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Yamareco

記録ID: 1989260
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

雄阿寒岳

2019年08月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:59
距離
12.2km
登り
1,077m
下り
1,077m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
0:11
合計
4:56
6:15
6:19
84
7:43
7:45
38
8:23
8:26
32
8:58
54
9:52
9:54
35
10:29
ゴール地点
天候 曇り時々小雨
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滝口の駐車場を利用。
駐車場は10台くらいしか止められなさそうなので満車になる時もあるかも。
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所はなし
その他周辺情報 <温泉>
 雌阿寒温泉まで移動して、野中温泉(350円)
 https://www.facebook.com/Nonakaonsen/

<食事>
 Pan de Pan
 https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011201/1005937/
滝口の駐車場に車を止めて登山スタートです。5時半に到着しましたが、すでに数台の車が来ていました。
2019年08月25日 05:31撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:31
滝口の駐車場に車を止めて登山スタートです。5時半に到着しましたが、すでに数台の車が来ていました。
登山口。雌阿寒岳には一つしかコースがないのでピストンとなります。登山届に記入して出発。
2019年08月25日 05:31撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:31
登山口。雌阿寒岳には一つしかコースがないのでピストンとなります。登山届に記入して出発。
阿寒湖畔では青空が部分的に見えていました。これから山頂部の天候が悪くなるとは思いもしませんでした。
2019年08月25日 05:33撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:33
阿寒湖畔では青空が部分的に見えていました。これから山頂部の天候が悪くなるとは思いもしませんでした。
立入禁止という看板があって少し不安になりますが、登山道はこの堰を通って対岸側に続いています。
2019年08月25日 05:36撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:36
立入禁止という看板があって少し不安になりますが、登山道はこの堰を通って対岸側に続いています。
対岸に渡って上から堰を見下ろします。雨続きだったからなのか結構勢いよく水が流れていました。
2019年08月25日 05:37撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:37
対岸に渡って上から堰を見下ろします。雨続きだったからなのか結構勢いよく水が流れていました。
先ほどの堰を通って阿寒湖から流れ出した水は、この太郎湖に流れ込んでいます。
2019年08月25日 05:40撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:40
先ほどの堰を通って阿寒湖から流れ出した水は、この太郎湖に流れ込んでいます。
しばらく歩くと兄弟分であろう次郎湖もあります。登山道は湖から少し上にあるので、直接次郎湖を見ることはありません。
2019年08月25日 05:46撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:46
しばらく歩くと兄弟分であろう次郎湖もあります。登山道は湖から少し上にあるので、直接次郎湖を見ることはありません。
次郎湖横を少しあるくと、次郎湖へ降りる道と、雄阿寒岳に登る登山道の分岐があります。次郎湖まではほんのすぐなので寄り道しても全然時間はかかりません。
2019年08月25日 05:48撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:48
次郎湖横を少しあるくと、次郎湖へ降りる道と、雄阿寒岳に登る登山道の分岐があります。次郎湖まではほんのすぐなので寄り道しても全然時間はかかりません。
登山道は山の西面にあるため、日の出時刻を過ぎてもしばらくは薄暗いです。鬱蒼とした雰囲気はクマが出てきそうで少し怖く、音を立てながら足早に歩を進めます。
2019年08月25日 05:53撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:53
登山道は山の西面にあるため、日の出時刻を過ぎてもしばらくは薄暗いです。鬱蒼とした雰囲気はクマが出てきそうで少し怖く、音を立てながら足早に歩を進めます。
ぬかるみには真新しいエゾシカの足跡がありました!
2019年08月25日 05:53撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:53
ぬかるみには真新しいエゾシカの足跡がありました!
鬱蒼とした雰囲気のなか、倒木をくぐりながら、迷路のような森を通ってようやく1合目に到着。ここまで30分もかかってるのなら、頂上は5時間後!?長い森歩きにちょっと気が滅入ります。
2019年08月25日 05:58撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 5:58
鬱蒼とした雰囲気のなか、倒木をくぐりながら、迷路のような森を通ってようやく1合目に到着。ここまで30分もかかってるのなら、頂上は5時間後!?長い森歩きにちょっと気が滅入ります。
同じような景色が続く中、2合目に到着(ここまで50分)。木々の間から阿寒湖を少しだけ眺めることができました。
2019年08月25日 06:20撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 6:20
同じような景色が続く中、2合目に到着(ここまで50分)。木々の間から阿寒湖を少しだけ眺めることができました。
2019年08月25日 06:23撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 6:23
朝日が差してようやく森の中にまで光が差し込んできました。
2019年08月25日 06:28撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 6:28
朝日が差してようやく森の中にまで光が差し込んできました。
めっちゃ歩いた気分ではあるが、まだ3合目…
ここから等高線もかなり密になってくるのでしんどそうです。
2019年08月25日 06:44撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 6:44
めっちゃ歩いた気分ではあるが、まだ3合目…
ここから等高線もかなり密になってくるのでしんどそうです。
倒木に行く手を阻まれます。木の下をくぐるにはかなり低く、またぐには2本目の木が邪魔をする…みな同じように悩んでいたようで、山側にエスケープルートができあがっていました。
2019年08月25日 07:00撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:00
倒木に行く手を阻まれます。木の下をくぐるにはかなり低く、またぐには2本目の木が邪魔をする…みな同じように悩んでいたようで、山側にエスケープルートができあがっていました。
急な坂で息があがり、ときどき足が止まりながらもなんとか4合目に到着。半分以上クリアしたと励まされているが、5合目までがガマンどころと脅される。
2019年08月25日 07:08撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:08
急な坂で息があがり、ときどき足が止まりながらもなんとか4合目に到着。半分以上クリアしたと励まされているが、5合目までがガマンどころと脅される。
2019年08月25日 07:13撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:13
2019年08月25日 07:14撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:14
