朝日連峰。朝日俣沢(岩魚止沢)〜大朝日岳 下山途中地バチ？に刺される

2019年09月15日(日) ~ 2019年09月16日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,609m
• 下り: 1,609m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:15

6:50 スタート地点
6:51 6:52 朝日鉱泉
8:34 8:50 二俣出合い(朝日俣沢遡行開始)
10:20 下の大沢出合い
10:53 上の大沢出合い
11:10 11:38 839m滝下
13:05 940ｍ8m滝下河原、宿泊地

2日目

• 山行: 11:35
• 休憩: 0:55
• 合計: 12:30

6:05 940ｍ8m滝下河原、宿泊地
6:51 下の岩魚止沢出合い
7:50 岩魚止沢出合い
8:45 50m滝下
9:09 9:27 1278ｍ50m滝上
12:40 登山道
12:51 13:16 大朝日岳
16:00 16:12 中ツル尾根3合目
16:34 二股出合
18:34 朝日鉱泉
18:35 ゴール地点

天候

一日目　晴れ　二日目　曇り後雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車地点　朝日鉱泉200m手前路肩（駐車場が満車の為多くの車が林道路肩に駐車していた）

コース状況／危険箇所等

コース状況　登山道　良好
朝日俣沢　
　一日目　二俣出合いより入渓。上の大沢出合いまでは平凡、所々に小規模なゴルジュが有るが泳ぐつもりで取り付けば水線沿いに行ける。出合いより本格的な遡行開始、最初の滝の右岸の流水横を登られているがもろい、右岸の岩稜より高巻き。その後の幾つかの滝を直登、高巻きで進み940m8m滝下の河原に到着。一日目はここでビバーク、河原の真ん中と左岸に整地されたサイトが有る。
　二日目　8m滝を上の5m滝と一緒に右岸から高巻く、更に二つ滝を越えると下の岩魚止沢出合い左の本流に進む。狭いゴルジュになるが容易に通過、一度開けて河原状になる、ここをビバークサイトにするには整地が大変。またゴルジュになり進んで行くとチョックストーンの滝が見えて来る、左岸より二段の滝が出合う、これが岩魚止沢だ。二段ともシャワーで登るが岩がもろいので注意、滝を二つ越えると広い河原の上に50mの滝が出合う、直登もされているが右岸の草付きの斜面を高巻き落ち口へ進む、二つ滝を越えるとちょっとした河原になり一息つける。この後は5〜10mの滝が開けた沢の中に連続する、一ヶ所ゴルジュの中のチョックストーンの滝は右岸を高巻く、さらに2〜3mの小滝が連続する沢を登り続けるとヌメッタ滝を左俣に持つ二俣1683mに着くここは流水の無い右俣に進む、後は草原の中の沢形を辿り最後に楓と配松の藪を少々漕ぐと中ツル尾根1812m付近の登山道に出て遡行終了。10分程登って大朝日岳到着。
　

