棒ノ嶺💦Adventureのち純白の空
- GPS
- 05:24
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 867m
- 下り
- 863m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*登山ポストは白谷橋の登山道入り口にありました。 *白谷沢のゴルジュ帯は、水量が増していて、幾度か靴が多少濡れる渡渉ポイントがありました。鎖、ロープが何箇所かあり、前の人との間隔をとっての慎重な登りが必要でした。滑りやすい岩肌を掴むこともあったので、ストックはしまいました。 *後半、丸太の階段が続くところでは、一部崩れているところもあり、滑らないよう注意が必要でした。 |
その他周辺情報 | さわらびの湯 http://sawarabino-yu.jp 日帰り入浴:800円 |
写真
感想
月例お山の会、Mの会の今月は、残暑をさわやかに歩こうと棒の嶺、天気予報はくるくる変わり雨に傾いていき、リーダーMさんは代替案も考えてくれていたけど、”晴れ女”Mさんの思い通じて次第に晴れマーク復活する中で初志貫徹しました。
さて、期待と共に少しどきどきもしていた沢沿いの道ですが、かなり良かったのです。白谷橋登山口からしばらく可愛らしい花を眺めながら山道を行くと白谷沢に出ます。ここ最近の他の方のレコで”水量が増えている”と書かれていましたが、初めてなので比較対象もなく、とにかく滑らないよう濡れないよう一歩づつ足元を見据えながら渡渉します。
そうして進んでいくと程なく、目の前にど〜んと荘厳な渓谷が現れます。「ゴルジュ」という言葉を、これまでの山行きで聞いたことはありませんでした。正確に言えば、渓谷よりさらに深く、断面がV字形を成して谷底平野を持たない「峡谷(きょうこく)」のことです。切り立った両側の岩壁を伝うように分け入るように足元の水流を感じながら一歩づつよじ登っていくのは、お尻がきゅっとなる緊張感とわくわくする楽しさが混じる、ちょっとした”冒険”でした。その眺めはちょっと現実味が薄いくらいに美しく悠然としていて、とてもリアルに作られたディズニーランドのアトラクション?巨額制作費をかけた探検映画のセット?と錯覚するような、不思議な感覚になりました。鎖もロープもよくできた”小道具”のように思えてしまい、いやいや気をつけてと我に帰りつつ。うっかり滑らないように懸命でもあったので、後から思えば、もっとゆっくり眺めればよかったと思うような、夢のような時間でした。
沢を離れるとそこからはしばらく、とても普通な感じの山道になりました。が程なく、今度は丸太がごろごろと連なった長い階段が登場します。これが一部ぐらっと不規則に崩れていて、おそらく以前の台風で流れたのかと。いずれにしても丸太の表面はぬるっと滑るので、いかに丸太を跨いで踏まずに登るか、足の長さと柔軟性を試されました。これもまた、アスレチックガーデンのようでした。
こんなに起伏に富んだ登り道を進むと、樹林帯の向こうに明るい光が差して山頂に飛び出しました。思いの外開けた広場のような山頂にはベンチもたくさんあって、のどかな居心地のよいスペースでした。晴れていれば見えたのは、武甲山〜谷川岳〜燧ケ岳〜日光白根山〜男体山〜釈迦ケ岳〜筑波山〜日和田山と、親しみある錚々たる山並みで、真っ白なガスの向こうにそれらを想像するには、心の眼もさすがに限界を超えていました。
結局、山頂からの眺めはなかったけれど、雨にはふられずに無事に温泉にゴール、シャツが絞れるくらいにかいた汗もざぶっと流して、お風呂上がりの乾杯!で終わりよければみんなにっこりの賑やかな一日でした。
池袋から1時間半ほどで、こんなゴルジュに出会えるなんて。屋久島を彷彿させる光景に感激でした。数々の滝の傍を歩くコースは全身にマイナスイオンチャージできました。
しかし、その後の崩壊階段では大量の汗。スカートから雫が落ちるほどに。やっぱり、夏の低山はキツイ‼️
久々に大人数の登山でした。食事時と下山後のお風呂とビールは賑やかな方が楽しさ倍増。
ここに来て、ラッピングバスに乗ったり、「ヤマノススメ」の聖地巡礼している人をたちを見かけたりしたので、アニメ「ヤマノススメ」とはどんな内容なのか知りたくなり、帰宅して直ぐ一気見をしました。(全部ではありませんが)それを見て私には縁遠いこのエリアの山々に興味が湧きました。涼しくなったら、飯能周辺の山々訪れて見ようかなと思ってます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する