上河内岳〜茶臼岳（椹島ロッジより）

2024年05月08日(水) ~ 2024年05月10日(金)

• GPS: 25:31
• 距離: 29.2km
• 登り: 3,341m
• 下り: 3,552m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:08
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:12

5:56 聖沢登山口
8:49 9:09 聖沢吊橋
10:15 10:33 造林小屋跡
11:21 11:42 乗越
13:23 13:28 滝見台
15:13 聖平小屋

2日目

• 山行: 7:13
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:56

15:13 聖平小屋
8:24 8:27 聖平小屋分岐
11:53 12:19 南岳
13:31 13:37 上河内岳の肩
13:49 13:53 上河内岳
14:00 14:06 上河内岳の肩
16:15 茶臼小屋

3日目

• 山行: 7:17
• 休憩: 2:50
• 合計: 10:07

16:15 茶臼小屋
6:58 7:02 茶臼岳
7:33 9:38 茶臼小屋
11:07 11:31 横窪沢小屋
12:40 12:56 ウソッコ沢避難小屋
14:20 14:21 ヤレヤレ峠
14:55 14:55 畑薙大吊橋
14:59 14:59 茶臼岳登山口
15:48 15:48 畑薙ダムゲート前
15:51 ゴール地点

天候

1日目 晴れ時々曇り
2日目曇り時々雪
3日目 快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼平駐車場から椹島ロッジまでは送迎バスを利用。翌朝 聖岳登山口まで送ってもらった。

コース状況／危険箇所等

�＼斬�登山口〜聖平小屋
道が荒れていて 倒木などで通りづらいところがある。たまに残雪があるが 冬靴で行ったのでアイゼン無しで問題なく通過
�∪司疹�屋 〜茶臼小屋
この日は雪で、残雪の上に新雪が積もっていて 、上河内岳までは 道が分かりづらいところがあり、 枝の張り出しや 岩場、急な雪渓のトラバース など 危険な箇所も 所々ありました。
上河内岳から先は概ね 平和な道になりました。
�Ｃ祓云�屋〜畑薙第一ダム
特に危険箇所はなく 残雪もなし