写真

9/15 6:51

一日目　スタート地点の朝日鉱泉から見た大朝日岳

9/15 8:34

朝日俣沢、黒俣沢出合い。左の朝日俣沢に進み遡行開始

9/15 8:34

天気が良く暑い

9/15 8:53

河原を少し進むと最初のゴルジュ、左岸から高巻く

9/15 8:57

そして最初の滝、左岸から登る

9/15 9:40

水が澄んでいる

9/15 9:59

首まで浸かって真ん中の岩を登る

9/15 10:20

下の大沢出合い。左の本流に進む

9/15 10:29

ゴルジュ

9/15 10:35

左岸より落ちる滝

9/15 10:53

上の大沢出合い。左の本流に進む

9/15 11:10

右岸の草付きの壁を登ろうとしが中段で足元の岩が崩れ3m程墜落、背中から落ちたがザックがクッションになり事無きで済む、左ひじと尻をやや強く打った。

9/15 11:38

一休みして右岸の岩稜を登って高巻き

9/15 11:50

右岸から登る

9/15 12:26

右岸から登る

9/15 12:37

左岸の岩の上を歩く

9/15 12:46

滑状の滝

9/15 12:52

右岸から登る

9/15 13:05

広い河原と8mの滝。今日はここでビバーク

9/15 14:39

ツエルトを張る

9/15 18:09

夜は焚き火を楽しむ

9/16 6:06

二日目　暖かい朝、曇り空、8mの滝は右岸を高巻き

9/16 6:25

左岸の岩の上を歩く

9/16 6:29

この滝の上が下の岩魚止沢出合い。上部にこの沢唯一の雪塊が見える

9/16 6:39

左岸を登る

9/16 6:45

ゴーロも有る

9/16 6:51

ゴルジュ。流水沿いに登る

9/16 6:55

左岸のガリーを登る

9/16 7:05

河原が広がる

9/16 7:06

河原の花

9/16 7:12

河原の花

9/16 7:25

ゴルジュに左岸から滝が落ちる

9/16 7:28

岩の詰まったゴルジュ

9/16 7:49

ゴルジュの奥にチョックストーンの滝。左岸から岩魚止沢が流入

9/16 7:50

岩魚止沢出合いの二段の滝。両方とも脆い岩質で特に二段目は苦労した

9/16 8:38

滝が続く

9/16 8:40

滝が続く

9/16 8:45

河原の奥に50mの滝。右岸を高巻き

9/16 8:56

50m滝上部

9/16 9:05

50m滝上から河原を見下ろす

9/16 9:06

滝が続く

9/16 9:09

可愛い河原でちょっと一息

9/16 9:30

二条の滝。細い方を登る

9/16 9:34

ゴルジュの滝は右岸を高巻き

9/16 9:46

登れる滝が連続する

9/16 9:48

滝が連続する

9/16 9:58

滝が連続する

9/16 10:20

滝が連続する

9/16 10:38

滝が連続する

9/16 10:47

滝が連続する

9/16 11:29

滝が連続する

9/16 11:39

最後に登った滝

9/16 11:43

振り返ると御影森山が見える

9/16 11:55

水は枯れ、沢形は草原に伸びる

9/16 12:40

中ツル尾根の登山道に出て遡行終了

9/16 13:16

小雨とガスの大朝日岳山頂。視界無だが充実感有

9/16 13:34

中ツル尾根を下る

9/16 16:34

中ツル尾根取り付きのつり橋

9/16 18:34

すっかり暗くなった朝日鉱泉到着、登山終了。下山途中地バチの群れに襲われ顔手足を10か所位刺される、山形市の救急病院で治療を受ける

撮影機器：

COOLPIX W100 NIKON

EP-776A Series SEIKO EPSON CORP.

感想

mikiosam

朝日連峰。朝日俣沢(岩魚止沢)を登る。
　朝日の沢は25年位前に入りソウカ沢を登って以来だ。今回の朝日俣沢で困難な所はあまりなかったが岩魚止沢出合いの二段の滝は岩が脆い上にシャワーを浴びて苦しかった、50mの滝を高巻いた後に明るい滝が連続しゴルジュの中のチョックストーンの滝を除いて殆ど直登出来た、また中間部のゴルジュに雪渓が残っていると厄介ということだったが雪渓は全くなく快適な遡行を楽しめた。
　天候は一日目晴れ、気温は高めでゴルジュを泳いでもさほど苦にならなかった　二日目曇り、稜線に近づくにつれガスが湧き、流水が枯れた辺りで小雨が降り出した。大朝日岳山頂は誰も居らず視界は0だったが一人遡行終了の満足感を味わう。気温はやはり高めで9月半ばとは思えない暖かさだった。
　
二つのアクシデントが有った。
1）墜落　一日目、上の大沢出合いから少し登った所の839m付近5mの滝で流水左の岩質の脆い垂壁をホールドも豊富そうなので取り付いたが中間部で足元の岩が崩れ3m程背中からグランドフォールする、ザックとヘルメットのお蔭で怪我は無かったが左肘と尻を強く打った、しばらくじっとして痛みが引いてからお茶と行動食で落ち着きを取り戻し改めて右岸の岩稜を登って高巻きで滝を越え先に進んだ。
2）地バチの襲撃　二日目、遡行終了後中ツル尾根を下り朝日鉱泉に向かって登山道を歩いていた時スリップして尻もちをつく、すると足元から黒いハエ位の大きさの地バチ？が湧き上がって来た、チクリと痛みを感じた、慌ててハチを払いながら走って逃げたが気が付いてみると右の瞼、耳、頬、手の甲，ふくらはぎ、左の膝上など数えたわけではないが10ヶ所位刺されたようでしびれるような痛み感じる。歩くのに支障は無かったのでそのまま朝日鉱泉まで歩き車で帰途に就く、運転中も痛みが引かず、途中で寄った山形市郊外のコンビニで事情を話し山形市内の夜間診療所を紹介してもらい治療を受け薬をもらって帰宅、宮城県の自宅に着いたのは22時過ぎだった。　

コメント

hemuhana

大変でしたね。
はじめまして。
10ヵ所も刺されて、大変でしたね。症状は収まりましたか？
昨日中ツル尾根を下山途中、同じように刺されてしまいました。情報提供して頂いていたのに、拝見していなく残念でした。
本日飯豊朝日を愛する会に、位置情報を提供、朝日町役場にも連絡を取って頂きました。
駆除してもらえると嬉しいですね。

mikiosam

Re: 大変でしたね。
hemuhana 様　コメントありがとうございます。
　 hemuhana 様も刺されましたか、大丈夫ですか。私の方は病院で処方して頂いた飲み薬や塗り薬のお蔭で痛みや腫れては収まってきました、もう少し皆さんに情報が伝わるように工夫すれば良かったと反省しレコのタイトルにハチに刺された事を入れてみました。

hemuhana

蜂の巣の駆除が終了しました
先ほど、処理が終わったと朝日山岳会の花山さんから連絡がありました。

mikiosam

Re: 蜂の巣の駆除が終了しました
hemuhana様　ご連絡ありがとうございます。