天狗岳 信州百名山
- GPS
- 17:32
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,028m
- 下り
- 2,021m
コースタイム
地点 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
唐沢鉱泉 04:48 1:07 0:00
唐沢降下点 05:55 0:45 0:00
第1展望台 06:40 1:40 0:10
西天狗岳 08:30 0:19 0:03
東天狗岳 08:52 1:29 0:24
黒百合平 10:45 1:16 0:05
渋の湯分岐点 12:06 1:09 0:04
唐沢鉱泉 13:19
移動時間合計:7時間45分 休憩時間合計:0時間46分
コースタイム:5時間20分
天候 | 朝一快晴後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所在地 長野県茅野市 危険箇所 特に無し 累積標高差+ 892m 累積標高差− 892m 沿面距離 8.2 今回もeTrex20JとGPSmap60CSxの軌跡を比較してみた、軌跡はeTrex20Jの方がなめらかななので正確さでも上であると判断する。 ルート図には両方の軌跡を乗せておいたのでダウンロードして拡大して見てもらえば分かると思う。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
感想
朝一登る支度を始める時に忘れ物に気付く、カメラと山用財布が無い、山用財布はは無くとも別の財布が有ったから問題無いがカメラの無いのは致命的だ、私の山行きの記録に重要な位置を占めるカメラが無いとつたない文書のみとなる、行こうか戻ろうか悩んだがここまで来たのだから取り敢えず登るか。てな訳で意気が上がらないスタートに成ってしまった。空には薄い雲が割合低くかかっているが晴れそうな雰囲気に成っているのも意気の上がらなさに輪を掛ける。
登山道に踏み込むとここは西尾根の北側斜面水に濡れた石と泥の混じり合った悪路が待っていた、日も差さない様な樹林の中を唯々只管に高みを目指して黙々と歩く、第1展望台の極近くで最初の展望ポイントに出る尾根上の露岩で南西面が開けている、八ヶ岳南部は勿論のこと、南アルプス北部の北岳甲斐駒ヶ岳千丈ヶ岳、中央アルプスの木曽駒ヶ岳や空木竹、御嶽山、そして北アルプス南部の乗鞍岳から槍ヶ岳穂高連峰から北アルプス中央付近まで、一寸樹林の陰には成るが北アルプスの北部まで、雲海はまだ麓の方にだけで山容はすっきりと台風一過の空のごとく見渡せる、カメラが無いので必死で目に焼き付ける。
第1展望台に出れば更に北アルプス北部も明瞭に見渡せるかと期待して登るが、上空に黒い雲が出始めたのと麓からガスが上がってくるのが非常に早く、第1展望台に着いた時には完璧な状態ではなくみるみるガスに覆われていく、先程目に焼き付けたからと自分を納得させて先に進む事とした。西面の稜線道だが意外と湿っていて残雪も少しあり道は良くない、梅雨に入った様なので仕方がないか、西天狗岳の手前ピークを過ぎ森林限界を超えたらしく樹木が無くなり岩稜帯を登って西天狗岳に出る、この頃になると各方面ともガスで白く覆われて見えるのは近場のみとなる、少し腹も減ってきたので東天狗岳まで行ったら軽く食事でもしよう。
ガスは益々登って来て遂には周辺も殆ど見えなくなってしまった、どのみちカメラは持っていないのでガスが晴れるのを待つ意味もあまりない、ニュウはパスする事にして黒百合平に向かう、黒百合平までも大小の岩が転がる道で、岩の天辺を飛び伝って行くか下の地面を歩くか迷う道で、バランスの悪くなっている私は安全を考えて岩を飛び伝うのを躊躇する事もしばしばあり結構時間が掛かる、それでも結構普通のスピードで歩いていた積もりだったがコースタイムの1.5倍程掛かりバランスの悪さを露呈した。
黒百合平の黒百合ヒュッテで少し休憩し唐沢鉱泉に下る、後は下るだけなので沢コースだけれど普通の沢道で問題無いだろうと思って下り始めたがこれが悪路、第1に沢には流水と言うよりはたまり水と言うべき水ヶ結構有りはまりたくない、岩は濡れていて滑らない岩ではあるが苔の部分は良く滑る、下の土は粘土質で靴底に付くと滑りそうだし滑った場合の事を考えると慎重に成らざるを得ない、其れと未だ残雪が一部残っていて踏まれて氷と化した物が落ち葉に隠されたりして危険。
結局渋の湯分岐点迄コースタイムの2倍近くも掛かってしまう、この時はガスのためニュウに行かなかった事が良かったと心から思った、分岐点を過ぎてからもまだまだ悪路は続き残りの半分を過ぎてようやく普通の登山道に成る、結局黒百合平から唐沢鉱泉迄でコースタイムより1時間の超過、でも其れよりも驚いた事は結構足に来ていた事だ、感覚的には標高差1,200m位は歩いたと思うほどの足の疲れ具合だったのに、実際は標高差900mにも満たない事だった、飛び石伝いと小さな岩の上り下りでいかに体力を消耗したかと言う事だろう。
コメント
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はじめまして、GPSのお話を聞かせてください。
ベンターHCを使用してましたが新しく購入を考えているところです。
2機種の軌跡(トラック)の違いは何故なんでしょうかね(ギザギザ対なめらか)?
