夕張岳、眺望がなくても花がある

2019年08月12日(月) [日帰り]

• GPS: 09:08
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,246m
• 下り: 1,253m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 2:05
• 合計: 9:05

距離 16.8km 登り 1,248m 下り 1,254m

6:24 鹿島支線林道終点ゲート
7:29 7:36 冷水の沢
7:45 7:49 前岳の沢
7:52 8:02 分岐点
8:26 8:31 石原平
8:36 8:50 望岳台
9:11 9:17 憩沢
9:30 9:31 男岩
9:42 9:46 ガマ岩
9:46 ひょうたん沼
9:59 1400m湿原の水場
10:05 お花畑
10:12 10:18 釣鐘岩
10:19 吹き通し
10:23 10:25 金山分岐
10:44 11:17 夕張岳
11:34 11:36 金山分岐
11:38 吹き通し
11:44 釣鐘岩
11:52 お花畑
11:58 1400m湿原の水場
12:10 ひょうたん沼
12:22 12:23 男岩
12:39 憩沢
13:03 13:16 望岳台
13:28 石原平
13:52 13:56 分岐点
13:57 14:01 前岳の沢
14:13 14:16 冷水の沢
15:22 15:28 鹿島支線林道終点ゲート
15:29 ゴール地点

天候

霧と小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道452号線のシュ−パロトンネルを抜け、白金橋を渡って、林道を走り、林道終点ゲ−ト前に駐車。天候のせいもあってか車は少なく、7、8台ほどしか停まっていなかった。

コース状況／危険箇所等

夕張市役所方面への道から、シューパロ湖方面へ入ってすぐの国道452号線。左から不意に飛び出してきた鹿と接触した。レンタカ−のフロントバンパ−を損傷して、警察の立会を求める羽目に。事故を起こしたあたりには、「鹿に注意」の看板もあり、交通事故にはくれぐれも注意したい。
車の走行に支障はなかったが、入山は1時間半ほど遅れた。

その他周辺情報

前日に夕張市のユースホステルに宿泊。

写真

8/12 6:17

夕張岳登山口に駐車。2時間前に鹿と接触してバンパ-が損傷したまま。

8/12 6:22

夕張岳登山口。雨は降っていないが、昨日の芦別岳登山を教訓に、最初から雨具を着けた。入山届を記入して登山開始。

8/12 6:31

馬の背コースと冷水コースの分岐点。冷水コ−スに入る。

8/12 7:32

冷水の沢を通過。

8/12 7:48

前岳の沢を通過。

8/12 7:55

馬の背コ−スとの分岐。ここから尾根を行くようになるが、すでに小雨が降ってきていた。

8/12 8:27

石原平のシラネアオイの群生地。花期を過ぎて葉しかないのが残念。

8/12 8:40

眺望のない望岳台。標識のキロ数のみ気になる登山。頂上まで3.6km、半分登った。

8/12 8:54

ミソガワソウの花。

8/12 9:24

前岳湿原入口。眺望がない分、湿原のお花畑に期待。

8/12 9:25

前岳湿原。深い霧の中、木道を行く。

8/12 9:26

トモエシオガマと思われる花。

8/12 9:27

モウセンゴケが葉を広げていた。

8/12 9:30

男岩のシルエット。

8/12 9:42

ガマ岩もシルエットで。

8/12 9:45

ひょうたん池を通る。

8/12 9:45

コモチミミコウモリの花。

8/12 10:15

シルエットの釣鐘岩を望む。

8/12 10:16

エゾウサギギクの花。

8/12 10:20

吹き通しの標識。

8/12 10:20

強風の中、吹きさらしの湿原。夏とは思えないほど寒い。

8/12 10:43

夕張岳山頂神社に着いた。深い霧の中に頂上がうっすらと見えた。

8/12 10:47

夕張岳頂上に着いた。一等三角点夕張岳1668m。

8/12 10:47

夕張岳頂上は風が強く、長居は無用。でも無線の運用が待っている。頂上の風下側に少し低いところを見つけた。そこは絶好の風よけポイントだった。
無線機を取りだして、CQを出すと、北広島市、札幌市、それに南幌町移動のフレンド局が声をかけてくれた。今日はEスポが開けず、関東など他のエリアとの交信はなかったが、強風の中で30分程、満ち足りた頂上の滞在だった。

8/12 11:36

元の道を下る。
ユキバヒゴタイのようだ。

8/12 11:42

ウメバチソウの花。

8/12 11:37

花弁が透き通って見える。花はウメバチソウに似ているけれど。

8/12 11:42

エゾウサギギクの花。

8/12 11:43

ハンゴンソウの花。

8/12 11:46

葉の切れ込みから、エゾノホソバトリカブトと思われる。

8/12 11:48

エゾオヤマリンドウの花。

8/12 11:51

平らな湿原が続く。長い。

8/12 12:17

沢山咲いているのにどうしても名前が分からないキク科の白い花。

8/12 12:21

ガマ岩を通過。ゴリラの顔のような。

8/12 13:05

望岳台で小休止。

8/12 13:21

エゾニュウと思われる花。

8/12 13:44

霧の中から、一瞬、滝ノ沢岳と思われる鋭鋒が姿を見せた。

8/12 13:54

馬の背との分岐。霧の中で、少しでも楽に下るため、登りと同じ、冷水コースを選んだ。

8/12 14:15

冷水の沢通過。

8/12 14:56

ガクアジサイの花。

8/12 15:14

馬の背コースとの分岐を通過。

8/12 15:24

登山口に無事帰着。朝駐車していた車は既になく、私の乗ってきた車が1台だけ、ポツンと残っていた。

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 タオル カメラ アマチュア無線機

感想

山とハム

北海道遠征2日目は昨日の芦別岳に続いて、夕張岳。山の上は昨日に続く雨だった。登山口は降っていないが、登るにつれて、雨が降り出すパターンだ。
夕張岳頂上は、雨と風で、夏とは思えない寒さ。
今回の登頂者は私も含めて、10人程度。登りでこそ、降りてくる登山者にすれ違ったが、下りにかかると、私が最後だったのだろう。登ってくる登山者には一人も出会わなかった。
こんなに人のいない夏の最盛期の夕張岳も珍しいと思うが、頂上に立った充実感はいつもとそんなに変わるものではなかった。
過酷な条件の登山だから頂上に立った時の感激は当然として、山頂での仲間との無線交信や、雨の中のお花畑の光景も忘れられない思い出だ。

この後、岩見沢市と夕張市の境にある、三角山770mに登ったので、今回の遠征で、北海道の3座の登頂を果たし、翌日茨城県のホ-ムに戻った。
来年あたり、また暇を見つけて北海道に遠征したいと思っている。