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記録ID: 1993115
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

【玉原作戦】鹿俣山〜玉原湿原〜尼ケ禿山〜白樺湿原〜迦葉山【丙31.1】

2019年08月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:07
距離
18.9km
登り
958m
下り
1,549m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:01
休憩
1:06
合計
6:07
距離 18.9km 登り 962m 下り 1,549m
10:25
2
たんばらラベンダーパーク
10:27
17
登山口
11:29
11:33
36
12:09
12:13
16
12:29
12:30
2
12:32
12:33
43
13:16
13:25
55
14:20
14:21
21
14:42
14:53
16
15:09
15:37
12
15:49
15:56
19
16:15
17
山門
16:32
迦葉山バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:沼田駅〜たんばらラベンダーパーク 1030円
復路:佐山入口〜沼田駅 610円
コース状況/
危険箇所等
鹿俣山周辺:快適。緑鮮烈な森の中を緩やかに歩いていける。
尼ヶ禿山周辺:倒木や笹藪増える。
白樺湿原:核心部は泥濘や水溜まりになっている。
迦葉山:概ね歩きやすいが、和尚台の岩場は高度感あってスリル満点、と言うよりも怖い。
たんばらラベンダーパークの駐車場はだだっ広い。
2019年08月25日 10:24撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 10:24
たんばらラベンダーパークの駐車場はだだっ広い。
玉原高原遊歩道入口
2019年08月25日 10:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 10:26
玉原高原遊歩道入口
森の中でも圧迫感が無い。緩やかな歩きやすい道。
2019年08月25日 10:36撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 10:36
森の中でも圧迫感が無い。緩やかな歩きやすい道。
スキー場のリフト
2019年08月25日 10:54撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 10:54
スキー場のリフト
傾斜が出てきたといっても、スタート地点の標高からして既に高いので、比較的緩やか。
2019年08月25日 10:55撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 10:55
傾斜が出てきたといっても、スタート地点の標高からして既に高いので、比較的緩やか。
スキー場の上部に出た。
2019年08月25日 10:57撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 10:57
スキー場の上部に出た。
左はスキー場、道は右の方の細いやつ。
2019年08月25日 10:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 10:58
左はスキー場、道は右の方の細いやつ。
2019年08月25日 11:01撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:01
あの荒々しい感じは武尊周辺の峰か。
2019年08月25日 11:10撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:10
あの荒々しい感じは武尊周辺の峰か。
シャクナゲ群生地
2019年08月25日 11:15撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:15
シャクナゲ群生地
玉原高原。まだ雲が多いが、この後だんだんと晴れてくる。
2019年08月25日 11:25撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:25
玉原高原。まだ雲が多いが、この後だんだんと晴れてくる。
山頂まで0.1劼箸△襪、結構歩いた。これは直線距離だな。
2019年08月25日 11:25撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:25
山頂まで0.1劼箸△襪、結構歩いた。これは直線距離だな。
鹿俣山到着。
2019年08月25日 11:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:29
鹿俣山到着。
武尊の稜線がちょっとだけ。
2019年08月25日 11:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
8/25 11:29
武尊の稜線がちょっとだけ。
赤城はまだ薄っすらとしか見えない。
2019年08月25日 11:30撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:30
赤城はまだ薄っすらとしか見えない。
西側はさらに雲で真っ白。
2019年08月25日 11:30撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:30
西側はさらに雲で真っ白。
玉原周辺は比較的晴れている。
2019年08月25日 11:35撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:35
玉原周辺は比較的晴れている。
2019年08月25日 11:36撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:36
鹿俣山山頂で皆が口々に「陽射しが熱い」というので、ブナ平へ向かう。
2019年08月25日 11:38撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:38
鹿俣山山頂で皆が口々に「陽射しが熱い」というので、ブナ平へ向かう。
再度、スキー場に出る。
2019年08月25日 11:47撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:47
再度、スキー場に出る。
これは素晴らしい。これだけでも来たかいがある。
2019年08月25日 11:48撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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8/25 11:48
これは素晴らしい。これだけでも来たかいがある。
