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Yamareco

記録ID: 201849
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ハイキング
日光・那須・筑波

大小山でカモシカに遭遇

2012年06月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:10
距離
9.8km
登り
269m
下り
261m

コースタイム

10:00 富田駅
10:20 三柱神社
10:50 阿夫利神社
12:00 大小山 山頂
12:50 NHK電波塔
13:20 大久保登山口
13:30 迫間自然観察公園
14:00 あしかがフラワーパーク
15:10 富田駅
天候
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
【往路・復路】
 JR両毛線 富田駅
コース状況/
危険箇所等
・富田駅から阿夫利神社までは案内板が充実していて迷いません。
・阿夫利神社からの滝通りや山頂から山百合学園へのルートなど、地図に載っていない道がありました。
・中腹より上は鋭い岩場が続いています。低山でも底の固い登山靴のほうがおすすめ。
・大小山は、標高282mの大小山と316mの妙義山の双耳峰です。これを知らなかったため、282mのピークまで行って下りてしまいました。
・山頂付近で[color=FF0000][b]スズメバチ[/b][/color]を目撃しました。
・大久保の登山口はとても分かりにくいので、下山専用です。
富田駅から、少しだけ例幣使街道を歩きます。
富田駅から、少しだけ例幣使街道を歩きます。
樹齢400年の東陽院のクロマツ。
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樹齢400年の東陽院のクロマツ。
三柱神社。
「大小」と書いてあるのが大小山、右は妙義山。
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「大小」と書いてあるのが大小山、右は妙義山。
阿夫利神社から滝通りへ。これがルートミスの始まり。
阿夫利神社から滝通りへ。これがルートミスの始まり。
神社の水場。冷たい沢水です。
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神社の水場。冷たい沢水です。
水場の上にある「石尊の滝」・・・かなり無理やりな滝です。
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水場の上にある「石尊の滝」・・・かなり無理やりな滝です。
笠の直径が10センチもあるキノコ。キノコが見分けられる人は凄いと思う。
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笠の直径が10センチもあるキノコ。キノコが見分けられる人は凄いと思う。
大久保からの尾根道に合流。ここでやっとルートミスに気付きました(汗)
大久保からの尾根道に合流。ここでやっとルートミスに気付きました(汗)
いい眺めです。ここでおにぎりを食べよう。
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いい眺めです。ここでおにぎりを食べよう。
ひみつどうぐ「どこでもベンチ」 ジャリジャリの場所でもお尻が痛くなりません。
ひみつどうぐ「どこでもベンチ」 ジャリジャリの場所でもお尻が痛くなりません。
低山には見えない岩場が続きます。
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低山には見えない岩場が続きます。
テイカカズラの花。テイカとは鎌倉時代の歌人、藤原定家のこと。
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テイカカズラの花。テイカとは鎌倉時代の歌人、藤原定家のこと。
「大小」が近づいてきました。2文字で総重量1トンのステンレス製です。
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「大小」が近づいてきました。2文字で総重量1トンのステンレス製です。
さらに岩場が続きます。
さらに岩場が続きます。
頂上の一つ手前のピーク。
頂上の一つ手前のピーク。
景色を見ていたら大きなチョウが飛んできました。
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景色を見ていたら大きなチョウが飛んできました。
キアゲハだね。しばらく止まっていました。
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キアゲハだね。しばらく止まっていました。
ここからの眺めは陸の松島。風が吹いてずいぶん爽やかです。
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ここからの眺めは陸の松島。風が吹いてずいぶん爽やかです。
頂上の手前で阿夫利神社からの道が合流。
頂上の手前で阿夫利神社からの道が合流。
大小山の山頂に着きました。低木に囲まれているので、先ほどの測量点のほうが開放感があります。
大小山の山頂に着きました。低木に囲まれているので、先ほどの測量点のほうが開放感があります。
遠くに榛名山が見えました。
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遠くに榛名山が見えました。
山頂付近の岩場はトカゲ天国。尾が青いのは幼体で、頭から尻尾まで10センチくらいです。
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山頂付近の岩場はトカゲ天国。尾が青いのは幼体で、頭から尻尾まで10センチくらいです。
オスの成体、体長20センチ。エサが豊富なのか、丸々と太っています。
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オスの成体、体長20センチ。エサが豊富なのか、丸々と太っています。
下ります。この分岐を左へ曲がって大久保へ。
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下ります。この分岐を左へ曲がって大久保へ。
NHK電波塔。
倒木とクモの巣と格闘しながら藪地帯を進みます。この先でカモシカに遭遇。
倒木とクモの巣と格闘しながら藪地帯を進みます。この先でカモシカに遭遇。
近づいてきた町並みをジオラマモードで撮ってみました。
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近づいてきた町並みをジオラマモードで撮ってみました。
右上の暗い所から狭い舗装道に出ました。すごい藪でした・・・。黄色い矢印を拡大すると、
右上の暗い所から狭い舗装道に出ました。すごい藪でした・・・。黄色い矢印を拡大すると、
「大小山入口」の案内板ですが、初めて訪れたら間違いなく通り過ぎてしまいます。
「大小山入口」の案内板ですが、初めて訪れたら間違いなく通り過ぎてしまいます。
100メートルほどで県道に合流しますが、ここにも案内板はありません。目印も無いので、逆回りはやめた方がいいです。
100メートルほどで県道に合流しますが、ここにも案内板はありません。目印も無いので、逆回りはやめた方がいいです。
しばらく県道を歩きます。影が無くなって暑い!
しばらく県道を歩きます。影が無くなって暑い!
迫間自然観察公園。希少生物生息地だそうです。何かいるかな?
迫間自然観察公園。希少生物生息地だそうです。何かいるかな?
マムシに注意・・・ジメっとしていかにも出そうです。
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マムシに注意・・・ジメっとしていかにも出そうです。
草が多くてほとんど水面が見えません。
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草が多くてほとんど水面が見えません。
あしかがフラワーパークです。
あしかがフラワーパークです。
花菖蒲が満開(魚眼レンズ) アジサイも見頃でした。
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花菖蒲が満開(魚眼レンズ) アジサイも見頃でした。
富田駅に到着!

