北岳 白根御池テント泊
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,714m
- 下り
- 1,715m
コースタイム
天候 | 曇り〜快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
平日は甲府駅からの始発は9時5分です。それでも30分以上前から長蛇の列。 早く到着した場合は先にザックで場所取りしておくことをお勧めします! 座れない人もいましたので。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。草すべりと御池から広河原までは勾配も距離もあるので、下り時は転倒に注意。 |
その他周辺情報 | 白根御池小屋は風もなく設営が楽。幕営場所も広範囲で水も豊富。固定用の石も多し。 |
写真
感想
私にとって3回目の北岳ですが、バテバテながらも、今回も圧倒的な眺望に出会い、息を呑むような体験ができました。本当は裏銀座に行くことを切望していたのですが、今シーズンは色々とアクシデントが多く、一泊で行ける北岳を目指した次第です。しかし以前に経験がある所だからといって、そんなことは登る価値には関係ないですね。毎回新たな体験、新たな感じ方をするものだと感じました。
広河原までのバスでは、ザックを膝に置いた状態で2時間山道に揺られる状態だったので、結構これだけで疲れました。隣にフランス人の方がいて、この方とは道中なぜか3回出くわすことに。毎回笑顔で挨拶を返してくれてうれしかったです。
バスの到着が11時だったので、初日は白根御池小屋までとしました。肩の小屋まで向かう人も結構いました。どちらがよいかわかりませんが、御池小屋泊まりの場合、2日目に草すべりを登り、さらに1700m下降して帰還することとなるためかなりキツかったのは事実です。しかし御池小屋もいいところでした。ほぼ無風に近く、小屋の設備もきれいで、安心感のある1泊目でした。夜はそれでも結構冷え込みましたが。
余談ですが、私は1シーズン1枚、記念に山小屋Tシャツを購入しています。今年はここで1枚買ってしまいました。イラストレーターの鈴木みきさんデザインのちょっとシャレの入ったTシャツでした。ちなみに肩の小屋ではTシャツは売れ切れでした↓
2日目、明るみが見えてすぐ5時過ぎに出発。草すべりは休む暇のないような急登でしたが、早朝の、ある意味山の最も美しい時間帯に朝陽と共に自らも登っていくような感覚があり、高揚した気分で一歩一歩進んでいきました。そしてどうにかヒーヒー言いながらも稜線に到着。ここからも小さなアップダウンは続きますが、周囲には南アルプスの山々、そして富士山の美しいシルエットが。肩の小屋からも登りが続きますが、山頂を踏んだ時の爽快感はなにものにも代えがたい。天候やその時の状況によるところがありますが、北岳は個人的に、今までの山行のベスト5に入ります。
山頂に別れを告げたら、次はひたすら下りあるのみ。本日は大変な晴天なりで、草すべりは本当に暑く昨日とは大違い。下りもキツイですが、登りの方もこの暑さは堪えたことと思います。御池小屋以降も下りは手を緩めてくれず、広河原に到着した時は充実感と共に大変な安堵感をおぼえました。
しかしいい山! ほぼ山に行けていなかった今シーズンですが、もう1回くらいどこかへ遠征したいです。
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