いきなりの親子登山!?ガンバったよ金峰山(百名山)
- GPS
- 10:10
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
富士見平小屋 08:30〜08:45
鷹見岩分岐 09:35
大日小屋 09:50
大日岩直下 10:20
大日岩(小川山分岐) 10:30
砂払いノ頭 11:45〜11:45
金峰山山頂 12:50〜13:35
砂払いノ頭 14:25〜14:30
大日岩(小川山分岐) 15:30
大日岩直下 15:40
大日小屋 16:15
鷹見岩分岐 16:25
富士見平小屋 17:00〜17:05
瑞牆山荘 17:50
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(パイオニアのナビは須玉ICで高速を出るよう指示していた) 瑞牆山荘登山口より100Mぐらい上に駐車場有り(100台可能とのこと) |
コース状況/ 危険箇所等 |
砂払いノ頭からの切り立った崖の部分が子供を連れて行く上では少し心配だったが、当の娘は全く平気だった。コースは良く整備されていて歩きやすく、危険だと思われる場所もなかった。 富士見平小屋から大日岩までの登山道は、「地図上の登山道」と「実際の登山道」とは違うようです。 (GPSを2個持って行っていたが、GPSは2個ともだいたい同じ奇跡を示したのでまず間違いないと思う) |
写真
感想
久々のましてや、急に決まった親子登山でしたが
何とか無事登頂、下山できホッとしました。
正直大人だけで行くより、神経を使うし時間もかかる・・・
いろいろな面で大変ですが
その反面違った楽しさもあり、
親子で一緒に達成感を味わうことが出来ました。
やっぱり山はイイ!!
仕事の休みの都合上どうしても大人だけで行くことが
多くなりますが、機会があったら行けるうちに
どんどん連れて行きたいと思います。
いつまでつきあってくれるかな〜
大人だけで、金峰山行きを計画し、前日に準備を始めました。
「三時に起きて、早く、下山できたら、八ヶ岳アウトレットでもよって・・・」
それを耳にするや否や『私も三時に起こして!』
「・・・!」言い出したら聞きません。
焼岳か、西穂独標の雪が消えたら、どちらかへ連れて行くつもりでは
いたのですが、久しぶりの登山で、
金峰山は10勸幣紂高低差1,100m以上あります。
「遠いしえらいよ、今度にしよう。」と言っても
『絶対、絶対、頑張るで!絶対、泣かんし・・・』
迷いましたが、子連れのレコがあったこと、レスリングで鍛えた
筋力と体力を信じ、覚悟を?決めました。
自宅を3時前に出発し、諏訪湖を見ながら朝食。
一路瑞牆山荘へ。
トイレを済ませ、100メートル上の駐車場からスタートです。
娘は、以前試合で勝ったご褒美に買ってもらったお気に入りのリュックを
背負いご機嫌です。(これを早く使いたかったのも行きたかった理由のひとつ)
富士見平小屋までは、せせらぎを聴きながらの緩やかな登りです。
暑さを考え飲み物を多めに持っているので、ザックは重いですが
快調に登っていきます。
富士見平小屋で、トイレ休憩し(次の大日小屋よりきれいということで。。。)
トイレ左側の登山道から、樹林帯の中を登ったり
少し下ったりしながら、大日小屋へ。
小屋の手前あたりから、ピンクのシャクナゲが咲いています。
下の方は、終わりかけでしたが標高が上がるに従って
ピンクの色も鮮やかで、きれいでした。
娘も終止ご機嫌で
♪きゃりーぱみゅぱみゅや、嵐の歌を口ずさみながら、
大人とかわらないペースで、登っていきます。
そしてびっくりするほどの迫力の大日岩がドーン!
休憩していらっしゃる方に写真を撮ってもらいます。
大日岩の裏に回り込むように登山道が続きます。
その後から、砂払ノ頭までが長く単調な急登が続きつらいところ。
樹林帯の中で少し迷いそうなところもあるので、
ピンクのテープを見失わないように、ガーミンも確認しながら進みます。
ガンバって最後の急登を登りきると、見たことのある岩が現れました。
砂払ノ頭です。
上まで登ってみると、
『うぉ〜すごい景色!』
一気に視界が開け晴れてはいないものの絶景が広がります。
飛騨の山では見られない奇岩も面白い風景に感じます。
ここからが今日のハイライト!稜線歩きのスタートです。
横は切れたった崖ですが、手を使って慎重に登ります。
様子は写真で見ていただいた方が分かりますね。
身長123僂半粒なので、大岩を登るのはやはり時間がかかります。
すれ違う人はみんな「すごいね!ガンバッテ!」
と声をかけて下さりありがたかったです。
五丈岩がだんだん大きく見えてきました。
ところが娘は足が痛くなり、疲れもピークに達し顔が曇ってきました。
靴擦れではないらしいのですが、足の平全体が痛いらしい。
でもここまで来たからには登るしかありません。
そしてやっとでっかい積み木のような五丈岩を通り、山頂へ。
娘は私が一番乗りする!と最後の力を振り絞って山頂三角点に到着。
写真を撮った後は、気が抜けたのか、
『わぁ〜ん』と涙が出ました。
4〜5組の方がランチをしたり、花を見たり散策して見えますが、
ほとんどが大弛峠(こちらからだと二時間半位で登れる)から登られたようで、
瑞牆山荘から、と言うと「泊まりですか?」と言われました。
こんなチビを連れて日帰りとは思われ無かったようです。
残念ながら曇っていて富士山や瑞牆山さえも見えませんでしたが
ここまで登った!という達成感は何ものにも代え難いものです。
時間も押しているので、ご飯を食べ早めに下山開始です。
娘は帰りたい、でも足は痛い。。。
なかなか立ち上がりませんでしたがが、重い腰を上げ
下山開始です。
疲れているので油断しないように慎重に下りていきました。
かなり予定より時間が遅れています。
「今日は、アウトレットは無理やな・・・」
その言葉を聞いて、娘の猛ダッシュがスタート!