感想

5月後半から6月前半は週末に用事や雨が重なり、1か月ぶりの山歩きです。
梅雨の晴れ間にJRの「休日おでかけパス」を使って、栃木の大小山へ行きました。

上野から東北線に乗り、浦和に着いたところで人身事故発生でストップ。大宮まで京浜東北線で移動して乗り換えたら、目の前をブルーシートに囲まれた仏様が運ばれていくところでした(-人-) 日曜の朝に飛び込むなんて。

小山着は1時間遅れ、本数の少ない両毛線を待つためにスタバで時間を潰し、富田駅に着いたのが10時半。涼しいうちに歩き始める予定でしたが、すでに蒸し暑くなってきました。

大きい山と小さい山があるのかと思ったら、阿夫利神社に祀られている大天狗と小天狗で大小山だとか。山頂の下に「大小」と書いてあるので、一目瞭然です。その阿夫利神社の分岐から、滝通りという涼しそうな名前の道があったので、そっちを歩いたら予定と違う方向へ行ってしまいました。

この山には地形図にもガイドブックにも書かれていない道が何本かあるのですが、阿夫利神社近くの唯一の案内板(?)は大雑把すぎて、帰ってから写真に記録されたGPSの位置で歩いたルートが分かりました。

300メートルに満たない低山ですが、関東平野の北端にあるので見晴らしは良いです。ほとんど人に会わず山頂まで辿り着きました。

足元でガソゴソと小さな音が聞こえるので、よく見るとカナヘビとニホントカゲでした。環境がいいのか数メートルごとに見かけるほどたくさんいました。山好きに爬虫類がダメな人は少ないかもしれませんが、苦手な人には歩けない山ですね。

誰もいないので山頂近くの開けたところでのんびりしようと思ったら、黄色と黒の危険なヤツがブンブン飛んできたので退散しました。登山口の注意書きにあったスズメバチです。暑くなっていろんな生き物が出てきたようです。

NHK電波塔から下はできれば遠慮したい藪で、人通りが無いのか蜘蛛の巣だらけでした。木の枝で払いながら歩いていると、前方15メートルのところに茶色い獣が・・・こちらの気配を察知したのか、一目散に藪の中へ消えていきました。

見通しが悪い場所で後ろ姿しか見えなかったのですが、タヌキより二回りくらい大きくて薄茶色の毛。このときは大ダヌキ(笑)かアナグマと思っていたのですが、調べてみると大小山ではカモシカが目撃されることがあるらしい・・・ということで、こんな低い山で初めてカモシカに遭遇してしまいました。一瞬で逃げてしまったので証拠写真すら取れなかったのが悔しい。

出発は遅かったものの、スズメバチに恐れをなして早く下山したので、駅に戻る途中にあった迫間自然観察公園へ。立派な木道がありましたが、低湿地には夏草が蔓延って蒸し暑く、尾瀬のような爽やかさは皆無です。一瞬でも立ち止まると蚊とブヨの一斉攻撃に遭います。ここも即撤収。

暑さと湿度のせいか歩き疲れてきたので、隣の「あしかがフラワーパーク」で電車の時間に合わせて休憩。花菖蒲が満開で、そのほかにもアジサイとバラが咲いていました。

◆鳥見記録◆
ホトトギス / ジュウイチ / トビ / アオサギ / オオルリ
ツバメ/ シジュウカラ /コゲラ / ハクセキレイ /ウグイス

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コメント

時期が違うと\(◎o◎)/!
tabidoriさん こんにちは。

予期せぬアクシデントお疲れさまでした。

私も 大小山に2回登りましたが 
時期が違うとお会いしたくない皆さんが いらっしゃるようで。。

2回とも 平日に登ったのですが 沢山の方とお会いしましたので
地元の方のトレーニングの山かと思っていました。
寒い時期とツツジの頃に歩くのかしら?
大小山から 西場富士を抜けて帰るコースを 山頂で地元の方に教えて頂き行ってみたのですが こちらはお二人の方としか会いませんでした。

カモシカとの遭遇 貴重な体験でしたね
2012/7/1 8:42
>apiyさん
こんばんはsign01

apiyさんの過去レコ拝見しました。低いのに意外と険しくて楽しい山ですよね。
ハシゴやロープまであったとは・・・本当は見晴台からあの「大小」を見上げたかったんですけど、ルートミスに気付いた頃には戻れない場所でsweat02

一歩歩くと足元でトカゲが逃げていくくらいなので、苦手な人にはまず歩けないですし、スズメバチが飛んでいて山頂でもゆっくりできませんでした。眺めがいい冬がベストシーズンかも?

以前登った、大小山の東にある太平山・晃石山も人が少なくて眺めが良かったです

アクシデントが多いと、珍しいことに遭遇する確率が高くなるのかもしれません

コメントありがとうございました
2012/7/1 17:28
プロフィール画像
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