鳳凰三山(景観最高も判断ミスで散々な結果に)
- GPS
- 09:37
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 2,077m
- 下り
- 2,096m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険と感じた箇所は特になかった 青木鉱泉にお手洗いあり(トイレットペーパ有) |
写真
感想
山歩きを始めて約10ヶ月。
先週に続き、1年目の目標の一つにしていた鳳凰三山にチャレンジしてみることに。
当日は2時過ぎに自宅を出発し、5時前に青木鉱泉に到着。
この時点で多くの車が駐車しており、しかも準備している方や出発している方が多くいた。
青木鉱泉で駐車チケットを購入し、準備をして出発っ!
長い道のりになるので、最初はゆっくりと歩く。
道のりが長いため、行儀が悪いが朝食のパンを食べながら緩やかな上りを歩く。
ただ、これが息苦しく、しかも喉も渇いてしまい、余計に疲れる。
それにしても、ドンドコ沢コースは沢を渡ったり、急登だったり、ザレ場があったりとバリエーションに富んでいて楽しい。
しかも見所のある滝が多くあるため、出来ることなら寄り道してでも見たいものである。
今回は先を急ぐため寄り道しなかったが、今思えば非常に後悔している。
楽しいとはいえ、急登が続くため、疲れは増す。
しかも、途中でコースを外れてしまい、20分程度彷徨ってしまう。
彷徨うのも平坦ならまだ良いが、アップダウンを繰り返し、体力を奪う。
どこを見ても目印が見当たらず、しかも今までいたハイカーの声も聞こえないため、今来た山道を引き返し、無事に元のコースに戻る。
コースを外れた箇所は、確かに2手に分かれるように見えるが、誤ったコース上の石にちゃんと”×”が書かれてあった。
目印もあるかどうかではなく、”○”か”×”かも認識すべきであることを学習する。
(もちろん、他の山で当てはまるかは別だと思うが…)
コースを外れたことに加え、その先も急登が続くため、疲れが増してテンションも下がるが、一歩一歩着実に上ることだけは心掛ける。
しばし上っているとドンドコ沢に出て、しかもその奥にオベリスクが現れ、テンションが上がる。
ドンドコ沢を上流に向かって歩いて行くと、やがて鳳凰小屋に到着する。
今回のルートでは、鳳凰小屋が最後の水場となるため、ここで給水することを考えていたのだが、疲れも手伝ってか正常な判断が出来ず、まだ1L以上はあるし重たくなるから止めておこうと思い給水しなかったが結果的に最後は不足した。
鳳凰小屋を通過してしばし歩くと、山頂直下の急登のザレ場に出てオベリスクが手の届くところにある。
しかし、ここからがとても長い。あと20分くらいで山頂に到着できるかと思いきや、足をとられたり、途中何回も足が止まって息を整える回数が増えてなかなか前に進まない。
しかも、通常ルートとは別のオベリスクに直接続くトレースがあったため、迷った末にそれを選択して向かってみるも、茂みに突き当たってそれ以上前に進めない。
周りを見渡してみても、先に進めそうな所は見当たらなかったため、諦めて引き返す。
やっとの思いで地蔵岳に到着する。
出来ればオベリスクに登りたかったのだが、疲れがピークで諦める。余計なことをしなければと思うと…(涙)
まずは疲れをとるため、早めの昼食をとりながら休憩する。
それにしても山頂からは観音岳への稜線はもちろんのこと、甲斐駒や白峰三山などが一望できて感動し、時間が経つのを忘れてしまう。
この先もまだまだ長いことをふと思い出し、重い腰を上げて観音岳に向かう。
観音岳に向かう稜線を見ると、一旦下って上り返すため、なかなか足が前に進まない。
ただ、南アルプスが並行してくれて元気を与えてくれるため、頑張れる気持ちになる。
しかも、山中であるにも係わらず、イルカのショーも見れてテンションも上がる。
そんなこんなで無事に観音岳に到着する。
観音岳山頂からも南アルプスはもちろんのこと、地蔵岳や薬師岳への稜線の景観が良く最高の気分になる。
上って来て本当に良かった(嬉涙)
しばし堪能し、まだまだ長い道のりを急ぐ。
薬師岳に向かう稜線はアップダウンが少ないため、今までとは違って軽快に進む。
程なくして薬師岳に到着する。
薬師岳でもゆっくりしたかったが結構時間をロスしているため、休憩せずに下山を開始する。
非常に名残惜しいが、ここで鳳凰三山の稜線や南アルプスとはお別れとなる(涙)
今度は南アルプスから鳳凰三山を見たいと思う気持ちが一層強くなった。
下山道は、最初急坂でしかもかなり荒れていて歩きづらく、疲れを助長させるが、途中から緩やかな下りとなり、新緑の中を軽快に下る。
下っていくと川の流れる音が少しずつ大きくなっていき、小武川?が視界に入ってくる。
そして長い下りが終わり、林道に到着する。
しかしこの林道がまた長く、疲れた足にこたえる。
すると、青木鉱泉への近道の看板が! ラッキー!!
迷わず近道を選択して進むと、ドンドコ沢を渡ることに。
ただ、昨日の雨のせいか水量が多い…なんか不安が増す。
案の定、通常伝うはずの石が水で覆われていて、渡ることができない。
他にも渡るところがないかウロウロするも渡れそうにない。
無理して渡ろうとして万が一流されたらと思うと怖気づき、諦めて引き返す(泣)
林道に戻り、黙々と歩き、無事に駐車場に到着する。
めっちゃ疲れたが、達成感と見事な景観で非常に満足した。
しかし今日はこれで終わらない…
満足感に浸りながら車を走らせ、中央道に乗ると事故渋滞2kmの電光掲示板が。
渋滞情報によると14:40頃に勝沼ICの先で事故が発生し、通過するのに35分掛かるとのこと。
疲れているのに渋滞のノロノロ運転は辛いため、釈迦堂PAでひと眠りすることに。
しかし、起きた時には渋滞が5kmに伸びており、余計に疲れることになってしまった。
結果的にいつもより2時間も遅く帰宅したのであった…
色々あったが、鳳凰三山の山歩きはバリエーションに富んでいて、しかも景観が良いため、また来たい山の一つとなった。
はじめまして。
青木鉱泉の近道を進めず引き返したというのが、私と全く同じで、さぞかしガッカリしたと思います
近道しないと結構遠回りなんですよね。
ドンドコ沢の登りの○と×もですが、地図にない小分岐が何か所かあって戸惑いました。
depor021様、はじめましてっ!
コメント頂き、ありがとうございます!
depor021様も近道を選択されましたか
仰る通り、渡れなかった時の疲労感は尋常なものではありませんでした。
ルートミスしたのはお恥ずかしい限りです
目印は常時気をつけて見ていたのですが、”○”と”×”の意識はしていませんでした
地図にない小分岐もありましたね
昔の登山道なのでしょうか、それともケモノ道なのでしょうか…
今後ともよろしくお願いします
yamabee様、こんばんは!
おかげさまで、沢で流されずにすみました。
いや〜 しかし、ホント疲れました。
青木鉱泉に 停めていた人が、うらやましかった事・・・
また、何処かでお会いできたら幸いです
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