北海道の山は秋の始まり【大雪山・旭岳〜裾合平】
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- GPS
- 05:09
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 877m
- 下り
- 868m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
旭岳温泉にあるロープーウェイ駐車場(1日500円) ロープーウェイで山麓駅から姿見駅へ(往復2900円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね整備された登山道です。案内表示もあって晴れていれば道迷いの危険はありませんが、広い台地状の場所もあるため、霧などで見通しが効かない時は注意が必要。 旭岳の山頂直下はザレた急登のためスリップしやすいです。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉:旭岳温泉湧駒荘(800円) |
写真
感想
9月連休恒例の北海道遠征
今年は8月末になっても気温が下がらず、紅葉が遅れ気味とのこと。なので、紅葉の山を楽しむというより、山頂と縦走を楽しむコースにしました。
4日間のうち、天気が一番良さそうなのが初日。通常は東京を朝早く出ても山に入るのが遅くなるので初日には入りませんが、今回は今日を逃したら後はなさそうなので、長い行程を承知で、ちょっと無理して山に向かいました。
旭川空港に9時前に降り立ち、レンタカーでまっすぐ旭岳へ。10時のロープーウェイに駆け込み姿見駅へ。ロープーウェイの最終が17時30分なので、7時間以内に周回して来ないといけないことになります。
姿見の池までは、観光客もたくさんの石段も整備されたハイキングコース。旭岳を映す紺碧の池を見たあとは、山頂へと火山礫の急登をひたすら登ります。足を取られながらもサクサクと足を進める。
そして10数年ぶりの北海道の最高峰、旭岳山頂。大雪山がどこまでも見渡せる絶景。
裏旭へと下っていくと、いままでの喧騒が嘘のように人が少なくなります。荒涼とした山が拡がり、まるで宇宙か西部劇の舞台かと思うような景色です。
中岳分岐から下っていくと、山の中に突然温泉が湧く中岳温泉。ここは自分が山をたいして知らない20年ほど前に大雪山で初めて来た場所。その時は裾合平から上がってきて、ここが最終目的地でした。その時より随分湯船がしっかりしているような…。
人がいなければ入りたいくらいちょうど良い湯かげんです。
裾合平周辺は紅葉の綺麗なところ。例年に比べてまだ色付きは進んでいませんが、それでも朱、橙、黄に染まる木々は、秋を感じさせてくれました。そして何よりもチングルマの大群落。葉の色付きはまだでしたが、そのかわり白い穂が花のように一面を白くしていました。チングルマは、花で、穂で、紅葉で3度も楽しませてくれるんですね。
時間的に余裕もあったので、裾合平からはのんびりと花を撮影しながらの下山。それでもだいぶ予定より早く下山できました。
いつもよりちょっとだけペースを上げたつもりが、思ったよりもかなり早く周ってきて、もうちょっと楽しみながら歩いても良かったかなと思いました。今回は天気の都合もありこんな山行になりましたが、晴天予報でも午後からは雲で陰ってしまったので、やはり山は朝からの行動のほうが、時間的余裕も日差しも多くあって良いと改めて思いました。
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