常念岳へ 三股より 秋の気配
- GPS
- 09:13
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,584m
- 下り
- 1,563m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:13
5:00 安曇野穂高発
5:35 三股第一駐車場着
<復路>
15:10 駐車場出発
15:50 自宅着
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩稜帯に入ると険しい マークが薄くなっているので注意 |
その他周辺情報 | ほりで〜ゆ〜四季の郷 日帰り温泉、食事、宿泊 |
写真
感想
2019年(令和元年)9月6日(金)
常念岳へ 三股より 秋の気配
なんと十年ぶりの三股からの常念岳。
最近は一ノ沢から登ることが続いている。
通算25回目の常念となる。
天候も久しぶりの晴れの予報が出ていて
第一駐車場はほぼ満車状態だった。
ほとんどの方は蝶ヶ岳方面へと向かうのだろうか。
車の台数の割に常念方面に向かう人の姿は少ない。
三股から尾根に向けて高度をどんどん上げていく
助走路がないような勢いのため足の動きがすぐに重くなる。
十年前はジグザグに淡々と登っていったと思っていたのが、
きつい段差が多く、リズムもなかなかとれなく厳しい登りだ。
表示もほとんどなく、登りでは3km地点で古い消えそうな表示を見つけたのみだった。
ジグザグの登りが終わり4.1km地点の尾根道に出る。
ここからは平坦なところも多く、ぬかるみや笹が道を塞ぐような登りを2207m地点へ。
樹間からは蝶ヶ岳方面の稜線が見え、常念岳の白い岩稜帯が姿を現す。
アルミの梯子が岩にかけられたところを登り上げると
そこから岩稜帯が始まる。
長く険しい岩の連続する登りだ。
花崗岩のためにほとんど滑ることはないが、
大きな岩の集合体のために一歩間違えば岩の隙間に落ちて大けがをしそうだ。
殊に前常念岳の手前は急登にもなり厳しさを増していた。
それに道しるべとなるマークが薄くなっていて見落としそうだった。
見通しの良い岩稜帯で目の前には蝶ヶ岳の稜線の先に穂高連峰の峰が現れる。
そして振り返ると八ヶ岳と南アルプスの間に富士山も見ることができた。
前常念岳辺りになると雲が湧き出し白い世界となってしまった。
山頂からの展望が見られるか心配になった。
ところが八合目に近くなると天には青空が広がり、眼下には常念小屋が小さく見られた。
険しい岩稜帯を無我夢中で登っていたので、眼下に常念小屋が見えたときには、
一気に高度を上げて山頂に近づいていることに一ノ沢からの登りとの違いを感じた。
八合目からは山頂へと一息だ。
山頂に着くと大勢の人でにぎわっていた。
静かな三股からの登りを考えると人の多さに驚く。
山頂からの眺めは本日最高だ。
穂高から槍ヶ岳へのパノラマが目の前に迫ってくる。
表銀座・裏銀座の山々も手に取るように見ることができた。
青空には時々雲が湧き上がり見応えがある。
そしてまだ少し早かったがウラシマツツジも
常念岳や槍・穂高を背後に赤みを帯び始めている。
空、風、太陽の光、空気の色、そして山の景色など
すでに常念は秋の気配を漂わせていた。
ふるちゃん
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