり、ここで何人かを抜いても登るもすっかりへばってしまった。駒ヶ岳の大きな岩の山容に緑の絨毯と雪渓が広がる場所でしばし息を整え、日差しを受けゆっくりと歩を進めてようやく駒の小屋に到着した。下ばかり見て登っていたので急に現れた小屋にびっくりした。
かねてから聞いていた小屋の水は冷たく生き返ることが出来た。
しばし小屋のベンチでN君を待ちながらクールダウン。ようやく涼しく感じる風もあって元気がでてきた。
小屋から稜線にかけての登山道は花咲いて素晴らしかった。
ここではコバイケソウも花をつけ目を楽しませてくれた。
山頂でしばらく休憩したが、直ぐにガスが湧いてあっという間に眺望を奪ってしまった。いつもなら残念がるところだが、少しでもしのぎやすくなるのでこれはこれで有難かった。
帰りは小倉山まで一気に降りてきてからは、体に溜まった熱を放出できず1Km毎に倒れ込むように休憩を繰り返しながら、そこから続く長いアップダウン地獄のような行程を、眠気と戦いながら暑い暑いと独り言を繰り返しながら下って来た。
とにかくきつい山行だった。
今回は寝不足と暑さにやられた。
秋や梅雨前に来たならば、行程も快適でよかっただろう。
素晴らしい山であることは間違いないが、梅雨明けの猛暑に訪れたのは失敗だった。
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