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Yamareco

記録ID: 1976988
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ハイキング
甲信越

針の木岳、蓮華岳 北アルプスツアーR1,8,2,3 第7山目

2019年08月16日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
31:13
距離
16.1km
登り
1,820m
下り
1,820m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:33
休憩
1:28
合計
12:01
6:13
90
7:43
7:48
208
11:16
12:09
71
13:20
13:50
264
日帰り
山行
6:05
休憩
0:52
合計
6:57
6:10
75
7:25
7:57
56
8:53
8:54
162
11:36
11:55
72
13:07
ゴール地点
●北アルプスツアーR1,7,21-8,4


7月21日 午前5時に愛媛を出発して、途中で仮眠などもしなが
     ら650キロを10時間余りかけて岐阜県高山市まで移
     動しました。朴(ホオ)の木平バスターミナル駐車場。

7月22日 乗鞍岳3025m日本百名山9.8Km6時間45分岐阜県高山市
     雨が降る中を剣が峰、富士見岳、大黒岳、魔王岳に
     登る。普段ならばこんな雨予報に日には出なかった。

7月23,24,25日 槍ヶ岳3180m日本百名山 30Km52時間安曇野市。
     ハシゴやクサリなどを使っての垂直登攀の連続は、
     ついに来たかと怖い反面わくわくした。ただガスで
     頂上から景色は見えなかった。

7月25,26,27日 穂高連峰(奥穂高岳3190m北穂高岳3106m涸沢岳
     3110m)日本百名山 28Km48時間 長野県安曇野市。
     北穂高→涸沢岳→奥穂高の縦走は難易度が發、不
     安だった。槍ケ岳、剣岳の登山経験が生かされた。

7月28日 焼岳2455m 日本百名山 8Km6時間 長野県松本市
     頂上近くの岩を触るとカイロのように暖かかった。
     活火山なので地熱が伝わってきているのだと実感す。

7月29,30日 笠ヶ岳2898m日本百名山 24Km 岐阜県高山市。
     どこから見ても編笠を伏せたような山容で綺麗だが
     実際に登ると、距離、岩稜の道などが厳しい山だった。

7月31,8月1日 常念岳2857m日本百名山 16Km31時間 長野県
     安曇野市。休養日なしで毎日登山をしてきた。膝関
     節にダメージが来ている。今回の中では比較的時間
     にせかされずに登れた。槍ケ岳が良く見えた。

8月2,3日 針の木岳 2821m二百名山、蓮華岳2799m三百名山
     長野県大町市。今回の楽しみでもあった、日本3大雪
     渓の「針の木大雪渓」を登った。白馬岳以来の大雪渓
     今回のツアーでお天気が一番良くて、槍、穂高、剣、
     立山、鹿島槍などが一望できた。

  蓮華岳から昼過ぎに扇沢に下山して、大町の温泉に
     行き、さっぱりしてから愛媛に車のハンドルを切る。
     ナビで780キロ、¥17150−、10時間21分と出た。
8月4日  途中、道の駅、SAで食事をして14時にジムに着いた。
     ジムのお風呂に入ってから帰宅をした。
                         以上

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢駐車場からスタート
登山口は、扇沢駅の左のほうに相談所と共にあった。
登山口は、扇沢駅の左のほうに相談所と共にあった。
林に入って行くも4度ほど舗装された道に出会った。その舗装道を横切ってまた樹林に入ってやっと登山道になった。
林に入って行くも4度ほど舗装された道に出会った。その舗装道を横切ってまた樹林に入ってやっと登山道になった。
大沢小屋に着く
張り紙が目についた。
張り紙が目についた。
やっとお楽しみの大雪渓に来た。
やっとお楽しみの大雪渓に来た。
雪渓歩きは涼しくて気持ちがいい。
雪渓歩きは涼しくて気持ちがいい。
誘導の旗が50mごとに立っていた
誘導の旗が50mごとに立っていた
ジグザグのつづら折の道が行けども行けども続いている。
ジグザグのつづら折の道が行けども行けども続いている。
なんとか、小屋に着いた
なんとか、小屋に着いた
幅60センチの布団に二人で寝よという。
それも、半分は廊下にはみ出している。
幅60センチの布団に二人で寝よという。
それも、半分は廊下にはみ出している。
小さなリュックにカメラなどを詰め換えて針の木岳2821mに向かう。
小さなリュックにカメラなどを詰め換えて針の木岳2821mに向かう。
1時間半ほどで頂上2821mに着いた。
1時間半ほどで頂上2821mに着いた。
黒部ダムが見えた。
黒部ダムが見えた。
黒部ダムが見えた。
黒部ダムが見えた。
猿の集団が10匹余りいた。
猿の集団が10匹余りいた。
6時10分から蓮華岳 2799mに向けて登り始めた。
6時10分から蓮華岳 2799mに向けて登り始めた。
蓮華岳 2799m。
蓮華岳 2799m。
コマクサが数箇所に密集していた。
コマクサが数箇所に密集していた。
地面の小石と重なって、ピンクの花は目立ちにくい。
地面の小石と重なって、ピンクの花は目立ちにくい。
地面の小石と重なって、ピンクの花は目立ちにくい。
地面の小石と重なって、ピンクの花は目立ちにくい。
針ノ木小屋
ここに落ち込んだら命はないかも?
ここに落ち込んだら命はないかも?

