金峰山のシャクナゲ
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 419m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大弛峠から金峰山への登山道には、2,30%くらい残雪が残っていて、一部アイスバーンになっていました。白い雪の部分は大丈夫ですが、それが溶け出して半透明になった氷のところに乗るとコケます。私は話をしながら歩いていて、ついその上に乗り尻もちをついてしまいました。油断大敵! また雪解けで道がかなりぬかるんでいて歩きにくいです。スパットが必要でしょう。でも着けていなくても、汚さない人もいます。私は着けていて、ドロドロでしたが、着けていない相棒はあまり汚れていませんでした。汚さないように歩けないようじゃ〜本当の山登りができる内に入らないと誰かが言っていましたが、これはなかなか訓練しても難しいようです。人には歩く癖がありますから…。 ほとんどが大小の岩の上を歩くので、かなり足にきます。それに、この山には危険そうな所にもほとんど鎖やロープが付いていません。まあ最大限注意を払えば、何とか乗り越えられるでしょう。 千代ノ吹上あたりは危険だと言われていましたが、断崖絶壁を覗き込むようにしなければ、大丈夫でしょう。そういえば、クレヨンしちゃんの作者が両神山で亡くなったのも、どうもあの崖近くに近づきすぎたからでしょうか。ロープも張っていないと、ついつい好奇心旺盛な人はぎりぎりまで行ってみたくなるようです。少し怖がるくらいの方が無難かも…。 |
写真
感想
以前、瑞牆山に登りましたが、今度はぜひ金峰山から瑞牆山を見下ろしてみたいと思いました。それにシャクナゲの咲く時期だし、珍しいキバナシャクナゲもあるというので、わざわざタクシーを使って出かけました。
ちょうど各地で梅雨入りだと言われていましたが、天気予報では山梨県は曇り時々晴れでしたので、迷いながらも英断しました。思ったより登る人が多かったのも、この天気予報にだまされたのでしょうか。出会った人たちもそんなことを言っていましたから。雨はほんのちょっと降りましたが、ほとんど雲り空で、遠くの山はおろか瑞牆山も全く見えず、目的の写真も撮れずにがっくりでした。シャクナゲもガイドブックなどでも、ちょうどいい時期になっているはずなのに、大弛峠のあたりや大日岩あたりで、何とか開花を始めているくらいで、山の上の方はまだ蕾も小さく、これではあと2週間くらいかかりそうでした。シャクナゲの樹はかなりありましたから、ちょうどいい時に出かければ、きっと感激しそうです。情報をもっと的確に取り入れて計画しないとだめみたいです。出かける気持ちがはやりすぎてしまったみたいです。反省。
しかし、山登りでもどんな旅でも、雨などの悪条件に出会ってしまった時、プラス思考で、その条件の中でも極力一番楽しめるように、気持ちを変えていくのが大切だと教えられました。今回でいえば、シャクナゲの開花初めのその美しさを見られたし、あの五丈岩の迫力もたいしたもので、それだけでも来たかいがあったとか、タクシーの運転手さんの親切な街の説明を聞き、タクシー代10,900円も安いものではないかと思うことにしました。
*疑問。多くのガイドブックには五丈石と記されている。しかし、山に登ったほとんどの人たちとか、市の観光案内などではすべて五丈岩になっているみたいです。迷って書き換えたりしたが、やはり通称の犖涵羇筬瓩砲靴討こうと思います。
*平安時代からの信仰の山で、五丈岩の根元に蔵王権現(蔵王から勧請した)を祀り、修験道の道場にしたらしい。また、五丈岩の頂上から「甲斐派美」という湧水があり、甲斐、武蔵、信濃三国に流れる川の水源になったので、金峰山に鎮座する神々を耕作の守護神として崇拝したという。いずれにしても、ここも神仏習合ですね。
*千代ノ吹上はここで滑落して、成仏できない多くの御霊が、千代に八千代に地の底から吹き上がってくるからなどと書いている人もあるが、本当?
砂払いノ頭などともに、その地名の由来を知りたいものだ。
こんばんは♪
一度は、登ってみたい山の一つです。
車で行って、ピストンが一般と思っていましたが・・タクシーを使って縦走も出来るのですね。
岩場が・・ちょっと怖そうに思えましたが・・自分程度でも大丈夫かなと思ってしまいました。
この頃・・・悪天候でとかで、山に行っていません(・・;)
こんにちは。
梅雨に入ってしまい、ウズウズしますね。
歩いたコースの時間は、ガイドブックなどの計算では
5:35のはずでしたが、最終バスに間に合えばいいかなと思い、かなりゆっくり歩きましたので、休憩も入れて7時間くらいかかってしまいました。
このルートは登りも初級程度で大変楽でした。しかし、山頂からの下りはかなりありました。同じルート歩きたくないとなると、これかなと選択しました。
一見危険そうに見えますが、大丈夫です。体力的には、三ツ峠山と同じくらいではないでしょうか。
相棒は悔しいので、もっと天気の良い時に出かけたそうでした。いつになるやら…。
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