快晴の双六岳・三俣蓮華岳

2019年08月08日(木) ~ 2019年08月10日(土)

• GPS: 54:07
• 距離: 35.8km
• 登り: 2,398m
• 下り: 2,542m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:01
• 休憩: 1:53
• 合計: 7:54

距離 11.2km 登り 1,234m 下り 199m

7:13 スタート地点
7:33 7:57 新穂高登山指導センター
8:00 8:01 中崎山荘 奥飛騨の湯
8:09 8:14 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
8:32 8:36 お助け風穴
8:53 中崎橋
9:09 笠新道登山口
9:21 9:38 わさび平小屋
10:08 10:09 小池新道入口
11:33 秩父沢出合
11:53 11:54 チボ岩
12:25 イタドリが原
13:15 13:26 シシウドヶ原
14:15 15:04 鏡池
15:07 鏡平山荘

2日目

• 山行: 8:18
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:54

距離 10.6km 登り 984m 下り 707m

6:01 鏡平山荘
7:13 弓折乗越
7:44 花見平
8:01 くろゆりベンチ
8:36 8:39 双六池
8:45 8:58 双六小屋
9:23 双六岳巻道分岐
9:26 9:32 双六岳中道分岐
10:22 10:34 双六岳
11:15 中道分岐
11:53 丸山
12:46 12:47 三俣蓮華岳
13:13 丸山
13:49 13:50 中道分岐
14:38 双六岳中道分岐
14:41 双六岳巻道分岐
14:55 双六小屋

3日目

• 山行: 6:35
• 休憩: 1:01
• 合計: 7:36

距離 13.7km 登り 181m 下り 1,622m

5:45 0:00 宿泊地
6:22 くろゆりベンチ
6:38 花見平
7:02 7:03 弓折乗越
7:38 鏡平山荘
7:40 7:51 鏡池
7:53 鏡平山荘
7:59 8:02 鏡池
8:49 8:50 シシウドヶ原
9:17 9:18 イタドリが原
9:39 9:40 チボ岩
10:34 10:35 秩父沢出合
11:24 小池新道入口
11:43 12:18 わさび平小屋
12:29 笠新道登山口
12:39 中崎橋
12:51 12:52 お助け風穴
13:05 13:10 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:16 13:17 新穂高温泉駅
13:21 新穂高温泉バス停
13:21 ゴール地点

天候

快晴・猛暑

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鍋平高原登山者有料駐車場（1日300円）利用　8日（木）午前7時頃　駐車台数数台程度

コース状況／危険箇所等

地形図から
初日　登り累計標高差　1192m　下り累計標高差　157m
2日目　登り累計標高差　1016m　下り累計標高差　750m
3日目　登り累計標高差　131m　下り累計標高差　1589m

