劔岳（別山尾根）

2019年08月06日(火) ~ 2019年08月07日(水)

• GPS: 41:49
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,751m
• 下り: 1,581m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:02
• 休憩: 0:07
• 合計: 2:09

14:51 浄土橋
16:13 16:20 剱御前小舎
16:53 16:53 剱沢キャンプ場
17:00 剱澤小屋

2日目

• 山行: 10:36
• 休憩: 1:10
• 合計: 11:46

4:39 宿泊地
5:03 5:20 剣山荘
5:43 5:44 一服剱
6:29 6:29 前剱
6:42 6:42 前劔の門
7:10 7:14 平蔵の頭
7:30 7:31 カニの横バイ
7:50 7:53 カニのハサミ
7:57 8:29 剱岳
8:43 8:44 カニのハサミ
8:53 8:55 カニの横バイ
9:12 9:14 平蔵の頭
9:41 9:42 前劔の門
9:53 9:53 前剱
10:53 10:56 一服剱
11:17 11:17 剣山荘
11:41 11:41 剱澤小屋
13:53 13:54 剱沢キャンプ場
14:42 14:43 剱御前小舎
15:54 15:55 浄土橋
15:59 15:59 雷鳥沢キャンプ場
16:25 雷鳥荘

3日目

• 山行: 0:31
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:32

8:08 宿泊地
8:25 8:25 みくりが池温泉
8:29 8:30 みくりが池
8:40 ゴール地点

念願の劔岳。
一日目、14:00に室堂に到着しすぐに宿泊先の劔澤小屋に向けて出発。天候が崩れ雷鳴が響き雨がポツポツ降る中、雷鳥沢まで進む。劔御前山は残念ながら雲の中ではあったが、歩き進める内に天候は回復傾向。劔御前山の急登を登る。
劔御前の小屋まできたらば、念願の劔岳が眼前に姿を表した。
劔沢のテント場までは緩い斜面を下り、一部残雪の上を歩く。
劔沢のテント場は多数のテントが張られ大盛況だ。
劔澤小屋は目の前に劔岳を見れるロケーションの良い小屋で、剣山荘よりこちらの方に宿泊したかった。
劔澤小屋は快適な山小屋で、なんとシャワーまで付いている。平日ということで、比較的空いていたので布団で快適に寝れた。山小屋からヘルメット（無料）を借り、翌日は4:30に出発。
歩きはじめてすぐに朝のにわか雨にあたり、剣山荘で30分ほど停滞し雨をやり過ごす。その合間に朝日が上がり、虹が見れた。
雨が上がり、一服劔、前劔へと徐々に急登、鎖場をクリアしながら登る。
このルートの核心部はカニの縦バイ。
固定鎖クライミングとなる。
数メートルの垂壁だが、鎖・鉄杭と足場も手掛かりもあり、ある程度のクライミング技術があれば難なくクリアできる。
カニの縦バイを超えればほどなく山頂に着く。
山頂は快晴全展望。山頂の劔岳神社に手を合わせ近場の人に写真をとってもらった。
山頂からは、北アルプスの山々が展望でき、富士山？まで見えた。
鹿島槍からの眺望、立山方面が見える。
点の記の三角点もしっかり見れ感無量である。
食事後下山、カニの横バイは、鎖を使い降下した場所にあるが、最初の足場（マーキングがしっかり付いている）さえしっかり取れれば問題なくクリアできる。
下山ルートは数カ所の鎖を使うが、ロープ降下の経験あれば問題無い程度。
順調に下山し、劔澤小屋に着く。

ここで下山準備をして、鍋焼きうどんを食べ小休止したあと、強い雨が降ってきたが、同行者から早く下山したいと言われ劔御前小屋を経由して下山にかかる。
劔御前から半分下山した所で天気は回復。宿泊の雷鳥荘では快晴となった。

翌日は黒部アルペンルートを使い、信濃大町まで抜け、新幹線にて帰着。

天候

晴れ（にわか雨）

アクセス

利用交通機関：

電車

山形から室堂アクセス

山形新幹線（山形）〜北陸新幹線（富山）

黒部アルペンルートで室堂

富山〜立山　1200円（電車）
立山〜扇沢　8290円（片道5日有効の通過きっぷ）
扇沢〜長野　2800円（バス）

長野からは、北陸新幹線〜山形新幹線

扇沢からは、信濃大町行きと長野行きのバスがある。新幹線を使うなら長野行きを使う方が良い。
アルペンルートは平日割があるので、事前予約すると安くなる。

コース状況／危険箇所等

別山尾根は、難所のカニの縦バイ横バイがあり、固定鎖のクライミング箇所がある

その他周辺情報

室堂近辺はいろいろあります。

写真

8/6 16:56

宿泊箇所の劔澤小屋と劔岳

8/7 4:57

剣山荘からの朝日

8/7 4:59

剣山荘の上にかかる虹

8/7 5:42

前劔の勇姿

8/7 6:26

劔岳本山

8/7 7:53

山頂の神社を視界に捉える

8/7 7:56

山頂脇の劔岳名版

8/7 8:21

劔岳三角点

8/7 8:57

カニの横バイ下から
下から見るとさほどでもなく見えるが、垂壁のトラバースはヒヤヒヤする。

8/7 9:05

カニの横バイ下からの下山ルート

8/7 9:22

シャクナゲが咲いていた。

8/7 9:53

振り返る劔岳本山

8/7 10:40

8/7 16:24

雷鳥荘から、雷鳥沢と劔御前山