88.乗鞍岳「風は秋色」畳平〜富士見岳〜剣ヶ峰〜畳平
- GPS
- 03:33
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 400m
- 下り
- 395m
コースタイム
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:29
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ほおのき平から畳平バスターミナルのシャトルバスは濃飛バスで往復で2300円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
畳平から肩の小屋はクルマ一台通れるほどの広さ。 肩の小屋からは岩がゴロゴロしているので落石を起こさないように心がけて登りました。 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は、ジョイフル朴の木 宿儺の湯を利用。 大人600円ですが、畳平バスターミナル内の登山案内所で割引券をゲットして500円で入浴しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
半ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
スマートフォン
時計
タオル
手ぬぐい
ツェルト
ストック
カメラ
三脚
自撮棒
充電器
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感想
第88座「風は秋色」
先の五竜岳登山から一か月後、当初は8月31日から9月1日の期間で南アルプスの光岳に登る予定だった。
いろいろと問題があったが僕なりに折り合いを付けて登る決心を固めたものの、秋雨前線が日本列島を横たわっている上に稜線上が強風の可能性があったため今回は見送ることにした。
気を取り直して、翌週の9月7日から8日の期間で光岳だけでなく、中央アルプスの空木岳も候補に加えた上に、どちらかが天気が悪いことも考えて日帰りで登れる北アルプスの乗鞍岳も候補に加えた。
ところが、9月2日に台風13号が発生したのに続いて、台風15号も発生して東海地方を直撃する可能性が出て来た。週間天気予報を見ても7日は晴れで8日が雨で、この時点で一泊二日で登る光岳と空木岳登山が消えて、7日に乗鞍岳登山を決めたのは9月4日だった。
9月6日、仕事が終わって帰宅すると、早速パッキングを始めて、それを終わらせて21時頃にクルマで出発。約3時間ほどで、ほおのき平の駐車場に着いた。ここはスキー場があるため、駐車場は広かった。空を見上げると満天の星空で明日はいい天気になりそうだと思いながら仮眠をとった。
9月7日3時頃、目が覚めたが登山者が多くバス乗り場に集まってるな〜、4時のご来光バスが出るか、今から準備しても間に合わないな〜と思って見送った。次の5時55分の便に間に合わせるため、コンビニで調達した朝食のおにぎりを食べて準備した。この便もそれなりに登山者が集まったが、バス一台で事足りた。
さぁ、乗鞍岳に向けて出発だ!
6時30分頃に畳平バスターミナルに到着。天気は文句の言いようのないピーカンで早くも僕の心は高揚した。手始めに鶴ヶ池の横にある山を登ってやろうと思って登り始めた。山頂に着いてこの山が富士見岳であることが解った。ここからは乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰が見えた。文字通り刀のような鋭さを感じる山容だと思った。
一旦、富士見岳を下山してクルマが一台通れる幅の歩道を歩いて肩の小屋に到着。ここは帰りにゆっくり寄るとして剣ヶ峰に向かって登り始めた。登山道には点々と登山者の姿を見ることが出来た。富士見岳を登頂して気を良くしたのか? いい感じで登れてるなと感じた。前回の五竜岳では暑くて辛かったのだが、道中涼しさを感じて山上ではもう秋なんだなぁ〜と感じた。
剣ヶ峰の手前の一峰である蚕玉岳に着いて見上げた。剣ヶ峰に続く登山道がまるでヴィクトリーロードに見えた。僕はその道を踏みしめて登って行った。そして、8時50分剣ヶ峰に到着! 山頂からは白山、木曽御岳、槍ヶ岳や穂高連峰などの北アルプスオールスターズなどを見ることが出来た。この時点で光岳や空木岳に登れなかった後悔などは完全に消えてこの景色を眺めていた。
肩の小屋まで下山した。この小屋は昭和時代に天皇陛下、上皇さま、上皇后さま(当時は浩宮さま、皇太子殿下、美智子さま)が休憩された山小屋で当時の写真が貼られていた。令和に改元されたのを機に、その記念に発売された手ぬぐいがリメイクされているのを見て、気に入って購入した。
10時20分に畳平に戻って来た。早く戻って来れたので欲張って魔王岳に登ろうかと思ったが、下山する時に意外に登って来る登山者が多くて、こりゃ帰りのバスが混雑しそうだなと思って、名残惜しいが乗鞍岳を後にすることにした。帰りのバスで少し寝て、ほおのき平駐車場の近くにあるジョイフル朴の木 宿儺の湯という温泉に入って帰宅の途についた。平湯温泉に行こうと考えていたのだが、駐車場の近くに温泉があって良かった。
この登山を終えて、純粋に登山を楽しめたな〜と思えた。次の登山は9月23日の平ヶ岳が決まっている。さすがに上級者向けの鷹ノ巣登山口からではなく中ノ岐林道から入るが簡単な登山で済まないのは百も承知の上だ。必ず登ってやるぞと思った今回の山旅であった。
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