農鳥岳(大門沢〜笹山ダイレクト尾根・周回)
- GPS
- 11:36
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,974m
- 下り
- 2,980m
コースタイム
- 山行
- 10:46
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 11:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台程度利用可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆大門沢ルート ・崩落個所多数。ルートファインディング必要。 ・一般ルートだと思って甘く見るとルートロスする。 ・大門沢小屋で水補給可能。その他沢水も多数あり。 ◆白峰南嶺 ・晴れていればマーキングも多いので問題ないが、ガスっていると稜線が広いので迷いやすい。GPSがあった方が良い。 ◆笹山ダイレクト尾根 ・急登、破線ルートだがとてもよく整備されていて歩きやすい。 ・アップダウンもなく登り、下り一辺倒。 ・フカフカ道なので足にも優しい。 |
写真
感想
今日は7年ぶりに農鳥岳に登る。
とはいっても、農鳥岳はオプションで白峰南嶺を歩くのが主目的だ。
白峰南嶺はこれまで歩いたことがなく、しかし7年前の農鳥岳登山でその雰囲気の良さは感じていた。
土日ともそこそこ天気は良さそうだったので土曜日からテン泊で北岳〜間ノ岳を絡めても良かったのだが石川から移動する時間を考えるとちょっと厳しかったので農鳥岳と笹山のみ日帰りで周回することにした。
1時半過ぎにいつも通り闇夜のスタート。
登りは以前歩いた大門沢を使うことにしていたが、さすがに7年も経つと登山道の様子も様変わりしていてかなり苦しんだ。
一般ルートとはいえ斜面の崩落や台風の爪痕で迂回ルート多数、マーキングや踏み跡も見つけ辛くなっていた。
右往左往しつつもルートを修正しながら何とか大門沢小屋に到着。
意外とテン泊している人が多かったのには驚いた。
少し休憩したらすぐに出発、ちょうど明るくなってきたのでヘッデンを外そう。
大門沢小屋から先は登山道もわかりやすくなりスムーズに登ることができた。
2800mで稜線に出たらまずは右へ、農鳥岳を目指す。
このルートは7年前にも歩いたので無理して歩かなくても良かったのだが、せっかくなので3,000mを超えようという欲が湧いてしまった。
まあ大門沢下降点から行って帰って1時間程度なので散歩のようなものだ。
それに農鳥岳まで行けば間ノ岳と北岳を眺めることもできる。
稜線の風は強かった。
台風一過で山はすっかり秋の空気に入れ替わったようで寒かったのでカッパを着て歩くことにした。
灼熱の稜線歩きよりよほど良いし冷たい風は冬の到来がすぐそこまで来ていることを教えてくれる。
大門沢下降点まで戻ったら笹山を目指して稜線を南下する。
ここからは初めてのルートだ。
まずは広河内岳、大籠岳(おおこもりだけ)、白河内岳(しろごうちだけ)へと縦走していく。
稜線は広かったし、常に変化があって楽しかった。
ガレ場歩き、普通の稜線歩き、ハイマツの藪漕ぎ、しらびその森歩き…歩いていて全く飽きることがないし眺望も最高だった。
それに何よりここは静かだ。
農鳥岳までは数人の登山者とスライドしたが、大門沢下降点から笹山、いや奈良田下山までに会ったのはたった2人!
8月のアルプスでこれだけ閑散としている場所は他にそうないだろうと思う。
笹山からはフカフカ落ち葉のダイレクト尾根を小走りで下山。
笹山から奈良田まで2時間程度で下山できた。
今日来てよかったと思ったしこの山域はぜひまた来たいと思った。
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