感想

●針の木岳 2821m 200名山、蓮華岳 2799m 300名山
   北アルプスツアーR1,8,2,3 第7山目


一年ぶりの扇沢駐車場に来た。昨夜はここで車中泊をしたのだ
がよく眠れた。山小屋よりも車の方がよく眠れると思った。

 針の木岳への登山口は、扇沢駅の左のほうに相談所と共にあ
った。相談所に登山届けを出して、樹林に入って行くも4度ほど
舗装された道に出会った。その舗装道を横切ってまた樹林に入
ってやっと登山道になった。

 途中、大沢小屋に着くと張り紙が目についた。針ノ木峠にあ
る針ノ木小屋は宿泊登山者の予約で満杯になっている。宿泊を
お断りする事があります。と書いている。予約などしていない。
不安に駆られたがそのうち、どうにでもなれと納得した。
断られたら、ひさしを借りて寝るのもいいと一人合点した。
何とかなるさ!

 さらに、30分ほど歩いて、やっとお楽しみの大雪渓に来た。
白馬大雪渓、剣大雪渓と並んで針の木針大雪渓は日本3大雪渓
なのだ。今回の登山ツアーで目玉の一つだ。

 去年は白馬大雪渓を楽しんだ。今回は12本爪アイゼンを持参
した。雪渓歩きは涼しくて気持ちがいい。誘導の旗が50mごと
に立っていたのでルートを誤って川底に落ち込む事はない。

 雪渓を過ぎて30分登ると最後の水場の表示があった。ここで
10名ほどの人達が休憩していた。水は充分持ってきたので、水
を汲んだり飲むことはせず、顔を洗った。山小屋まであと800m
ほどと、GPSで確認をした。

 しかしここからがきつかった。小屋が稜線上に見えてからが
実に厳しい。ジグザグのつづら折の道が行けども行けども続い
ている。小屋がなかなか近くならない急坂なのだ。高度にして
100mぐらいを一気に上る。

 なんとか、小屋に着いたら、可能ならば他の小屋に行って!
と言う。で、なければぎゅうぎゅう詰めですが?どうします?
この際仕方が無い。
 部屋に通されると、幅60センチの布団に二人で寝よという。
それも、半分は廊下にはみ出している。まあ、野宿や土間より
はいいと思った。

 狭い寝床が決まったら、小さなリュックにカメラなどを詰め
換えて針の木岳2821mに向かう。
ゆっくり、しんどくないように歩いていたら、1時間半ほどで
頂上2821mに着いた。

 針の木岳の頂上でテントを持参して縦走してきたと言う、
69歳の男性がいた。彼と話していて、彼に別に言ったわけでは
ないが、リュックの中の荷物を見せてくれた。
水があきれるほど沢山入っていた。

 昔、水に失敗して遭難しかけてから、水はしっかり持ってく
る。食料は何とかなる。とも言っていた。食事は山小屋のカレ
ーなどを食べたり、移動食で済ます事もあるという。
山が好きで50年登っているという。
すごい人だと思うが、その割りにジジ臭いとも思った。
その人と話していたら時間を経つのを忘れてしまった。
針の木小屋に下山すると15時だった。

 言い忘れたが、頂上ではガスで景色は見えなかったのだが、
話し込んでいる途中に、ガスが一瞬途切れて、黒部ダムが見え
た。

 その夜は狭い寝床だから案の定、眠れなかった。まあ、横に
はなれた。上向きにはならず、横向きだ。何にせ幅が30セン
チだから。肩幅が納まらない。

明けて8月3日の朝、小屋の建つ場所が悪いようで朝日は見えな
かった。

 6時10分から蓮華岳 2799mに向けて登り始めた。
最初のうちは結構きつかった。ひと山超えると、なだらかな山
並みになり2山を超えたところに蓮華岳 2799mがある。

 途中、猿の集団が10匹余りいた。こんな山の上は、かなり寒
いはずだが生活できるのだろうか。小猿をお尻の上に乗せてい
るかわいい母猿もいた。彼らは雷鳥の卵やヒナを求めてきてい
るらしい。

 蓮華岳はお花畑で人気の山との事だが、コマクサが数箇所に
密集していた。ただ、地面の小石と重なって、ピンクの花は目
立ちにくい。

 今日は今回のツアーで一番の良い天気だった。
頂上からは沢山の山が見えた。槍ヶ岳、奥穂高岳、前穂高岳、
鹿島槍ヶ岳、剣岳、立山、白馬岳・・・など。

 蓮華岳から下山し針の木小屋でリュックを受け取ってさら
に、雪渓を下り、大沢小屋に着くと12時だった。
小屋横の大石に腰をおろして、カップ麺を食べた。
扇沢に無事に下山すると13時だった。

 扇沢から10キロ先の上原の湯に入りサッパリしたあと自宅
に向けて帰ることにした。
途中、名前は忘れたが、何度か来たことのある道の駅で名物
と言う甘とろ豚丼を食べた。が、これはだめ。豚汁は冷めて
いて、丼もたいしてうまくなかった。

 明けて8月4日高速を乗り継いで自宅には15時頃に戻ってき
た。
これで今回の北アルプス登山ツアー R1,7,21-8,4は終わりと
します。
ありがとうございました。

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針ノ木岳(残雪期・マヤクボ沢経由)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
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