迦葉山と尼ケ禿山
2019年08月25日 11:49撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:49
迦葉山と尼ケ禿山
日なたもずっと同じ所にいれば暑いかもしれないが、動いていれば大したことなし。
2019年08月25日 11:51撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 11:51
日なたもずっと同じ所にいれば暑いかもしれないが、動いていれば大したことなし。
ブナ平分岐
2019年08月25日 12:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 12:09
ブナ平分岐
休むんなら森の中の方が良いかな。
2019年08月25日 12:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 12:09
休むんなら森の中の方が良いかな。
高原らしく、木道が通してある。
2019年08月25日 12:16撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 12:16
高原らしく、木道が通してある。
降りた先には清い沢と、
2019年08月25日 12:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 12:26
降りた先には清い沢と、
ぶなのわきみず
2019年08月25日 12:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 12:29
ぶなのわきみず
玉原湿原入口
2019年08月25日 12:32撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 12:32
玉原湿原入口
ここまで来て湿原をスルーするなどあり得ない。湿原経由でも尼ケ禿山に行けるしね。
2019年08月25日 12:33撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 12:33
ここまで来て湿原をスルーするなどあり得ない。湿原経由でも尼ケ禿山に行けるしね。
2019年08月25日 12:34撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 12:34
広々とした玉原湿原。季節ごとにどのような姿を見せるのだろうか。
2019年08月25日 12:36撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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8/25 12:36
広々とした玉原湿原。季節ごとにどのような姿を見せるのだろうか。
東京大学セミナーハウスを横目に、
2019年08月25日 12:47撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 12:47
東京大学セミナーハウスを横目に、
尼ケ禿山を目指す。
2019年08月25日 12:48撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 12:48
尼ケ禿山を目指す。
鉄塔直上は青空。
2019年08月25日 13:02撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 13:02
鉄塔直上は青空。
笹がしっかりと刈られている。
2019年08月25日 13:05撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 13:05
笹がしっかりと刈られている。
尼ケ禿山手前で展望が開ける。まず、榛名方面。
2019年08月25日 13:13撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 13:13
尼ケ禿山手前で展望が開ける。まず、榛名方面。
玉原湖の向こうは奥日光の山々。
2019年08月25日 13:14撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 13:14
玉原湖の向こうは奥日光の山々。
尼ケ禿山手前でカメラの電池が無くなり、スマホに移行する。
2019年08月25日 13:15撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/25 13:15
尼ケ禿山手前でカメラの電池が無くなり、スマホに移行する。
玉原湖と武尊山
2019年08月25日 13:16撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 13:16
玉原湖と武尊山
奥が赤城、手前は田代山か。
2019年08月25日 13:25撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 13:25
奥が赤城、手前は田代山か。
標識が若干えぐれているのはクマのせいかしら。
2019年08月25日 13:32撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 13:32
標識が若干えぐれているのはクマのせいかしら。
長閑で歩きやすい道が続く。
2019年08月25日 13:40撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 13:40
長閑で歩きやすい道が続く。
歩く人が少ないのか、笹が道を覆い気味。
2019年08月25日 13:45撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 13:45
歩く人が少ないのか、笹が道を覆い気味。
2019年08月25日 13:46撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 13:46
倒木が増えてくる。この辺りは処理されているが…。
2019年08月25日 13:49撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 13:49
倒木が増えてくる。この辺りは処理されているが…。
白樺湿原の中心部
2019年08月25日 14:13撮影 by  SHV35, SHARP
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8/25 14:13
白樺湿原の中心部
森は奇麗だが、足元は注意を要する。
2019年08月25日 14:14撮影 by  SHV35, SHARP
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8/25 14:14
森は奇麗だが、足元は注意を要する。
残雪期に来た時に引き返した辺り。
2019年08月25日 14:20撮影 by  SHV35, SHARP