2019年08月25日 07:21撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:21
急な坂を登っていくと大きな岩が見えるようになります。
2019年08月25日 07:22撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:22
急な坂を登っていくと大きな岩が見えるようになります。
空には青空を見ることが!下界では曇り気味でも、頂上では遠くを見渡せるのだろうな〜と期待します。
2019年08月25日 07:29撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:29
空には青空を見ることが!下界では曇り気味でも、頂上では遠くを見渡せるのだろうな〜と期待します。
5合目に到着。ここまできたら8割クリアだそう。
じゃぁここを8合目にして、急登をもうすこし刻んでやる気が出るようにしてもらいたいものです笑
2019年08月25日 07:44撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:44
5合目に到着。ここまできたら8割クリアだそう。
じゃぁここを8合目にして、急登をもうすこし刻んでやる気が出るようにしてもらいたいものです笑
5合目から先は完全にハイマツ帯。このあたりからガスが出始め風もだんだん強くなってきます。
2019年08月25日 07:46撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:46
5合目から先は完全にハイマツ帯。このあたりからガスが出始め風もだんだん強くなってきます。
展望ゼロ。水分を含んだ強風でハイマツの葉っぱが大量に水を含み、それが体に触れるために全身ずぶ濡れです。
2019年08月25日 07:48撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:48
展望ゼロ。水分を含んだ強風でハイマツの葉っぱが大量に水を含み、それが体に触れるために全身ずぶ濡れです。
2019年08月25日 07:57撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:57
これまでの急登はなんだったのだろうかと思うくらい簡単に6合目に到着。5合目から6合目までは15分くらいと、これまでの半分以下の時間で進めました。
2019年08月25日 07:57撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 7:57
これまでの急登はなんだったのだろうかと思うくらい簡単に6合目に到着。5合目から6合目までは15分くらいと、これまでの半分以下の時間で進めました。
2019年08月25日 08:04撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 8:04
7合目。合目の看板がすぐに現れるので、高速歩行しているような感覚になります。
2019年08月25日 08:07撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 8:07
7合目。合目の看板がすぐに現れるので、高速歩行しているような感覚になります。
7合目を過ぎて頂上付近のピークに出ました。山頂はこの中でも一番高いところにありますが、何も見えずどのくらい先にあるのか全くわかりません。
2019年08月25日 08:10撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 8:10
7合目を過ぎて頂上付近のピークに出ました。山頂はこの中でも一番高いところにありますが、何も見えずどのくらい先にあるのか全くわかりません。
8合目には気象庁観測小屋が設置されていたようです。
2019年08月25日 08:14撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 8:14
8合目には気象庁観測小屋が設置されていたようです。
観測小屋の跡地、基礎部分が四角く残っていました。
2019年08月25日 08:14撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 8:14
観測小屋の跡地、基礎部分が四角く残っていました。
この先、ちょっと下って鞍部を通り抜けて頂上があるようです。
2019年08月25日 08:14撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 8:14
この先、ちょっと下って鞍部を通り抜けて頂上があるようです。
ピークに出てから何度かアップダウンがありますが、9合目の看板が見えるともうこれでラストです。
2019年08月25日 08:19撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 8:19
ピークに出てから何度かアップダウンがありますが、9合目の看板が見えるともうこれでラストです。
雌阿寒岳山頂に到着です。ガッスガスの強風という悪天候で、展望は全く楽しめないので、写真だけサクッと撮ってすぐに引き返します。
2019年08月25日 08:24撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/25 8:24
雌阿寒岳山頂に到着です。ガッスガスの強風という悪天候で、展望は全く楽しめないので、写真だけサクッと撮ってすぐに引き返します。
三角点の写真も忘れずに。
2019年08月25日 08:24撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 8:24
三角点の写真も忘れずに。
スマホも濡れて、タッチパネルがスムーズに操作できないため、写真を撮るためのロック解除もままなりません。
景色もない、登山道は登りと一緒、スマホで写真も撮りづらい、と楽しみが特になかったので、早く下山しようと写真も撮らず駆け下ります笑
2019年08月25日 08:24撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 8:24
スマホも濡れて、タッチパネルがスムーズに操作できないため、写真を撮るためのロック解除もままなりません。
景色もない、登山道は登りと一緒、スマホで写真も撮りづらい、と楽しみが特になかったので、早く下山しようと写真も撮らず駆け下ります笑
とはいうものの、途中メスのエゾシカ3頭に遭遇。いきなりガサッと出てくるのでかなりびっくりしましたが、慌ててスマホを取り出し写真を撮りました。
2019年08月25日 09:28撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 9:28
とはいうものの、途中メスのエゾシカ3頭に遭遇。いきなりガサッと出てくるのでかなりびっくりしましたが、慌ててスマホを取り出し写真を撮りました。
2019年08月25日 09:35撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 9:35
2019年08月25日 09:49撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 9:49
2019年08月25日 09:53撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 9:53
2019年08月25日 10:03撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 10:03
2019年08月25日 10:14撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 10:14
ごうごうと音を立てながら太郎沼に流れ込む水の流れ。ここまでくるともうゴールも間近です。
2019年08月25日 10:23撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 10:23
ごうごうと音を立てながら太郎沼に流れ込む水の流れ。ここまでくるともうゴールも間近です。
急登に疲れましたが、無事にゴールしました。下界はさわやかな天気で頂上付近の天候が嘘のようです。
2019年08月25日 10:31撮影 by  iPhone XR, Apple
8/25 10:31
急登に疲れましたが、無事にゴールしました。下界はさわやかな天気で頂上付近の天候が嘘のようです。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 ゲイター ザック 携帯 タオル ストック
備考 登山に行くのに、家にザックを忘れてしまうという大失態。
急遽ザックを借りて、なんとかのりきりました笑

