越百山〜南駒ヶ岳
- GPS
- 33:04
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,448m
- 下り
- 2,450m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:12
天候 | 2019/9/15(日)晴れ、一時ガス 2019/9/16(月・祝)晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●越百小屋(完全予約制)1泊2食 9,000円 https://yama-goya.jp/chuo-alps/kosumo.html |
その他周辺情報 | ●ぬくもりの宿 駒の湯(日帰り温泉 22時までOK)すてきなお宿 https://www.komanoyu.com/ ●たけだ(精肉店のソースカツ丼)美味!圧巻! https://www.tonkatu-takeda.com/ |
写真
感想
3Bさんの「行ってみたい山」というリクエストで越百山へ。
俺たちのコスモを燃やせ!というコンセプトで行ってきました。
アルパインクライマ〜な3Bさんが小屋なんて泊まるわけない…という先入観で
テント泊か避難小屋泊で調べていたところ「あの小屋に泊まってみたい」とおっしゃるものだから
鬼の霍乱?と思いながらも小屋を予約。
聖闘士星矢は課題図書指定したくせにまったく復習せず
昔のうすーーーーーーーい記憶だけで参加。全然話についていけず。
いいの聞いてるだけで楽しいから。
荷物がないのでお酒とおつまみ系を多量に持参。
何と言っても3Bさんがいるので、遠慮なく重いモノを持ってきた。
そして全部持ってもらった。ありがたや!
----------道中のことは他のメンツが詳細に書いてくれてるので割愛----------
・越百小屋はとても雰囲気のいい小屋でした。また行きたい。
・2日目は天気イマイチな予報だったので下山する気満々だったのに晴れてしまった。
・ぶっちゃけ下山したかったけど、稜線歩きをしたい気持ちもちょっとだけあり、そして好天の中下山するもったいなさで逡巡。
・自分がCLなので決定権は自分。さーどうするか。
・水の残量もあるし、開き直って進むことに。
・山頂で各自の意思確認し、さらに縦走へ。
・南駒ケ岳からの下山が藪っぽくて途中かなり苦痛な気持ちに。。うんざり。
・オタク話をする元気もなくなっていく…。
・長い長い下山後、駐車場までの距離が恨めしい。そして早く車に着きたいのに直前で熊に遭遇。。。そこをどいてくれ…
・ソースカツ丼はおいしかった
総括:たのしかったです。(小並感)
今回の山行、行先は「コスモ山」テーマは「コスモを燃やせ!」課題図書は「聖闘士星矢」。最も重要なミッションは、「コスモ小屋で癒される。」
今年はあまり山へいっておらず、さらに課題図書にも目を通しきれず、体力、課題に関する知識不足ついてやや不安を抱えながらの参加となりましたが、たのもしいメンバーのおかげでコスモ全開で中央アルプスの山々を堪能することができました。
越百山、南駒ケ岳は中央アルプスの端に位置しており、ややマイナーな印象。秋の3連休であるにもかかわらず、登山者は少なめで静かでゆったりとした雰囲気の中で山行を楽しめました。
Sさんのリクエストで泊まったコスモ小屋は、評判通りアットホームでとても居心地のよい小屋でした。オーナー夫妻の心遣いがいたるところに感じられ、宿泊していた登山者も皆さん穏やか。まったりモードでよい時間をすごさせてもらいました。
ちなみに2日目に下山した南駒ケ岳の北沢尾根は岩場と藪漕ぎが苦手な人は要注意。慣れているひとなら大丈夫だと思いますが、私は全然岩場にいっていないためビビりながらの下山となりました。前後でしっかりサポートしてくれたおかげで無事に乗り切ることができました。先行してくれたYっち、Hちゃん、そして何より思い荷物を持ってくれ、随所で手を貸してくれたSさん、本当にありがとうございました。
下山後、子熊に遭遇。車道沿いの山ブドウを食べていました。笛を吹くと逃げ出そうとしましたが、ブドウが名残惜しかったのか引き返してきて枝をポキリ。枝をくわえたまま沢へおりて行きました。
野生の熊をみたのは初めて。山ブドウを取りに戻る姿はとてもかわいらしかった。
大いなる自然とコスモ小屋とたよれるメンバーに癒されたよい山行でした!
Sさんを癒そう企画、今回はSさん希望の越百小屋泊。
(学んだ年は異なるが、実は全員L学卒業生でSさんの生徒である。)
課題図書の習得度は、学生時代にハマった程度。GS編あたりはばっちりのはず。
復習の時間は無く、車内BGMを用意するくらいという準備不足で挑むこととなる。
2019/9/15(日)
台風により林道崩壊の為、伊奈川ダムから登山口まで沢沿いの林道を歩く。
越百川の水量は豊富で、白い巨岩もとても綺麗。
三連休なのに、中日のせいか、ほぼ人に合わず。
御嶽山見晴台・・・、見晴台あったかな?