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8/25 14:20
残雪期に来た時に引き返した辺り。
至る所が沢、水たまり、泥濘になっていて道がわかりにくくなるのも納得。
2019年08月25日 14:23撮影 by  SHV35, SHARP
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8/25 14:23
至る所が沢、水たまり、泥濘になっていて道がわかりにくくなるのも納得。
高度を上げる。フェーズは白樺湿原から迦葉山へ。
2019年08月25日 14:29撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 14:29
高度を上げる。フェーズは白樺湿原から迦葉山へ。
落ち着いた迦葉山山頂
2019年08月25日 14:42撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 14:42
落ち着いた迦葉山山頂
迦葉山からちょろっと見えるのは子持山かな。
2019年08月25日 14:42撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 14:42
迦葉山からちょろっと見えるのは子持山かな。
迦葉山からの下りは岩場の連続。
2019年08月25日 15:06撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:06
迦葉山からの下りは岩場の連続。
太っている人は通行に難儀するだろう。
2019年08月25日 15:07撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:07
太っている人は通行に難儀するだろう。
和尚台の堂宇は足元が心配。
2019年08月25日 15:11撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:11
和尚台の堂宇は足元が心配。
胎内潜岩開始。
2019年08月25日 15:13撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:13
胎内潜岩開始。
久し振りの高度感ある岩場に身体が強張り恐怖感が増す。下を見ないように。
2019年08月25日 15:20撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:20
久し振りの高度感ある岩場に身体が強張り恐怖感が増す。下を見ないように。
子持山と上州三峰山
2019年08月25日 15:23撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:23
子持山と上州三峰山
迦葉山山頂部
2019年08月25日 15:24撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:24
迦葉山山頂部
武尊の稜線の向こうに皇海山や袈裟丸山の稜線
2019年08月25日 15:24撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:24
武尊の稜線の向こうに皇海山や袈裟丸山の稜線
赤城と子持山
2019年08月25日 15:24撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:24
赤城と子持山
紅葉の走り
2019年08月25日 15:25撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:25
紅葉の走り
和尚台を無事クリアして後は下山へ一直線。
2019年08月25日 15:39撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:39
和尚台を無事クリアして後は下山へ一直線。
この倒木は乗り越えられない。迂回だ。
2019年08月25日 15:43撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:43
この倒木は乗り越えられない。迂回だ。
迦葉山弥勒寺に下る。
2019年08月25日 15:50撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:50
迦葉山弥勒寺に下る。
迦葉山と言えば天狗様。
2019年08月25日 15:53撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:53
迦葉山と言えば天狗様。
レンゲショウマを撮ったが、スマホではうまく撮れなかった。
2019年08月25日 15:55撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:55
レンゲショウマを撮ったが、スマホではうまく撮れなかった。
参道を下る。
2019年08月25日 15:58撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:58
参道を下る。
参道も巨木が立ち並ぶ。
2019年08月25日 15:59撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 15:59
参道も巨木が立ち並ぶ。
清冽な山水
2019年08月25日 16:04撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 16:04
清冽な山水
そして、道を覆う草葉。
2019年08月25日 16:04撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 16:04
そして、道を覆う草葉。
山門を潜れば、
2019年08月25日 16:15撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 16:15
山門を潜れば、
もう下山。
2019年08月25日 16:16撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 16:16
もう下山。
無事歩ききれたことに感謝。
2019年08月25日 16:31撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 16:31
無事歩ききれたことに感謝。
GPSログは迦葉山バス停まで。
2019年08月25日 16:32撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 16:32
GPSログは迦葉山バス停まで。
バスが来るまで30分以上あったので、佐山入口バス停まで歩を進めて完了。
2019年08月25日 17:09撮影 by  SHV35, SHARP
8/25 17:09
バスが来るまで30分以上あったので、佐山入口バス停まで歩を進めて完了。
撮影機器:

感想

別に岩手で泊っても良かった。
しかし、岩手行きが確定したのは前日の22時。日曜の天気もどうかというところで、もったいなくも岩手は日帰りとなった。

再度の岩手山は良かったが、やはり曇りがちだったのが心残り。
そこで、遠征の翌日ではあったが、晴天下の山行を志して、今度は群馬県の玉原高原に赴く。夏場中に「あそこなら涼しいだろうから行こう」と思いつつ、踏ん切りがつかなくて行っていなかった所だ。
今回ようやく足跡を残せた玉原は、広くて穏やかで、そして涼やかであった。

【山行概要】
私の住んでいる所からは沼田駅発のバス第一便には間に合わないので、公共交通機関を利用する場合、現地着は1030時、現地発最終バスは17時と、玉原から迦葉山まで踏破するには所要時間の面で心もとない。
それもあってなかなか足が向かなかったのだが、迦葉山から登って行くのではなく、玉原から下っていくことにして時間に余裕を持たせ実行することにした。

降り立った晴れの玉原は、日が射しながらも暑さを感じず、さすがは高原といった感がある。まずは広々とした森の中歩き。目指す鹿俣山は標高1600m級だが、もともとスタート地点の標高が結構高いこともあり、傾斜のほとんど無い歩きやすい道が続く。ファミリー・デートハイクや登山初めてという人に適していると思う。
最後は高度を上げるが、それでも苦になるような登りではなく、展望のそこそこある山頂に到達する。雲が多いのが惜しまれるが晴れは晴れ。まずまずの展望である。
森と展望を楽しんだ後はブナ平を経て白樺湿原に下るわけだが、途中、何も遮るものないスキー場上部からの玉原湖畔の展望やブナの木立、降りてからの清水と、心を湧き立てるものが次々と現れて、まさに心も洗われる。ぶなのわきみず、美味し。

当初、玉原湿原はスルーして尼ケ禿山を目指すつもりだったが、これまでの進捗状況から時間に余裕があるとみて湿原内に歩を進める。今の時期は特段目立つ高原植物も咲いていなかったが、やはり湿原は広々として良い。
尼ケ禿山はマイナーな山で、鹿俣山と違って誰も歩いておらず、私もさほど重要視していなかったのだが、実際訪れてみると、いやいや、どうしてどうして。この山もなかなかの山。鹿俣山よりも展望良いではないか。何より鹿俣山から見えづらい武尊山が見えるのが高ポイント。
尼ヶ禿山から先は本当に静かな空間。風になびく木の葉のさざめき、湿原至る所から生ずる沢のせせらぎ。昼間だからか、動物の気配すら無い。その割には恐怖や不安に駆られることもなく、落ち着いた、気持ちの良い、湿原、というより森林散歩を楽しむ(青空の下湿原が広がっているような尾瀬や玉原と違って、森の中に湿原がある感じ)。

迦葉山は表と裏で様相が異なる。白樺湿原に連なる森を抜けて小さな山頂を越えると、岩がちの、傾斜がやや急な山容となる。そのクライマックスが和尚台。
和尚台とは山頂から1匱絏爾辰燭箸海蹐勃立している大岩で、胎内潜岩といって、岩の狭間を抜けることができ、さらに、抜けた後は岩の突端まで上れるようになっている。
この岩の狭間を抜けるだけなら、仮にヘマをしても擦り傷くらいで済むだろうが、岩の上に立つとなると話は違う。岩場を抜けてから岩の先端まではまだ数十mはあり、高度感と緊張感のある岩登りがある。久し振りの鎖場と、下の方を見てしまったことにより、体が強張って思うように動かない。以前だったらサクサクやったんだろうが、滑りにくい岩上でもさらに一歩一歩慎重に歩を進める。これは老化と言うより老練と言うのかな。登った先では今回最高の展望。何しろ遮るものが無いのが良い。登ってしまえば、恐怖感も大体爽快感に置き換わる。

【総括】
夏と秋の狭間にようやく晴れの山行を得られ、その余韻に浸りながら二日連続の山行を振り返る。岩手山行の感想にも書いたように思うが、この一連の山行は、今夏思うような山行ができなかったことによる焦燥感、士気の低下を一気に払拭した。特に連日合わせて30匐瓩をへばることなく歩けたことが自信の回復につながった。
個々の山行よりも、その結果に満足したかもしれない。
山域も気に入ったので、空が澄み渡っている時や体力に自信の無い人と山行する際に有力な対象候補としたい。

〜おしまい〜

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