薬師岳〜黒部五郎岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 3,068m
- 下り
- 3,068m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:13
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 10:46
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 3:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
北陸道経由より少しだけ時間がかかるが高速代が節約できるので高山経由で移動した。有峰林道は有料(1900円)で20時〜6時は閉鎖する。入口に着くとゲート前に2台の車が並んでいるのでその後ろにつく。駐車場やトイレはゲートの中で、ゲートは徒歩で通過できる。折立の駐車場はすでに満杯で路肩に駐車する。帰る時には新折立トンネル途中まで駐車列が続いていた。
9/20 登山口からはいきなりの急登が続く。三角点まではあまり見晴らしもなく、ぬかるみが多い。三角点で少し眺望が開ける。薬師岳とその稜線上に薬師岳山荘の屋根、太郎山から北ノ俣岳に続く山並み、剱の頭とその下に弥陀ヶ原。秋色の山肌にテンションが上がる。三角点からは斜度が緩くなり、木道や石畳、ガレ場など変化に富んだ気持ちの良い登山道となる。
登山届は太郎平小屋に提出。キャンプ受付はキャンプ場でとのことで、キャンプ場に向かう。予定より早く着いたし、天気も良いので薬師岳へ向かった。キャンプ場からの登り始めが急坂であった。段差が高いところが多いので足の疲労がすすむ。途中の東側の谷周辺の紅葉が素晴らしかった。
薬師に着くと西側は一面の雲海、東側は晴天であり、真正面に赤牛岳がそびえていた。時折ガスがかかるが、鷲羽、水晶、槍の穂先、剱、立山と名だたる山々が見渡せた。風もなく暖かだったので30分ほど山頂で景色を堪能した。
キャンプ場に戻ると受付が開始されていた。料金は700円/泊でトイレに紙無し。水は沢水で無料。土の上なのでペグがあるとよい。晩御飯を食べ終わると、日が陰り急に寒くなったので早々にテントへ引きこもる。
9/21 朝のうちはガスが多く景色は楽しめなかった。天気の回復を願いながら先へ進むと黒部五郎に着いてしまった。南からガスが上がってきていて、時折ガスが晴れて北側のカールや雲の平、薬師岳を見ることができた。カールの中、黒部五郎小屋へ続く登山道は紅葉で埋めつくされて歩きたい衝動にかられる。また、雲の平小屋・キャンプ場もはっきりと見えて、谷との高低差がよくわかる。山頂で1時間ねばったが天気は変わらず、下山することにした。山頂は陽射しがなくかなり寒かった。
帰る途中、沢沿いの樹林帯が紅葉しているのが見えると立ち止まって堪能した。肉眼では美しさを認識できても遠景を写真にすると「もや〜」となるのだ。せめて登山道近くの紅葉樹はないかと被写体を探しながら歩く。わずかに残るチングルマの綿毛などを観賞しながら帰る。
9/22 今日は下山するだけであるが、朝から最高に良い天気。そのせいだろうか、テントが霜でパリパリに、木道もツルツルに。下山途中、来るときに見えなかった白山が見えて満足。
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