ルート上の同地点の誤差は最大でどの位でるものですか?
感じとしてどちらの機種のほうが正確と判断されておりますか?
お答えできる範囲でかまいません宜しくお願いいたします。
gentamaさん 初めまして
結論から言ってeTrex20Jのほうが優れていると思います。
eTrex20JとGPSmap60CSxの比較ですが位置精度に関してはeTrex20Jが半径4m、GPSmap60CSxは15mRMS未満と仕様書に記載されています。RMSはたぶんroot-mean-square=二乗平均の平方根で半径に等しいかと思います。GPSの位置精度は基本的にはアンテナ感度と何個の衛星を対象としているかに寄るとおもいます、アンテナ感度に関してはどちらが上か分かりかねますが、対象とする衛星の数ではGPSmap60CSxはGPSの24個、eTrex20JはGPSの24個とGLONASSの24個の48個なので、当然の事として受信可能な衛星の数もeTrex20Jの方が2倍有るので位置精度は良いと言えると思います。
実際に稜線を歩いた時の記録を地図上で比較してみてもeTrex20Jの方が稜線を外れることが少なく、たとえ其所が樹林帯の中でも同様な結果です。たとえば天狗岳の記録で言うと唐沢小屋から登り初めて稜線に出てから天狗岳の手前のピークまでが樹林帯の中の稜線です。
この先は私の独り言ですが
1.電池の持ちはeTrex20Jの方が良い
2.画面はGPSmap60CSxの方が見やすいかも(個人の好みかも)
3.共にTOPO10を入れているが、現在のTOPO10+は登山道が入っているので自分でルートを造らなくても良い
4.eTrex20Jではまだ自分で作成したトラックをGPSの地図上に表示させる事が出来ていない、自分の歩いたトラックと同時に表示すると道迷いが一目瞭然。
5.eTrex20Jの方が小さく軽い
6.eTrex20J取扱説明書の記述がよく言えば簡潔、使用方法については殆ど説明していない
7.GPSmap60CSxは現在販売していない
等かと思います。
大変参考になりました
確かにそうですね位置精度に関しては、アンテナと衛星の数は揺ぎ無いですね
デザインと価格は、個人の好みですが、精度は新機種の方が色々と改善されているようで狙いですね
そう言う意味ではeTrex Jシリーズはお買い得でしょうか?
以前から比べると円高の影響で価格も少し安くなってきてますね!
私の使っているVenture HCは1/20万の地図しか入っていませんでした
無論登山道はなしです
TOPO10+登山道は国土地理院の1/2.5万の地図でしょうか?
ちなみにeTrex20Jでも入れることが出来る訳ですね
色々質問ばかりですみません、宜しくお願いします。
eTrex Jシリーズはお買い得でしょうか?との事ですが、これは其れこそ個人的な事なので。ただ私としては結構買い得だと思いました。
地図の件ですが、eTrex20Jには元々1/20万の地図は入って居ますが、言ってみれば市街地用の地図で登山には使えません、多分Venture HCに入って居る物と同じ地図だと思われます。
topo10+について私の知っている事を説明しますと
eTrex10Jは地図表示なしの機種なので当然入れる事は出来ません。eTrex20Jには当然入れる事が出来ます、元々の1/20万とtopo10+の2つが入り切り替えて使えます、実際にはtopo10+しか使っては居ませんが。eTrex30JはeTrex20Jの機能+電子コンパスです。但しeTrex20JでもGPSを使用したコンパス機能は有りますから移動中ならばコンパスが使用できます、でも止まってしまうと機能しませんと言うかデタラメの方向を示すと思います。
topo10+の登山道についてですが、どこかのネット上に記載が有ったのですが忘れました。私の記憶では、山と高原地図の登山道の、赤実線は赤実線で、赤点線は赤点線で、遊歩道は紫実線で、他の登山道は黒点線で、(1/2.5万地形図の点線は黒点線で)、の様に区分している様に書かれていたと思います。この前歩いた天狗岳で比べてみた所、山と高原地図の赤実線部分が黒点線に成っている部分が有りました、元になっている山と高原地図が何年度版か分かりませんので私の手元の山と高原地図と版数がが異なるのが理由かも知れません。
他に私が歩いた山域範囲内では1/2.5万地形図の点線は黒点線で記載されていました、但し1/2.5万地形図の点線は廃道同然の物も有りますが。
拙い文で分かりがたいとは思いますが、意をくみ取って下さい。
意味が分かりにくい所等は再度質問して下さい、ではでは。
追伸
ヤマレコにGPSのページが有りいろいろな情報が得られます、参考までに。もう見られているかも知れませんが。
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