水場(下、上とも)を示す看板は登山道にしっかり立っており、上の水場では支流から美味しい水が汲める。
小屋は天水らしいので、ここで大量(2L×5)に水を汲んだが正解だった。
なんと、小屋のソフトドリンクは完売しており(ビールはあった!)、水も不足気味とのことだった。
急登もなく、笑いながら話しながら登っていたら越百山荘に着いた。
壁や屋根が赤い、小さく可愛い小屋だ。
小屋前にご主人がおり、ヘリ救助の様子を見守っていた。
越百山方向(南越百山入口らへんとのこと)で、2人ピックアップされていった。
翌日の天候が思わしくなかったので(予報では!)、往復2時間で山頂へ。
残念ながらガスで眺望は得られなかったが、越百山登頂という目的は達成。
(ここでコスモを燃やし尽くしたメンバーが、約1名(笑))
今回は贅沢にも、小屋泊2食付き(なら、何を担いで来たんだ?!)。
夕食までの1時間、小屋前のテーブルで癒し登頂を祝った。
宿泊客は20名程。十数名が母屋で一緒に夕食を囲む。
夕食後、母屋はランプの灯となり、消灯まで自由に過ごして良いとのこと。
明日天候が悪かったら南駒ヶ岳には行かずそのまま下山と決め、ほぼほぼ明日は下山だな〜という暗黙の共通認識(?)の下、担ぎ上げた酒&肴を楽しむ。
ビール、赤ワイン、白ワイン、梅酒、日本酒、スパークリング日本酒。
(お前ら、山舐めてないか?!(汗))
ぶどう、梨、生ハム、ウインナー、漬物、チーズフォンデュなどなど。
(macorin & hrmちゃん、ありがと!)
ご一緒した宿泊者さんに「夕食、食べてましたよね?」なんて言われる。
(約1名は、可愛いネコになって寝てしまい「あまり呑んでいない」と言う(笑))
小屋前からは遥か眼下に伊奈の町が見える。
20時過ぎ、伊奈町の花火大会を山の上から眺めることが出来た(不思議な光景)。
我々4名、母屋屋根裏の「ハイジの部屋」に入れて頂く。貸し切り♪
窓からは星空が見える。2日前が十五夜だった月が明るく眩しいくらいだった。
各々に厳冬期シュラフと布団を使わせてもらえるのだが、全く寒くなかった。
2019/9/16(月)
良い天気である。誰だ、明日は下山だけだし〜と言ってアホほど呑んだのは(汗)。
朝食には栗ご飯。
可愛い猫からキリっとした山女に復活したCLにより各自の体調とモチベーション確認。
とりあえず、まずは越百山まで行ってみることとなる。
(水は8Lほど残っていたので、足りるだろうと判断)
そして、2度目の越百山山頂!
昨日とは打って変わって、ぐるり360度の展望!
御嶽山、乗鞍岳。仙涯嶺から南駒ヶ岳までもばっちり見える。
うーん。濃い緑の合間に白い岩肌が見えるが、岩稜歩きになるのかな。
行けるところまで行ってみよう!と、予定どおり縦走コースを行くこととした。
仙涯嶺〜南駒ヶ岳までの鎖場は、それほど難しいものではなかった。
南駒ヶ岳から先の巨岩帯に少し難儀。
下りの鎖場は、、、鎖のない所のほうがザレていて嫌らしかった。
どちらかと言えば、岩よりハイマツ&笹との闘いだった。
Sさん曰はく「道(踏み跡)があるんだから、藪漕ぎじゃない」。
確かに、道はある。
しかし、登山者が少ない為か、ハイマツ&笹がすっかりすっぽり道を覆っているため(確かに道には生えていない)、泳いでいかなければならないのである。
これを「藪漕ぎ」と言えないなら・・・、藪泳ぎとでも言うべきか?!
往々にして、北沢尾根は樹林帯に入るまでこんな感じ。
こちらを登りにしたら、さぞかし辛いだろうなぁと思う。
ようやく植生が変わり、樹林帯歩きとなった。眺望は無し。修行。。。
それでも、やはりアホな話をしながら笑いながらの下山は楽しかった。
登山口を過ぎ、車まであと百mあまりとなった時、
ふと、Sさん「あの黒いの・・・熊じゃない?」と立ち止まる。
道の先に、小さな熊が立ち上がって山葡萄をむさぼっていた。
熊!にも驚いたが、それが子熊であることに、戦慄が走る。
急いで笛を鳴らす。逃げてくれ!&母熊、出てこないでくれ!
ところがこの子熊、かなりののんびりさん。
こちらが笛を鳴らしているのに、山葡萄が惜しいのか中々去ってくれない。
離れた・・・と思ったら、戻ってきてまた山葡萄に手を出す(をいをい)。
どうにか子熊が去り、全員無事下山となりました。
下山後の温泉は素敵なお宿。
夕食のソースカツ丼は絶品!(普段は行列らしい)
天候にも恵まれ、終始楽しい 素敵な癒し山行でした。
皆さま、本当にありがとうございました!
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