前穂高岳 岳沢泊ピストン

2019年08月04日(日) ~ 2019年08月05日(月)

• GPS: 12:02
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,680m
• 下り: 1,690m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:12
• 合計: 2:42

距離 4.2km 登り 702m 下り 12m

12:57 上高地バスターミナル
13:01 無料トイレ
13:07 13:08 日本山岳会上高地山岳研究所
13:15 13:16 岳沢湿原・岳沢登山口
13:45 13:53 7番標識
15:29 15:31 岳沢小屋
15:39 宿泊地

2日目

• 山行: 8:23
• 休憩: 0:57
• 合計: 9:20

距離 8.0km 登り 991m 下り 1,682m

4:59 宿泊地
7:57 8:03 紀美子平
8:34 9:14 前穂高岳
9:42 9:46 紀美子平
12:15 12:20 岳沢小屋
13:25 13:26 7番標識
13:51 岳沢湿原・岳沢登山口
14:01 日本山岳会上高地山岳研究所
14:06 河童橋
14:13 14:14 無料トイレ
14:19 ゴール地点

天候

4日：晴れのち曇り
5日：曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

松本電鉄「新島々」駅より上高地行きバス

コース状況／危険箇所等

高度を上げるほど技術レベルが上がる（長野県のグレーディングでDランク）．
雷鳥出没注意．

その他周辺情報

上高地にはいろいろ．
岳沢小屋にはランチ，売店（ビール，コーヒーなど）営業あり．

写真

8/4 13:01

河童橋スタート．
夏の日曜，観光客でいっぱいだ．

8/4 13:15

河童橋を渡り川沿いを歩き，岳沢分岐を入ると一気に登山モード．

8/4 13:49

岳沢小屋まで案外登る．

8/4 14:04

途中で川沿いのガレを歩く．

8/4 14:49

荷揚げではなくレスキューらしきヘリが奥穂からジャンダルムあたりをうろうろしていた．

8/4 14:49

西穂展望所，というあたりから樹間の道だが，上は開けていて暑い．

8/4 15:58

岳沢小屋で生ビール．北アの小屋は贅沢だ．

8/5 5:00

テント場はこんな草に囲まれたサイト．

8/5 5:09

小屋からの登り，最初はお花畑を抜ける．

8/5 5:37

梯子が出てくる．

8/5 6:16

何本か続く．

8/5 6:49

森林限界突破．

8/5 7:09

ゴロゴロの道が続く．

8/5 7:17

ライチョウだ！
オスかな？1羽で葉っぱをむしゃむしゃ食べていた．

8/5 7:29

雲もだいぶ消えてきた．

8/5 7:46

日差しがきつい逆光の上り坂．

8/5 7:55

スラブの鎖場などもあり．

8/5 7:58

紀美子平．
ここから，登攀要素が強くなる．

8/5 8:15

紀美子平からも案外距離がある．

8/5 8:48

そして山頂．奥穂が目の前．

thetaでパシャリ

8/5 8:47

槍まで続く尾根が一望できる．

8/5 9:26

下山開始．
吊り尾根方面を見る．

8/5 9:48

スラブのところ，下りは嫌な感じ．

8/5 10:17

可愛いお花．

8/5 10:20

ライチョウ親子だ！

8/5 11:30

小屋が見えてきた．
こうしてみると絶好のロケーションだ．

8/5 13:18

小屋くらいの標高以下は暑い．
天然クーラーは大変ありがたい．

8/5 17:10

バス，電車とも平日ながら結構混んでいた．

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

Trail Walker

そして3000m峰21座の一つの前穂高岳は，上高地真正面に位置する．
奥穂や槍よりアプローチは近く気になっていたが技術レベルは少し上がるようだ．
長かった梅雨が明けて晴天が続く週末＋有休で山行した．
上高地でバスを降りても全然涼しくなく，大汗をかきながら岳沢小屋を目指す．途中の風穴（天然クーラー）は本当にありがたい．岳沢小屋は比較的新しい．北アの小屋らしく生ビールもありいただく．テント場はちょっと山頂側に進んだところ．雛壇状でサイトとしては良いが小屋やトイレが遠いのが難点．夕方から曇り出して，とうとう星空は拝めず朝になる．
翌朝，高度を上げるにつれて雲が薄くなってきて，カモシカの立場あたりで雲を超える．森林限界を突破すると，日陰なのですこし寒いくらい．紀美子平の手前あたりから本格的に手を使う登攀になる．山頂まではどんどん勾配が上がり，最後不安定なガレを登ると山頂だ．奥穂はもちろん槍に続く稜線，西穂に焼岳，乗鞍，富士山，と四方に展望が広がる．少々長居してから下山にかかる．
下山には，割と足場が良くないので少々時間をかける．途中ライチョウにあったりしつつジワジワと高度を下げる．気温は上がる．
テント場に着いたらテントを撤収し，小屋でカレーをいただき下山する．上高地BTはえらい混雑でバスを随分待った．