雲取山（三峰神社ルート） 梅雨の晴れ間と聞いていたが・・・

2012年06月23日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,508m
• 下り: 1,508m

コースタイム

三峰神社07:39〜08:54霧藻ケ峰〜10:03白岩小屋〜11:18雲取山荘〜11:54雲取山〜12:18雲取山荘〜15:37三峰神社

天候

曇り（ガス）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三峰神社（1日500円）

コース状況／危険箇所等

さて、梅雨明けの本格的な夏山シーズンまでの“つなぎ山行“である「近郊の山シリーズ」第3弾。今回は昨年も登って好印象だった雲取山に行きましたが、昨年は鴨沢から七ツ石小屋を経て山頂へ行きましたので、今回は反対側の秩父を経由して三峰神社から登り始め、雲取山荘を経て山頂へ至るコースとしました。

梅雨入りしてなかなか週末が晴れない日が続いていたので、この週末は貴重な梅雨の晴れ間という予報でした。ただこの週末は姪っ子の結婚式が大阪であったのですけど、下のチビがクラブの試合と重なったためにチビと私は留守番となり、家事その他雑務のためにいつものように夜に出て現地近くで車中泊→早朝から登るという手段が取れず、朝チビを叩き起こしてから三峰神社へ向かい、8時前から登り始めることになりました。

写真

6/23 7:38

三峰神社の駐車場。
朝早いとゲートが開いておらず、出る時に料金精算。

6/23 7:41

最初は参道っぽい道を行きます。
やがて鳥居をくぐると登山道らしい道となり、緩やかに登っていきます。

6/23 7:44

天気予報では晴れると言っていたのに曇天もいいところ・・・　三峰神社でこんな天気なら山はもっと期待薄でしょう・・・　
でもまあ今回は夏山に向けて“山慣れ“するのが目的なので、景色云々より雨が降っていなければヨシとすべきでしょう。

6/23 8:01

やがて葉っぱから雫が落ちてくるようになり、最初は昨日の雨が葉っぱから落ちているのかと思いましたが、そうではなくて本当に少し雨が降ってきたようです。
けど樹林帯のおかげか体にまで雨がかからずに葉っぱが遮ってくれているようです。おかげでカッパは最後まで着なくて済みました。
天気予報の「梅雨の晴れ間」は下界だけ？

6/23 8:43

奥宮との分岐を過ぎ、しばらく行くと地蔵峠という分岐点に出ました。

6/23 8:53

やがて秩父宮レリーフを通過。
近くになぜかトイレが・・・（笑）　
こんなところのトイレなんてし尿処理は・・・　

6/23 8:54

すぐ近くには使途・意図不明な休憩所もありました。

6/23 9:04

お清平。ここまでずいぶんと下ります。

6/23 9:43

ガスガスの中を前白岩の肩、前白岩山と通り過ぎます。
前白岩山あたりまで来たら、徐々に薄日が差してきました。
やはり天候は回復傾向なのか！

6/23 9:44

天は我を見放さなかった！

6/23 9:49

初めて眺望の開けたところに出ましたが、景色は見えず・・・

6/23 10:03

白岩小屋に着きました。
今は営業をしていないボロ小屋ですが、開けた場所にあるのでホッとします。

6/23 10:05

この付近で子どもの鹿がいました。
この鹿、かなり人に慣れていて逃げようとしません。
むしろ「何か食べ物をくれるのかな？」としきりにこちらを見て近づくそぶりまでみせていました。
年配の方が結構登る山なので、優しいお母さんたちが何かあげているのでしょうか？

6/23 10:25

白岩山。帰りはココに幕営しているヤツがいました。

6/23 11:00

芋の木ドッケを過ぎ大ダワへ。
既に結構疲れていたので、この先は男坂を選択せず女坂へ。

6/23 11:13

山をトラバースするようにラクに周回し雲取ヒュッテを横目にようやく雲取山荘に到着。

6/23 11:18

テントは1張り。

6/23 11:19

ここで初めてザックを下ろして行動食を食べしばし休憩。
梅雨の中休みを信じて私以外にも相応の登山客が休んでいました。

6/23 11:54

とっとと頂上へ向かい、頂上には12時前に到着。

6/23 11:55

山頂には30人ぐらいいたでしょうか。
眺望は全く得られなかったので、写真を数枚撮って休憩もせず、山頂滞在約1分でサッサと下山。

6/23 11:57

山頂直下。

6/23 12:18

戻りました。
なんかまたガスが・・・

6/23 12:19

玄関から中を撮影。

6/23 12:34

雲取山荘で水を汲み、再びガスり始めた登山道を戻ります。
意外だったのは午後にもかかわらずドンドン人が登ってくること。みんな梅雨の中休みとの予報だったので土日だから今日は雲取山荘に泊まるのでしょうか。

6/23 14:36

秩父宮レリーフ近くにあるこの小屋、何の為にあるんでしょうか？

6/23 14:37

初めて近隣の山が見えた。
でももう遅いよ・・・

6/23 15:19

延々下る・・・

6/23 15:37

戻りました。

撮影機器：

Optio WG-1 GPS ペンタックス

感想

BIMOTA

ちょうど8時間弱程度の山行でしたが、今回歩いた三峰神社側と昨年歩いた鴨沢側のルートを比較すると、登山口から山頂までのアプローチ距離は三峰神社側の方が長く感じました。

また事前の調べでは標高差は三峰神社側からのルートの方が少ないので体力的にはラクと思ったのですが、途中のアップダウンで徐々に体力を奪われる形となり、三峰神社側の方が疲れます。また鴨沢からの道は稜線が防火帯になっているほど開けており眺望はこちらの方が上かと思います。
やはり標高差があっても気分的には鴨沢ルートの方が歩いていて気持ち良く、今度また雲取山に来ることがあれば鴨沢ルート、もしくは他の縦走ルートで来ることになると思います。

とりあえず梅雨はまだ明けそうにありませんので、梅雨が明けるまでにもう1回どこかへ行こうと思っていますが、そろそろ「近郊の山シリーズ」は終え、次はまた行ったことのない中央アルプスのどこかへ行こうと思います。