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Yamareco

記録ID: 1987046
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

秋雨前線の出現で計画を大幅変更し、2日目にして撤退。五竜岳はおあずけ。八方尾根から遠見尾根へ。

2019年08月19日(月) ~ 2019年08月20日(火)
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GPS
11:00
距離
13.4km
登り
1,218m
下り
1,550m
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新宿から夜行バスで白馬八方BTへ。
コース状況/
危険箇所等
登山者の多いルートだが
痩せ尾根あり(特に混雑時や強風時注意)。鎖場も複数個所。
(どこでもそうだが)晴天時は簡単に通行できても、雨天時は一気に難易度が上がる。特に鎖のない場所でスリップ注意。
ザックが大きい場合は樹木などへの引っかかり注意。
ザックが重い場合はバランス崩さないよう腹筋・背筋を鍛えて。
その他周辺情報 遠見尾根下山後、エスカルプラザに竜神の湯650円。10時営業開始なので下山早すぎると待つ羽目に。
八方尾根、ゴンドラリフトを降りたところ。この日は7:30から運行開始。(繁忙期はもっと早くから運行)
霧のスタート。
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八方尾根、ゴンドラリフトを降りたところ。この日は7:30から運行開始。(繁忙期はもっと早くから運行)
霧のスタート。
少しずつ、明るく。雲の上に出ることを期待。
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少しずつ、明るく。雲の上に出ることを期待。
アザミに見えてアザミでない。
アザミに見えてアザミでない。
八方尾根にはケルンがいっぱい。
八方尾根にはケルンがいっぱい。
小学生以来の八方池。残念ながらガスの中。
小学生以来の八方池。残念ながらガスの中。
その後樹林帯に突入。木は雪で様々な形に。
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その後樹林帯に突入。木は雪で様々な形に。
扇雪渓。ひんやり。
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扇雪渓。ひんやり。
結構な痩せ尾根を歩きます。
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結構な痩せ尾根を歩きます。
こんな足場を作るのは大変だったろうに・・。
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こんな足場を作るのは大変だったろうに・・。
唐松岳頂上山荘に到着後、本格的な雨に。以後の写真はなし。
15:00に五竜山荘に到着。
ずぶぬれで、テン泊をあきらめ、山荘のお世話に。
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唐松岳頂上山荘に到着後、本格的な雨に。以後の写真はなし。
15:00に五竜山荘に到着。
ずぶぬれで、テン泊をあきらめ、山荘のお世話に。
翌朝、一瞬の太陽が顔を出しました。ブロッケンの妖怪が出現。
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翌朝、一瞬の太陽が顔を出しました。ブロッケンの妖怪が出現。
唯一の太陽がさした時の写真。
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唯一の太陽がさした時の写真。
雲海が広がります。
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雲海が広がります。
キレット方面をあきらめ、遠見尾根を下山することに。
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キレット方面をあきらめ、遠見尾根を下山することに。
人がひとり
これが見られただけでもよかった。
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これが見られただけでもよかった。
鎖場も結構あります
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鎖場も結構あります
昨日歩いてきた大黒山方面
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昨日歩いてきた大黒山方面
また鎖場。
滑りそうな斜面
サル。お弁当を奪うこともあるそう。
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サル。お弁当を奪うこともあるそう。
このあたりから雲海に突入。その後もう8時くらいから結構な雨が降りました。10時前にエスカルプラザに下山。
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このあたりから雲海に突入。その後もう8時くらいから結構な雨が降りました。10時前にエスカルプラザに下山。

感想

離島に住んでからは、年に数えるほどとなった本土の山々。
用事に合わせ、お盆過ぎに北アルプスへ行くことに。

メジャーでありながら、八方池までしか行ったことなかった(しかも30年以上前)八方尾根。今回、初の踏破となりました。

1週間ほど前までは、晴天続きの予報。楽しみにしていたのですが、直前の予報では、秋雨前線の影響を受ける予報に!!
それでも、4日のうち2日ほどはそこそこの天気の予報だったので決行することに。

初日、朝日を受ける白馬三山の一部がわずかに見えたので、ちょっと期待も。ゴンドラリフトの運行開始が7:30とちょっと遅かったのですが、はやく雲の上に出たいとわくわく。

霧の中のスタート後、だんだん空も明るくなってきたのですが、結局唐松岳頂上山荘まで青空はほとんどなし。それどころか、山荘到着後には雨も本格的に振り出す始末。まだ12時であったので、予定通り五竜山荘を目指します。

今回、不安要素がいくつかありました。
1つは体調不安。ちょっとした不調程度であったら、山行が始まると気持ちの方が強くなって不調は追いやられるのですが、今回はなんとなく引きずったまま・・・。

もう1つは体力不安。荷物19堋度なら、今まで同じような3泊4日は何度も実施し、標高差2000Mの時もあったくらいなので、今回も重量的には大丈夫と思っていましたが・・・。意外に結構きつかった・・。

晴れの日なら全く問題ない場所でも、ちょっと体調がいつもと同じでなく、雨となると一気に不安が増してきます。
鎖場であれば雨でもまだ手の力を借りられますが、鎖が必要というほどでもないような場所の方が、(鎖がなく頼れないので)雨の時はかえって難儀します。また、荷物が重いとバランスを崩しやすくなり、危険です。
今回、五竜山荘までほとんど問題はなかったのですが、その後の進退は翌日に慎重に判断することにしました。

翌朝、一瞬だけ晴れました。行きたい気持ちがはやります。でも予報ではそのうち崩れ、明後日まで似たような天気。翌日にはキレットを控えているし・・。

行く人もいたでしょうが、撤退することにしました。
目的は、景色。
ほとんど雨なら期待できない。
キレット通過も、いまは万全の体調でない。

遠見尾根を下山することに。
青空は見られませんでしたが、雲海が広がっていたし、そこそこの景色です。

結局8時過ぎには雨も本格的に降り出して、完全に吹っ切れました。

そうと決めると、はやく温泉に入りたいとか、
早く冷たい飲み物を飲みたいとか、そんなことばかり考えます。

エスカルプラザ(五竜とおみ)以降の交通の接続があまりよくなかったうえに、渋滞の影響も1時間半受けましたが19時には新宿に到着。その日の夜行船に乗ることができました。

また来るぞ。

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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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