その他周辺情報

白樺荘で入浴 日帰り温泉は午後6時まで

写真

5/8 5:58

椹島ロッジに前泊して元気いっぱい 出発します。登山口まで車で送ってもらえて ラッキー。

5/8 6:27

出だしからの急登で汗が噴き出すのですぐに上着を脱ぎます

5/8 6:30

植林の中、急な上りが続く

5/8 6:36

3日間の行程のうち 今日と明後日は晴れ 明日は寒気が入り 天気が崩れる予報で心配です

5/8 6:41

スミレに励まされる

5/8 6:45

道が崩壊していて 上に向かって 迂回路が作られているため ますます 急登が続く

5/8 6:51

フタリシズカに励まされながら登る

5/8 6:57

もうちょっとで終わりそう

5/8 7:15

上部で崩壊地を横切って

5/8 7:29

やっと尾根に乗り小休止

5/8 7:56

沢を渡渉してトラバース ルートに入ります

5/8 7:57

所々に すみれ

5/8 8:11

壊れた はしご

5/8 8:13

この橋も結構 ボロボロ

5/8 8:15

5/8 8:39

このような道が続いて

5/8 8:42

5/8 8:45

ちょっと 平坦になり

5/8 8:49

聖 沢に到着

5/8 8:50

聖沢吊り橋を渡る

5/8 9:26

ここから沢を離れてまた登りが続く

5/8 9:43

標高差は 400m くらい

5/8 9:50

イワカガミが咲いていました

5/8 10:14

白いイワカガミも

5/8 10:24

重いなあ

5/8 10:32

やっと尾根の肩に出たので 少し傾斜はなだらかになりました

5/8 10:40

2011のピークまで頑張ります

5/8 11:28

やっと乗越に着きました

5/8 11:50

聖岳が見えました

5/8 11:50

小休止後出発

5/8 11:56

オウレンが咲いています

5/8 12:09

あまり歩きやすくない トラバース ルートが続きます

5/8 12:14

オウレンがちらほらあるので 元気が出ます

5/8 12:19

時々聖岳を眺めながら進みます

5/8 12:19

対岸の立派な滝

5/8 12:27

橋がたくさんあります

5/8 12:37

道が結構荒れています

5/8 12:40

歩きづらい

5/8 12:54

雪渓のトラバース

5/8 12:56

雪が腐っているので アイゼンがなくても問題なし

5/8 13:25

岩頭滝見台に着きました

5/8 13:25

5/8 13:26

滝のアップ

5/8 13:27

聖平に向けて進みます

5/8 13:53

雪渓の雪が薄くなっているので
下に降りて渡渉

5/8 14:30

また橋を渡る

5/8 14:50

聖平小屋の手前の橋に来ました

5/8 15:15

聖平小屋 到着　ちょっと曇ってきた

5/8 15:15

立派な小屋です

5/8 15:16

思ったより時間がかかり
今日は聖岳は諦めます┐(´д｀)┌

5/8 15:17

冬期小屋の入り口、とても綺麗な小屋で貸切でした

5/8 16:35

ガスが出てきました。特に水場がないようなので小屋の横の沢で水を汲んで煮沸して使用しました

5/8 16:35

雲も湧いています

5/8 17:33

ガスが出たり消えたりしています。
明日は雨の予報 なので心配です
聖岳に登れるでしょうか

5/9 6:50

翌朝起きると 雨どころか雪が降っていました。
視界もなく、聖岳はパスすることにしました。

5/9 7:01

テントを張って暖かく寝ましたが、高度に慣れてないせいか 食欲がなく
2人とも 朝はトマトスープを飲んだだけ。

5/9 7:39

雪が降ったり止んだりしていますが
風が弱いので計画通り 茶臼小屋に向かって出発します

5/9 9:14

はじめのうちは 登山道上に雪はほとんどありませんでした

5/9 9:15

こんなところに行者にんにくが生えていました

5/9 9:15

たまに 日が差して明るくなります

5/9 9:15

稜線の気温は0度

5/9 9:17

北海道出身の私には嬉しい
アイヌネギとの出会いでした

5/9 9:25

徐々に雪が増え、残雪の上に新雪が積もっています

5/9 9:40

枝が張り出して歩きにくいです。降雪と枝に積もった雪が落ちてきて、ウェアとザックがどんどん濡れていきます

5/9 10:49

時々 ガスが切れます、
植生が榛松に変化してきました

5/9 10:51

2500のピークを超えた

5/9 10:57

這松の脇を気を付けて登って行きます

5/9 11:10

つかの間の青空

5/9 11:10

このまま晴れないかなぁ

5/9 11:55

再び降雪、斜度のある長い雪面を登るために
アイゼンとピッケルを取り出しました。
湿雪のため 防寒テムレスの手袋が大活躍

5/9 12:02

やっと 南岳に着きましたが
山頂 標識はありません

5/9 12:03

どこか 山頂 かわからないまま
写真を撮ります

5/9 12:24

南岳を過ぎてすぐ
岩峰を巻くために トラバース。
冷や 冷やしました。

5/9 12:50

たまにガスが少し晴れる。あれが 上河内岳かな？

5/9 12:51

すぐにガスがかかってしまいます

5/9 13:49

ガスと 強風の中 上河内岳に到着

5/9 13:50

何にも見えなくて寒いです

5/9 13:50

証拠の写真

5/9 13:53

風が強い

5/9 14:02

下ったらガスが少し晴れました

