畑薙大吊橋から上河内岳へ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,437m
- 下り
- 2,434m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 6:30
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:20
天候 | Day1:晴れのちガスのち夕立、Day2:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
途中の吊橋は昨年の台風とかで崩壊し丸太の橋になってました |
その他周辺情報 | 白樺荘で♨ |
写真
感想
◾day0
金曜から北アに入った山友さん情報で既に激混みと聞いて、アプローチが長く急登な南ア南部の聖岳を目指すことに。
3連休前の金曜20時に帰宅。東名は22時頃からお盆渋滞が始まると聞いて、1時間仮眠して21:45自宅発、東名東京ICを22:15頃通過。横浜町田IC手前から予想通り秦野中居ICまで渋滞 泣。新東名でも一部渋滞。新静岡ICから下道70Kmで沼平ゲートに4時前に到着。ダム側1列の駐車は最後の一台に滑り込み。道路側にもう1列停められるんですね、帰りに知りました。仮眠30分ほど目をつむっただけ。
◾Day1
沼平ゲートから林道を30分ほど歩き畑薙大吊橋に到着。長いだけあって揺れます。後ろからもう1人渡り始めたからスゴい揺れました。でも広河原やブナ立尾根と同じく、吊橋から始まるルートは登るぞという気持ちになりますね。
吊橋から先は急登からスタート。100mほど登ると道は降ったり登ったりしてヤレヤレ峠に到着、その先は結局吊橋のダムとほぼ同じ高さまで降る。ホントにヤレヤレだ。
事前に調べた通りその先の小さな吊橋は昨年の台風で崩壊、丸太を使った簡易的な橋が出来てました。でも再度台風が来たら多分流されそう。手摺のない丸太橋はその先もいくつかありました。
登り出しから尋常じゃない汗をかく。前回の赤石岳と同じく1時間毎にスポーツドリンクとか塩味の効いたバタピー、大福を口に入れる。だけど、休憩中に蜂が飛んで来て巣が近いのではと怯えて急いで食べずだったせいか、後半足が攣り出す。寝不足もあるかも。
横窪沢小屋に着くと、小屋のオヤジさんから冷たいお茶をいただく、すごく美味しい。小屋前の休憩用ベンチに居合わせた4人で話してたら仲良くなってそのまま茶臼小屋まで休憩用ベンチの度に一緒に休憩しながら登りました。期せずして横窪沢小屋の玄関前の看板「一期一会」が実現。
皆さん今日は茶臼小屋まで、僕はその先の聖平小屋までなんですよとか言って、茶臼小屋手前で足の攣り具合が極限に達し、聖平小屋行きを諦めました。
小屋の中で昼食を頼もうとするとカップラーメン系しかないので仕方なく注文。食後に小屋の方にテント泊でも夕飯出せるか聞くとやっていないそう。この日は聖平小屋の夕飯を当てにしていた裏目に。昼夜、翌朝が全てカップラーメンは悲しいので小屋泊にしました。シュラフ持ち込みで千円引き、ありがたい。
下からご一緒した方々に茶臼小屋泊を伝えてビールで乾杯。
小屋は梯子を登ったロフト部分なら1人で2人分スペースいけるかもと言われ、ロフト部分へ。先客は階下に1人だったので、汗拭きシートで全身サッパリ。小屋前の小川で頭を濯ぐ、冷たくて気持ちいい。
新しい目の小屋で清潔感がありました。小屋の外だとドコモ回線が繋がります。夕飯は3回転、お刺身付いてました。17時頃から雨も降り出し、テントにしなくて良かった。前日は雷も鳴っていたそう。
◾Day2
3時前に起きておにぎり食べて3時半に出発。久々のナイトハイクは北アに比べてマーキングが乏しく踏み跡を見ながらのルートファインディングが必要でした。上河内岳へ登るはずがどんどん降るのでオカシイ、でも踏み跡は明瞭というのを何度か繰り返しました。また、途中草原のような場所を突き進みます。草が少しはげて小石が散らばる所がルートなので注意。草原から樹林帯に入る所も分かりにくいです。徐々に空が薄明るくなると、目指す上河内岳の姿が目前に。
富士山も日の出も上河内岳の山影で見えないことに気づき、先を急ぎます。最後はダッシュで日の出4時55分くらいに山頂到着。
山頂まで誰とも会わず、山頂には3人ほどいるだけでした。赤石岳から聖平を経由してきたお2人と話しながら、日の出を楽しみました。良い山の日の朝になりました。
聖は一昨年に続き辿り着けなかったけど、聖より富士山に近く、人も疎らでご来光を楽しむ展望台としておススメです。
名残惜しいけど下山。帰りに茶臼岳に登り小屋へ戻りました。
8時に小屋を出発、小屋から下は直ぐに長くて長い樹林帯。帰りは4時間弱で沼平ゲート着。
旅の最後に畑薙大吊橋で体を風に揉まれる感じ、心地良かった。広河原や穂高の帰りの新村橋でも味わった感覚。
◾まとめ
前回は赤石岳避難小屋から聖を周回する予定が疲労が酷くて赤石岳避難小屋泊したのち荒川三山へルート切り替え、今回再び聖を目指すも届かず。でも、前回は千枚小屋、今回は途中から茶臼小屋までご一緒した方々とは聖へ行ってたら会うこともなかった。疲労困憊で聖平小屋に着いてもね。山慣れした方々とは人が少ないからか何となく会話してしまう、何か魅力あるこのエリアへいつかまた。
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