写真

8/8 7:19

鍋平高原駐車場から登山口までは標高差180mの激下り！

8/8 7:37

8/8 7:52

登山指導センターからスタートです。

8/8 9:08

小池新道登山口までは左俣林道歩き。途中に笠岳新道登山口があります。

8/8 9:13

8/8 9:21

わさび平小屋到着

8/8 9:27

下山したらここで冷やしトマトを食べたいね！

8/8 10:07

小池新道入口

8/8 10:16

小池新道は、良く整備されていて登り易い

8/8 10:52

槍ヶ岳、穂高岳が見えてきてテンションが上がります。

8/8 11:11

きれいに石が積み上げてあり、蹴上も低く登り易い

8/8 11:20

秩父沢出合、日差しが強くとても暑いので、沢の上の風が心地よい。

8/8 11:50

チボ岩、感想欄に詳細を書きましたが、下山の際にこの付近で同行者のkinayannが転倒、額に裂傷をおい、かなり出血しました。

8/8 13:00

振り返って、正面は焼岳

8/8 13:55

熊の踊り場の木道を過ぎれば、もうすぐ鏡池です。

8/8 14:13

ミヤマリンドウ

8/8 14:22

一気に
視界が開け目の前に飛び込んできたのがこの光景。圧巻です。

8/8 14:26

槍ヶ岳

8/8 14:27

逆さ槍！

8/8 14:33

今回は姉夫婦と三人での山行です。

8/8 14:58

小一時間この場合はを離れることができませんでした。

8/8 15:06

鏡平山荘到着

8/8 15:08

受け付けを済ませて、

8/8 15:16

部屋の中は蚕棚、一部屋に12枚のお布団。今回は上段の布団三枚が割り当てられました。混雑時にはこの布団三枚に6人が寝るようです。

8/8 16:15

至福の時間

8/8 17:21

夕食、とてもおいしくいただきました。

8/9 5:02

日の出前

8/9 4:57

日の出を見に鏡池へいくと、オコジョに会うことできました。大興奮！

8/9 5:16

朝食

8/9 6:01

弓折乗越に向けてスタート

8/9 6:19

一気に標高を上げると、背後には、雲海に浮かぶ焼岳と乗鞍

8/9 6:25

槍ヶ岳

8/9 6:29

穂高

8/9 6:29

8/9 6:30

乗鞍

8/9 6:31

弓折乗越への登り

8/9 6:46

ミソガワソウ

8/9 6:55

トリカブト

8/9 7:06

ハクサンフウロ

8/9 7:08

コバイケイソウ

8/9 7:09

ハクサンイチゲ

8/9 7:10

シナノキンバイ

8/9 7:12

弓折乗越

8/9 7:13

ミヤマダイモンジソウ

8/9 7:15

槍穂

8/9 7:22

焼岳、乗鞍岳、御嶽山

8/9 7:35

シナノキンバイとハクサンイチゲ

8/9 7:38

8/9 7:59

弓折乗越から三俣蓮華岳に続く稜線。鷲羽岳が見えてきました。

8/9 8:01

振り返って槍ヶ岳、北鎌尾根が見えます。

8/9 8:10

双六小屋が見えてきました。背後は、鷲羽岳

8/9 8:35

双六小屋

8/9 9:00

双六小屋でチェックインを済ませて

8/9 9:04

双六岳へ向かいます。

8/9 9:21

8/9 9:24

この時間までは槍ヶ岳が良く見えていたのですが、

8/9 9:27

双六岳への登り

8/9 9:27

鷲羽岳

8/9 9:30

ヨツバシオガマ

8/9 9:35

樅沢岳と槍ヶ岳、憧れの双六岳からの西鎌尾根

8/9 9:40

双六岳への急登

8/9 9:52

8/9 9:57

急登を登り切ると、滑走路と表現される台地に出ます。

8/9 10:00

笠ヶ岳

8/9 10:01

双六岳への滑走路

8/9 10:02

8/9 10:16

さあ、ここで振り返れば、滑走路の奥に槍ヶ岳が見えるはずですが残念！！

8/9 10:20

双六岳山頂

8/9 10:28

8/9 10:43

8/9 10:43

鷲羽岳

8/9 10:45

鷲羽岳から水晶岳に続く稜線、その奥は赤牛岳でしょうか？

8/9 10:57

三俣蓮華岳へ向かいます。

8/9 10:57

8/9 11:05

左は薬師岳

8/9 11:08

三俣蓮華岳へ続く稜線、手前は丸山

8/9 11:15

振り返って双六岳方面

8/9 11:17

8/9 11:20

とても気持ちがよい

8/9 11:22

8/9 11:34

8/9 11:53

8/9 11:57

遠くに剱岳

8/9 12:00

三俣蓮華岳

8/9 12:00

8/9 12:17

槍ヶ岳

8/9 12:23

8/9 12:27

三俣蓮華岳山頂にて

8/9 12:28

黒部五郎岳

8/9 12:28

薬師岳

8/9 12:29

8/9 12:29

鷲羽岳

8/9 12:29

眼下には三俣山荘。ヤッホーと叫んでも、山荘の子供たちは知らないおじさんには手を振ってくれません（笑）

8/9 12:42

目の前には雲ノ平、ここまでくると憧れの雲ノ平は目の前なんだ！

8/9 12:42

雲ノ平山荘をアップ

8/9 12:48

さあ下山します。

8/9 12:53

8/9 12:58

シナノキンバイ

8/9 13:23

双六岳方面

8/9 13:58

丸山まで往路を戻り、双六岳を巻く中道で双六小屋に向かいます。

8/9 13:59

コバイケイソウと鷲羽岳

8/9 13:59

8/9 14:02

8/9 14:09

ヨツバシオガマ

8/9 14:15

振り返って

8/9 14:35

ハクサンフウロ

8/9 14:41

8/9 14:44

双六小屋が眼下に見えてきました。

8/9 15:07

三畳の個室を割り当ててもらえました。

8/9 17:02

夕食、とてもおいしくいただきました。

8/10 4:35

朝食

8/10 5:09

小屋前からご来光

8/10 5:12

8/10 5:35

さあ下山です。

8/10 5:38

8/10 5:41

抜戸岳と笠ヶ岳

8/10 5:51

振り返って

8/10 6:02

8/10 6:09

キヌガサソウ

8/10 6:25

8/10 6:28

8/10 6:41

8/10 6:58

弓折乗越は混雑

8/10 7:34

鏡平山荘まで戻ってきました。

8/10 7:45

鏡池

8/10 10:33

秩父沢手前のチボ岩付近で同行者のkinayannが転倒、額に5針縫う裂傷をおう事故を起こしてしまいました。詳細は感想欄に記載しました。現場でご迷惑おかけした方には申し訳ございませんでした。親切にしていただいた方にこの場を借りてお礼申し上げます。