5/9 14:03

荒涼とした風景

5/9 14:03

茶臼小屋を目指します

5/9 14:35

あ 上河内岳見えました

5/9 14:36

一瞬でまた上河内岳はガスの中

5/9 15:12

夏はお花畑になるところらしい。未だに食欲が沸かす ここまでほぼ 補給なし。

5/9 15:20

茶臼小屋 分岐に向かって登る
急に晴れてきました

5/9 15:20

眼下に 東側の風景が広がります

5/9 15:21

このまま晴れるのか？

5/9 15:23

厚い雲が取れて行きます

5/9 15:42

茶臼岳が見えました

5/9 15:57

やっと分岐に到着
道が悪くてずいぶんと 時間がかかりました

5/9 15:59

聖岳も見え始めました

5/9 16:00

まともに食べることができず
疲れたので 茶臼岳は明日に回します

5/9 16:13

新雪が積もってノートレース の斜面をどんどん下ります

5/9 16:13

見えました！

5/9 16:16

無事 縦走 完了。

5/9 17:40

どんどん晴れていく空

5/9 17:40

明日は快晴でしょう

5/10 5:20

また 小屋内にテントを張って
ぬくぬくと過ごしました。少し休むと食欲も湧いてきて、夕食は普通に食べられたので良かったです。

5/10 5:47

次の日 同宿の方に撮ってもらいました。夜中に起きて、星の写真を撮っていました。すごいですね

5/10 5:51

信じられないような青空
空身で茶臼岳に向かって出発です

5/10 6:05

分岐まで登りました
素晴らしい 天気

5/10 6:05

昨日 全く見えなかった峰々が一望です

5/10 6:05

今日こんなに晴れたので良しとしましょう

5/10 6:06

さあ行こう

5/10 6:07

茶臼岳 はもう目の前

5/10 6:37

着きました

5/10 6:38

青空をバックに

5/10 6:38

富士山も綺麗です

5/10 6:42

5/10 6:42

5/10 6:43

5/10 6:43

5/10 6:44

南岳が見えないのが残念

5/10 6:54

記念撮影

5/10 6:58

やっと 高度にも慣れて
今日は一番体調が良いです

5/10 7:23

小屋に帰って 朝ごはんにしましょう

5/10 7:30

茶臼小屋と富士山

5/10 8:54

富士山が目の前で いいところです

5/10 9:30

ご飯を食べて出発

5/10 9:30

天気が良すぎるので 紫外線対策はバッチリです

5/10 9:35

さようなら 茶臼岳

5/10 9:36

さようなら 茶臼小屋。ここから 沼平までのルートは歩いたことがあるので安心。

5/10 10:10

下りは暑いです

5/10 11:12

横窪沢小屋に到着して一休み

5/10 11:33

恐怖の橋渡り。

5/10 11:42

上河内岳が見えます

5/10 11:43

5/10 12:41

こちらのコースも 橋がたくさん

5/10 12:47

やっと ウソッコまで降りてきました

5/10 13:28

立派な橋

5/10 13:37

ボロボロの橋

5/10 13:43

また 立派な橋

5/10 14:21

ウソッコ沢からヤレヤレ峠までの
最後のひと上りが大変

5/10 14:31

フタリシズカの園

5/10 14:53

畑薙大吊橋
長すぎて向こう側が見えません

5/10 14:54

吊り橋の途中から

5/10 15:04

ここから約2キロのロード

5/10 15:05

暑い

5/10 15:24

駐車場までの道のりが堪えました

5/10 15:52

小１時間 歩いて沼平ゲート着。お疲れ様でした

撮影機器：

AQUOS wish SH-M20 SIMフリー シャープ

AQUOS sense8 SIMフリー シャープ

感想

kise

上河内岳は数年前の正月に一度 沼平から目指しましたが 稜線上の 爆風のためあえなく 撤退した山です。この度 有給消化で長期休暇が取れたので再度挑戦することにしました。
当初の予定では 沼平から入って 椹島に降りる予定でしたが、入山 予定の5月7日が大雨の予報になってしまったため 1日 日程を後ろにずらし、5月7日に椹島ロッジ に泊まって 逆方向で挑戦することにしました。
おかげで 前日に ゆっくりできたので体調は万全で山行に挑むことができました。
しかし 3000m 近い 高度の山は久しぶりだったため なかなか順応できず 2日目までは体調が優れませんでした。途中で今日中に兎岳避難小屋まで行く という若者に 抜かされましたが 後で兎岳 避難小屋は使用不可能と知りちゃんとテント張って寝たかなと 少し心配になりました。
稜線上は雪がほとんどないと聞いていましたが 2日目に寒気が入り 雪が降ってしまったため、 縦走路はすっかり雪化粧して
季節が逆戻りしたようでした。
入山 前に 装備については 色々悩みましたが
2日目が悪天の予報だったため雪になる可能性もあり 結局 ピッケルと12本爪アイゼンを持ってきて助かりました。
3日目は快晴になり 茶臼岳から、歩いてきた 稜線を眺めることができました。
南アルプス南部の山々を眺めるのは初めてでしたが
広大な景色を満喫することができました。
また 2日目の悪天と平日ということもあり すれ違う人もなく静かな山を堪能することができました。
畑薙第一ダムの吊り橋を渡り終えてからの車道 歩きが暑くて、
冬靴で締め付けられた 足が痛み
とてもつらかったです。