感想

昨日雌阿寒岳に登って、阿寒湖畔キャンプ場で一晩を過ごしましたが、目が覚めてみると朝4時で足も痛くなくとても快調。曇り空ではあるものの雨は降っていなかったので、昨日に引き続きこの日も山に登ることにしました。
やっぱり雌阿寒と雄阿寒はセットで登っておきたかったというのがいちばんのモチベーションです(笑)

阿寒湖にはコンビニがいくつかあるが、国道沿いにあるセブンはなんと24時間営業をやっていなくて大誤算!急遽、温泉街の中にあるローソンに立ち寄り、朝ごはんと飲料を仕入れ、登山口に向かいました。この日は1番乗りの入山のようでした。

登山道は、雌阿寒に比べると道幅も狭く、倒木に進路を阻まれたりして歩きにくいところもあります。森の中を縫うように登山道が続いており、3合目くらいまではだらだらと長く続く普通の山道ですが、3合目〜5合目までは、何回も立ち止まってしまうくらいかなり息が上がる急な坂道でした。

ルート上には合目ごとに木の立派な看板と、頂上までの距離を500m刻みで記した小さい金属看板の両方が立っていますが、どちらを参考にしても気が滅入りました。
合目の看板は、歩いた距離に比例せず、1合分が普通の感覚でいう1.5〜2合分に相当する感じで、なかなか次の看板が見えてきません。5合目まで登れば、もう8割済んだようなものなのですが、それならこの急な登りをもうちょっと刻んで表示したら気分が少し楽になるのに。
500m刻みの看板も、残り5000mからのカウントダウンなのでなかなか減らずに心が折れそうになります(笑)

5合目を過ぎると、それほど険しい坂はもうないので歩くこと自体は問題ないのですが、この日は頂上や景色を見渡せない濃いガスと、風速10m以上であろう強風が吹いていました。登山道の左右には肩の高さまでハイマツが生い茂っており、吹き付けるガスの水分で、まさに水を含んだ筆のような状態。全身ずぶ濡れになりながら頂上にたどり着きました。頂上についても展望ゼロの状況は変わらず、ご褒美が無いちょっと残念な制覇でした。

全身ずぶ濡れなので、帰りは写真もろくに撮ることなく、駆け下りるかのように下山。途中、3頭のメスのエゾシカに会うことができたのが、この山行でいちばんテンション上がったときだったかもしれません(笑)

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