8/10 11:45

額の裂傷だけにかなり出血し、血染めの帽子となりました。

8/10 11:47

わさび平小屋までおりてきました。

8/10 13:21

登山口まで下山。この後、松本市内の休日当番医で治療していらだきました。

撮影機器：

EX-ZR20 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

kinayann

あれから1週間がたち、昨日抜糸をしました。まだ傷はつれて傷みますが回復しています。今回はほんとうに多くの方にお世話になりました。ちょっとした焦り、不注意でけがをしてしまい大変反省しています。幸いに皆さまのおかげで自力での下山が出来ましたが、転んだ場所や状況など最悪なことを想像すると恐ろしくなります。また、皆さんの準備の良さには自分の甘さを知らされました。反省しながら、慎重にこれからも山へは行きたいと思います。ほんとうにありがとうございました。

ahonekokururin

　今回 タイトルを「快晴の双六岳・三俣蓮華岳と血染めの帽子」として、代表写真に血に染まった帽子の写真にした理由を最初に説明します。

　下山途中の10日午前10時頃、小池新道 秩父沢出合の少し上付近で、同行者のkinayannが転倒、額に裂傷を負う事故を起こしてしまいました。
額だけでしたが かなりの出血があり、廻りの登山者 にご迷惑をお掛けしたお詫びと、何より親切にして頂いた多くの登山者にお礼をしたく、かようなタイトルにした次第です。

　横になれる日陰まで先導して下さった男性二人の登山者の方 ありがとうございました。
　この際 対向の登り途中の登山者の方から「登り優先だろ！」とご指摘を頂きました、ご指摘は当然です。申し訳ございませんでした。
　止血パッド、止血用絆創膏、滅菌グローブまで頂いた若い女性グループ登山者の方、ありがとうございました。ここまでの準備の良さに驚きました！
　大型の絆創膏を頂き、その後 登山指導センターでもお会いし ご心配して下さったグループの登山者の方 心配お掛けしました。ありがとうございました。
頂いた大型絆創膏は、結局 使用しなくて済みました。
登山指導センターでお会いした際に返却すればよかったのですが、病院まで再出血する心配があったので使用するかも と思い 返却しませんでした、すみません！
　登山指導センター付近をパトカー警邏中のおまわりさん、親切に病院を調べて下さり 止血パッドまで頂き ありがとうございました。
　これ以外にも多くの登山者にご心配をお掛けし、多くのアドバイスを頂きました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
また、今後は事故の無い登山が出来るよう努めます。

　その後の経過ですが、松本市内の休日当番医の整形外科で 5針縫合の処置を受け、その日のうちに 無事帰宅できました。

　さて、肝心な山行ですが、天候にも恵まれ（クソ暑い！）素晴らしい黒部源流域の山々に出会う事ができました。
唯一の心残りは、双六岳山頂からの槍ヶ岳を見る事ができなかった事です。

コメント

nishiyu

楽しいはずの山行が一瞬！
ただ、同行者の機転の効いた対処に敬意を表します。
また、まわりの登山者のご協力も山を愛する人々として、
当然のことだと思っていますが！

それにしても大事にいたらず、本人共々ホッとしたことと推察いたします。
ほんとうにこの程度でよかったですね。

小職も昨年、毎年登っている苗場山の中の芝付近で下山中、岩場の連続してる所で転倒して、ヘリで搬送してもらい、ひたいに七針縫った経験があります。
たまたま、携帯のはりが一本たっていたので、県警と連絡がとれ、ことなきをえました。
常に単独行なので、同行者がいると心強いです。
2ヶ月のブランクから復活しましたが、下りは特に慎重になりました。

怪我をされた同行者さんも完治したらまた山へ誘ってやってください。
山に感謝し山にお礼し、山に心を癒してもらえるでしょう。
早くの完治をお祈りいたします。

山をこよなく愛する老人より！

ahonekokururin

コメントありがとございます。
よく事故は下山の際に起こるといいます。本当にその言葉通りになってしまい反省しきりです。何より周りの登山者のご行為のおかげで事なきを得ることができ感謝の気持ちでいっぱいです。怪我をした本人も、もう次の山行を企てております。今後は気の緩みをなくし、常に安全な登山ができるよう努めます。