大日小屋のところからの緩やかな登り返しをすごいスピードで
駆け上がっていきます。
「おい、まて!怪我するぞ!」パパが追いかけます。
娘ではなく、私は滑ってコケました。
そこでリズムがくずれたのかあきらめがついたのか
足の痛さもあって、トボトボゆっくり歩き出しました。
富士見平山荘でバッチを買って、「無事帰ってきました。」
と報告するとご主人がご褒美にお菓子を下さいました。
疲れていた娘は、ニッコリ。
ご主人ありがとうございました。
膝の痛いパパと、足の平全体が痛い娘、コケて左足の様子がおかしい私の
三人は、何とか暗くなる前に瑞垣山荘までたどり着きました。
無事下山でき、本当に良かったです。
娘も、最後は半泣きでしたが、自分から絶対がんばる!といって
歩き通したことは多いに褒めてあげたいと思います。
思いもよらず、親子登山となりましたが、久々で楽しかったです。
次回は、学校は休みたくないから。。。と今回は参加しなかった長男も
連れてまた、山に登りたいと思います。
子どもさんとの山行、うれしいですね。
確かに気はすっごくつかうけど、楽しい共通の経験ですものね。なにものにも代え難いものがあると思います。また楽しい親子山行、アップしてください。
http://www17.plala.or.jp/space-yk/
はじめまして。
私も息子を山に連れて行っているうちに、
自分がだんだんと楽しくなってきてしまいました。
息子も中1になり私が息子に大丈夫?
と、聞かれるようになってしましました。
いつまでも子供と一緒に登りたいですね。
spaceyasuさん、初めまして!
娘のやんちゃで急に決めた親子登山でしたが、
振り返ってみると楽しくて
頑張る姿を見て、娘がより可愛く思えてきました。
(ただの親バカです)
苦しかったり、楽しかったりを一緒に経験できる
山は、本当にいいものですね
是非、また行きたいと思います!
ran0085さん、はじめまして!
実は、runさんのレコも、行く前に
見せて頂きました。
家はよく登山口の道迷いで、時間が取られることがあるので、
行ったことのある瑞牆山荘から登ることにしました。
息子さん中学生になっても一緒に
登ってくれていいですね!
家の息子の方は、友達と遊ぶ方が良くなってきて
なかなか行きたがりません
でも、きっともう、私たちより体力はあるので
一緒に行ったら、置いていかれるかも・・・。
divyasu21です
「ヤッター!五丈岩」の写真を撮ったのは私の同行者だと思います
私たちは大弛峠からピストン、でも結構疲れました
あの時は娘さん疲れているようだなと思いましたが、頑張りやさんなんですね
瑞牆山荘からの往復は大人でも大変なのでは!!
「もうどこでもこい」と自信持っていいと思います
娘さんに拍手、拍手、拍手です
divyasu21 こんばんは!
五丈岩でシャッターを押して下さったのは
お連れの方だったのですね!
結構大変でしたが、金峰山とてもいい山でした。
娘も最後まで頑張れて満足感いっぱいだと思います。
先程divyasu21さんのレコを拝見しきれいな花の写真に
感心していたところです。
「ありがとうございました。」とお連れ様にもよろしくお伝えください。
それにしても、ヤッター!という割には
娘はぐんにゃりしていますね・・・
いつも頂上直下で泣いてましたね〜なんか恒例みたいに頂上直下で泣き出す
今は『反抗期』のまっさかりで話もしてくれません。また山に行きたいなどと思ってるのは、私だけみたいです。つらい
delta-hfさん delta-kさん こんにちは。
娘さん 頑張りましたね。さすがレスリングでメダル取っただけあって根性ありますね。
リュックもそうだけど誕生日プレゼントのキャップとノーカット?(笑)の登山靴で完全装備で山ガールにも進化中。
登り下り大変だったと思いますが親子で同じ思い出を作れるっていいですね。
家も、そんな時期が来るんですね・・・きっと。
今でも、家では、充分『反抗期』みたいなもんですけど
山もついてきてくれるうちにどんどんいかなくっちゃ!
ですね
yuzupapaさん こんにちは!
久しぶりの子連れ大変でしたが楽しかったです
たまたま前日に、夏の山行きに備えて
娘のモンベルの長袖Tシャツを購入しました。
それを見た家の山ガールは、益々行きたくなってしまったみたいです
余談ですが、足の痛みの原因はっきり分かりませんが、
スキーの時も痛がるので、スキー靴にも入れていた
スーパーフィートを次回は登山靴に入れて歩かせて見ようと
思います。
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