飯豊・朳差岳(権内尾根ピストン)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,795m
- 下り
- 1,795m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 10:10
天候 | 4日:晴れのち曇り 5日:晴れ 両日とも気温・湿度は非常に高し |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲート前に4〜5台,ゲート直前で舗装が切れるがそこにも数台駐車可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○道中、危険箇所はない。随所で刈払いが行われ、よく手が入れられている印象。 ○水場は、彫刻公園ゲート〜東俣大橋間に数箇所と、林道終点で沢の水が使用できるが、その後は朳差小屋までない。カモス頭直下のブナの木に「水」の標識があるが、道が薮化していて、水場があったとしても近づけない。 ○あちこちでサルの姿・気配を見ました。足の松尾根のように登山道上で通せんぼしているようなことはなく、道脇の草むらで様子を伺っているようでしたが、不意打ちのような状況になると、クマと同じで怖いなと思いました。 ○登山ポストは彫刻公園ゲートにあり。(用紙の備付はないので予め持参の要あり) |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は、関川村の道の駅ゆーむへ。500円。 昼食は、ゆーむからR113を新潟方面に数km行ったところの「そぱや岩蔵」へ。非常に美味しかったが、営業時間が昼の11〜14時のみ。 |
写真
感想
飯豊にはこれまで様々なコースから登ってきたが、朳差岳の関川村方・東俣尾根と西俣尾根は未踏となっていた。途中に大熊小屋がある西俣尾根ルートも魅力的だが当面通行禁止とのことで、今年は東俣尾根を登って朳差岳を目指すこととした。
朳差岳へは胎内市側から登る足の松尾根コースが一般的だが、それと比較して東俣尾根は、若干コースタイムが長いのと、東俣第二橋〜カモス頭が急登であること,事実上途中に水場がないといった差があり、これら条件を踏まえて準備を整え、臨んだ。
丁度梅雨明け十日の時期にあたり、天気はよかったが、気温が朝から非常に高く、もともと標高が高いわけではないので、東俣第二橋からの急登が始まるとすぐ息が切れだし、水の消費も半端なく、苦しい登りが続いた。普段、食事や荷物の入れ替えがない限りは立ち休憩で息を整えることが多いのだが、今回だけは何度もザックを下ろして座り込むのを繰り返し、少しずつ標高を稼いでいった。幸か不幸か尾根上に出たあたりから雲が出始め、直射日光をあまり受けなくなったため、結果として水の消費は抑えられた。
結局、山頂にはコースタイム1時間半オーバーでようやく到着した。朳差小屋の水場は融雪水で非常に冷たく、生き返るとともに山での水の有難みを改めて深く感じたことだった。夏山のトップシーズンであるが、無人の避難小屋で休日を避けたこともあってか、この日は自分の貸切状態。夜は満天の星空で、他に誰もいない静かな山頂を満喫した。
下山に際しては、前日の経験を踏まえて水を多めに持ち、早め行動でスタートした。カモス頭までは順調に下ったが、その先の急降下の区間はペースが落ち、登山口の彫刻公園には結局ほぼコースタイム通りで到着した。
静かな東俣尾根コースを満喫できたのはよかったが、盛夏の山行に際しての課題は色々見えてきた山歩きとなった。
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