木曽御嶽(梅雨の晴れ間に恵まれて)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,117m
- 下り
- 1,116m
コースタイム
王滝頂上(御岳神社)(9:45)〜剣ヶ峰(10:15/11:15)〜二の池(11:25/11:40)〜王滝頂上(11:55)〜
金剛童子の祠(12:40/13:00)〜駐車場(13:45)
天候 | 一日中、晴れ(無風)に恵まれました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(3:00に自宅を出発し約3時間で田ノ原へ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
田ノ原天然公園の駐車場で一夜を過ごす人が多く居ました。 (遠方のナンバーが多く見られました。) 九合目手前から残雪が多く、雪渓が豊富に見られます。 |
写真
感想
やっと週末に休日が取れた。
雪も消えたであろうから、自宅に近い3000m級=御嶽に行こう。曇りでも出掛けるつもりでいたので、
梅雨の晴れ間の予報に感謝。
夜が明けた御岳スカイラインを走っていると、スキー場から素晴らしい御嶽が眺められる。
今日は展望が期待できそうで、テンションも上がる。
田ノ原天然公園の駐車場から正面に御嶽を眺めながら、鳥居をくぐり王滝口登山道に向かう。
遊歩道も大江権現を過ぎると山道に変わり、あかっぱげに出る頃から徐々に傾斜を増してくるが、
森林限界も近くなり展望も良くなる。
朝露を残した笹と、這い松のコースをしばらく登ると金剛童子の祠に出る。
溶岩が広がる広場になるので小休止を兼ねて、素晴らしい展望を楽しむ。
東にかけて広がる山並みは、八ヶ岳〜奥秩父山系、甲斐駒とその手前に中央アルプスの稜線〜恵那山が一望できる。
更に高度を上げれば、奥に隠れている南アルプスも見られるだろう。
岩累を踏んでの苦しい登りも先を楽しみにして頑張ろう。
足元には群生する濃いピンクのコイワカガミも疲れを癒してくれる。
八合目を過ぎると、豊富な残雪が谷を埋め、雪渓を形成している。
雪渓の脇を九合目石室に出ると奥の院との分岐になる。
直接山頂を目指す先行者を尻目に、奥ノ院を目指して雪渓をトラバースして左の尾根に向かう。
誰もいない荒々しい山腹を、トラバース気味に行くと赤茶けた斜面になり奥ノ院に出る。
荒々しい岩場を右へ回り込んで月の門を過ぎると突然、継母岳の奥に残雪の白山が現れる。
北面とは雰囲気が変わり、硫黄の臭いがただよう荒々しい岩場が広がる地獄谷展望台からは、頂上直下で噴気を上げる地獄谷や、
継母岳から延びる稜線とスッキリとした白山が眺められ、小休止が長くなる。
奥ノ院からは、王滝頂上から延びる尾根下を辿って王滝頂上に出て、最高点・剣ヶ峰に上がる。
立派な石段を上がると素晴らしい展望が待っていた。
眼下に広がる二ノ池・摩利支天を越えて北アルプス(黒部五郎・笠ヶ岳〜野口五郎方面)がガスの切れ間に聳え、
東には南アは雲に隠れたが、相変わらず中央アルプス・木曽駒〜空木〜越百の稜線が広がっている。
たっぷりと展望の昼食タイムを過ごした後は、二ノ池に立ち寄って下ることにする。
剣ヶ峰からわずかに下ると、残雪に埋まるカール状の二ノ池畔に出る。
池を囲む周囲の様子を眺めて捲き道で王滝頂上へに戻る事にする。
剣ヶ峰に延びる斜面を見ながら、広い雪渓のトラバースを終え王滝頂上に出てから
往路を下り、せっかくなので田の原天然公園に咲く花を眺めて駐車場に戻る。
好天にも恵まれ、久しぶりの3000m級を楽しめた一日になった。
onetotaniさん こんにちは
本当に梅雨の晴れ間の絶好の登山日和でしたね。
ここ何年か御岳山は登りたい山の一つなのですが、何故かタイミングが合わず登っていません。
いつでも行けそうで、行けない山と言ったらいいのか、名古屋から(中津川から)距離が長いというのがネックになっていまして・・・
本当は山小屋1泊で行けばいいのでしょうが・・・・。
onetotaniさんのように絶景を見ることが出来るのであれば、頑張って深夜出発で行こうかな。
sugi-chanさん 今日は。
晴れの予報なので、3時に自宅を出て行ってきました。御嶽は3度目ですが、初めて評判通りの展望に恵まれました。
思いのほか残雪も多くて、雪渓歩きも楽しめました。
午後スタート、二ノ池付近の小屋泊で奥ノ院を含めた周辺周遊のコースならじっくり歩けると思いますよ。
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