白神山地 暗門〜妙師崎沢遡行〜津軽峠
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 748m
- 下り
- 325m
コースタイム
- 山行
- 1:18
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 1:24
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:42
天候 | 8/7:晴れ 8/8:晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
http://www.konanbus.com/7652.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
・妙師崎沢大滝は左岸を登れるが、ヌメりがある ・暗門第2の滝から先は遊歩道未整備 ・津軽峠のトイレは水道なし |
写真
感想
卒業後、久しぶりに会うM。相変わらずで懐かしさもある。今度会う時は言動に気を付けなければ。
大滝の直登の際、2つ目のハーケンの効きが甘く、フォローが軽く引張ったら抜ける程でした。リードで登った私がそこでぶち落ちていたら...と思うと恐ろしくなります。焦らず確実に支点を作れるようになりたいですね。(もちろん、フォローがすべての支点を回収してくれました)。
魚がたくさん泳いでいて、釣り禁止ルールにやるせない思いになります。妙師崎沢はゆったりしているが緊張感もある楽しい沢でした。白神山地とその周辺一帯、広すぎます。まだまだいける場所がたくさん
今回は久しぶりに津軽の山へ行ってきた。津軽の山々は山岳部現役時代のたくさんの思い出が詰まっているので感慨深い。場所は前々から気になってはいたものの登っていなかった暗門の妙師崎沢にした。今回の山行のパートナーは現役時代に最も多くの山行を共にしたnoguchikである。
8/7
まだ下界はねぷたの余韻が冷めない、そんな中弘前BTから弘南バス暗門号に乗って出発した。バスの中から見える景色全てが思い出に残っていて感慨深いものがあった。西目屋村の村役場で1回バスを乗り換えて、15:00前に暗門大橋に到着し、山行をスタートした。遊歩道を歩く。遊歩道はだいぶ整備されているが、第2の滝から先は整備がされていなかった。道には立入禁止の看板が立っている。これは正しくは「観光客立入禁止」である。刈り払いがされていない道を登る。第2の滝を高巻くトンネルの出口には2年前まであったバリゲートは無かった。おかげでスムーズに通過することができた。第1の滝の手前の深い釜の上部のトラバースは相変わらずヒヤヒヤする。場所によっては以前よりマシになった部分と、難しくなった部分があるように思えた。第1の滝に到着し、厄介な高巻きに取り掛かる。第1の滝の高巻きは慣れたせいかそんなに厳しくは感じなかったが、やはり傾斜は強く、転倒は許されない。高巻きを終え、西股沢と妙師崎沢の分岐に到達し、テントを設営してC1とした。テント場ではシーブリーズを体に塗布したら多少は虫が寄ってこなかった。蚊取り線香を焚いたことも虫があまり寄ってこなかった理由の1つであろう。
8/8
朝の5:00前にスタートした。妙師崎沢に入る。最初は穏やかで広い河原歩きであった。早朝のブナの森はとても見応えがある。オカエッコノ沢出合を過ぎると沢の規模は小さくなるが、小滝が連続し、いやらしくなってくる。妙師崎沢の大滝は左岸を直登した。ランニングビレイとしてハーケンを打ったものの、効きは甘かった。2本目は引っ張っただけで抜けてしまった。おそらくこの滝ハーケンを打つのに適したリスはないと思う。ヌメりもあって、簡単とは言い難い内容であった。滝を過ぎるといくつもの分岐に差し掛かる。高倉森のすぐ北のコルに出るように丁寧にナビゲーションして登った。結果的に計画通りのルートを辿ることができ、藪漕ぎもそんなにせずに登山道に出ることができた。ここからは津軽峠へ登山道を下り、予定よりもかなり早い9:30頃に津軽峠バス停に下山した。もっと長くかかるものと思っていたため、拍子抜けしてしまった感じが否めない。バス停で1時間半も待ったが、展望所からは向白神岳や天狗岳なども見えて満足した。
今回は久しぶりに白神の沢を登れて、小粒な沢ながらも充実した内容となった。次はいつ来れるか目処は立っていないが、また時間ができたら白神の沢を遡行したい。
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