【夕焼け小焼け散歩】景信山・堂所山・明王峠・陣馬山・夕やけ小やけの里【戊24.0】


- GPS
- 03:25
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 770m
- 下り
- 799m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:25
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:夕焼小焼バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
梅雨の真っただ中ということもあり、所々つるつるてかてか、又はぐちょぐちょ。 |
写真
感想
本来ならこの週末は、前回の山行の記事をちゃっちゃと終わらせてしまうところなのだが、八王子市の夕やけ小やけふれあいの里における「ホタルの夕べ」が24日までということなので、ほったらかして出かける。
小仏バス停に向かう途上、多くのハイカーが戻ってきていた。小仏バス停でも十数人がバスを待っていた。その中で一人山へ入っていく。
バス停から景信山登山口へ向かう途中でも、さらに多くのハイカーが下ってきていた。天気も下り坂だしね。
登山道に入ってしばらくすると、木の根が縦横無尽に走った急な登りが連続する。しかも、他のハイカーがたくさん歩いた後とあって、ややツルツルしている。湿度も高く、もってきた水分が足りるかしらと心配になる。あちー。
景信山で息を落ち着かせる。誰もいない。ここで一休みしたところ、汗もひく。かえって涼しいというか、若干冷えてくる。ただ、その冷気が心地よかった。
人間が去ると動物達が活発に動き出す。関東ふれあいの道「鳥のみち」というだけあって、朝方のように彼方此方で鳥たちが鳴いている。だが、うかれてばかりもいられない。周囲でガサゴソ音がしないか注意を払う。
変な動物と合わないようにするには何か音を出して無効に避けてもらうのが一般的だが、恒常的に音を出していると、自分の聴覚がかえって阻害されてしまう。そこで、歌を歌ったり、掛け声をだすのは時々にする。
ここで油断して大声で歌ったりなどしていたのだが、誰もいないと思っていたところに気づいたら対向者がいて恥ずかしい思い。対向者は3名いたが、3回とも恥ずかしかった。
木の葉が生い茂って陣馬山近くまでくると白い馬の像が見えるのだが、今日は見えない。山頂も上空は真っ白、あるいは灰色の雲が広がっている。そんな中でも女性が2名山頂で憩いつつ話をしていた。富士山の方を見ると明らかに雨雲だ。茶屋も当然のことながら閉まっている。先を急ぐとしよう。
今回は新ハイキングコースとやらを歩くこととした。和田峠の方から入る以外にも道があったはずだが、案内板には載っていない。キャタピラーの跡があったので、下界に通じているだろうと、辿って下る。しかし、この道は急で非常に滑りやすく危険であった。
運搬車とでもいうのであろうか、キャタピラーが外れて壊れている少し先からいよいよ新ハイキングコースである。それまでの道よりはましだが、薄暗く、傾斜もやや急、しかもちょっと濡れているので下りの際は要注意だ。
薄暗さは植林帯に入って若干軽減される。道にも慣れてきたところで沢音が近づいてくる。暗い中どんな沢沿いの道なのだろうかと警戒したが、草木が生い茂っているほかは道もしっかりしていて安心した。沢まで下れば、車道はもうすぐだ。
夕やけ小やけの里までは1.5劼らいかと思っていたが、3匱絨未△襪茲Δ澄それでも蛍が出始める時間帯には間に合うだろう。車道をてくてく下る。陣馬高原下行のバスとすれ違う。先ほどの女性二人はこれに乗るのだろうか。
夕やけ小やけの里まで着くと駐車場が車で埋まっている。ちょっと嫌な予感がする。広場に入ってみると案の定人がいっぱいだ。人が多いこと自体は別にかまわないのだが、人が多ければマナーのなっていない人も多くなるわけで…。
19時40分頃から蛍が発光しながら飛び始めた。あちこちで「見えたー!」「いたー!」という歓声が聞こえるのだが、良く見えない。どうもこのあたりの蛍はそれほど大きくはないようだ。もしかしたらヘイケボタルだろうか。
それでも、慣れてくるとあちこちに光の明滅を認めることができた。東京ではもう今年見納めかもしれない最後の日にピークは過ぎているものの多くの蛍を拝むことができた。真にありがたいことである。
フラッシュ焚いて写真を撮っているのとかまばゆいライトを照射しているのを川に叩き込みたいと思った瞬間もあったが、概して心穏やかに鑑賞することができた。
おわり
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する