中房〜大天井岳〜常念乗越(素敵な出会いと今年の初物3連発!)
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,772m
コースタイム
天候 | 6/30(土)晴れ(雲は多かったが・・・)、7/1(日)曇り時々小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
<往路タクシー>しゃくなげ荘→中房温泉\6,000 <復路タクシー>一ノ沢→しゃくなげ荘\4,400 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎軽アイゼン(6本歯)持参したが、全コース共に使用せず。 【中房温泉〜燕山荘】合戦沢の頭〜燕山荘間に若干雪渓残るが、通行に支障なし。 【燕山荘〜大天井岳】大下りの先で数か所雪渓残るが、通行に支障なし。大天井岳は冬道(分岐から夏道を5分程登った付近から、尾根筋を直登)踏み跡あるが一部不明瞭&ザレて歩き難かった。 【大天井岳〜常念小屋】数か所雪渓残る。1箇所だけ雪渓の縁を歩くところがあり、少々歩き難かった。 【常念小屋〜一ノ沢】1か所だけ雪渓残る。 |
写真
感想
今週の土曜日の天気は「梅雨の晴れ間」となり、眺望が望めそう。
そして、いつもコメントしてくださるヤマレコユーザーさんのnoborundaさんご一行と大天荘で落ちあえることになっていて、妻ともどもとても楽しみにしていた。
いつものように残業帰りの妻を待たずに先に仮眠し、1:30に出発。
最近、表銀座は大天井か槍までのピストンが多かったが、今日は「しゃくなげ荘」に車を駐め、久し振りに常念を回ってこようと思う。
ところが、中房に着いた途端に、妻が「実は昨日の朝からずっとお腹と胃が痛い
」と言い始めた。先にそれを言ってくれと思ったが、「だって言ったら中止するって言われると思ったし、昨日一日何も食べずにいて、薬も飲んだので少し痛みは治まった。」とのこと。
何にせよ中止する気は皆無のようなので、様子を見ながら登り始めることにする。
天気は上々で、中房の登山口は既に大勢の人で賑わっていた。
第一ベンチで早くも休憩されていたnoborundaさんに「penginさん!」とお声がけ頂いてお会いできました。ヤマレコユーザーさんたちご一行にもご紹介頂いて、何か照れてしまいました。
皆さんには特に言いませんでしたが、妻の調子がイマイチなので、先に出発する。
特に第三ベンチから冨士見ベンチで妻が絶不調となり、「調子悪いなら下山するか?」と声をかけた程のろのろに。
しかし、「足が上がらないのは一昨日の夜から何も食べていないせいで、痛みそのものは山に入ってから良くなっている」とのことなので、のろのろながらも登山続行。
合戦小屋に何とか到着。ここでお決まりのスイカ(発売開始は今日から!)を購入。妻曰く「一昨日以来初めて口に入れた固形物」とのこと。(しかし、スイカはほぼ水分では・・・)
スイカを食べてやや持ち直す。小屋から先、ところどころ残雪残っているがアイゼン不要。小屋へはまだ夏道は通れず冬道を登る。天気は良いが虫が多くて蒸し暑い。
妻の不調によりいつもの夏山タイムより遅くなったが無事に燕山荘到着。今日は槍から裏銀座、立山まで綺麗に見えている。景色を見つつ休憩。
妻の調子も悪いし、2か月前にも行ったばかりの燕岳はパスし、大天井へ向かう。この表銀座ルートは妻の大好きな「雲上の散歩道」であるが、今日の妻は何しろ一昨日から食したのがさっきのスイカのみという状態で「痛みは治まってきたが、いつもの調子では歩けない」とのことで、景色を見ながらゆっくりと進む。
燕山荘までは、個人、グループ含めて物凄いたくさんの登山者がいたが、表銀座に入った途端に人が全くいなくなった。こんな良い天気なのにな〜。明日の天気予報がイマイチだから皆燕までしか行かないのであろうかと思いながら人影の無い表銀座を行く。
大天井岳へはまだ夏道は通れず、直登する。岩がザレていて若干登りにくい。ルートも多少判りずらいが、雪渓に入らないよう直登していけば良い。
貸切の山頂でしばしまったり。先週まったりした槍の穂先が良く見える。大天井は6回位来ているが、山頂にいるときの天気がこんなに良かったことは初めてかも。
ということで高瀬ダムや立山、裏銀座の山並みを飽きる程眺めていたが、インディアンランチカレーを食べに行かなければと思いだし、大天荘に向かう。
今日が初日だからやっているかな?と思ったランチはやっていました。
とても親切な榊支配人のいる大天荘はお気に入りのところ。
本当は明日の天気予報が悪いので、今日のうちに常念まで行ってしまった方が良いのですが、ついついここに泊まってのんびりしてしまう。
今日はnoborundaさんご一行ともお会いできるし。
幸い、初日ですがカレーはあるとのことで、いつものように美味しいカレーを頂く。
その後、天気はいいし、時間もタップリあるので、散策をしに出かける。東天井方面の気持ちの良い稜線へ向かって歩く。小さい可愛いお花達が咲き誇っていて気分がいい。と、こんな天気が良い日なのに雷鳥が!多い時には年に10回以上も会う雷鳥ですが、今年は初めて。しばし、雷鳥を観察していたら後ろから「雷鳥観察員」という腕章をつけた方がいらして「こんな良い天気の日にここで雷鳥が現れるなんて珍しいと仰っていた。
しばし散歩してからUターンし、再び大天井岳頂上に向かう。
noborundaさんたちが来られるかな?と一時間近く大天井岳でまったりしていたが、燕岳で既にプチ宴会?されていたようで、まだいらっしゃらなかった。
(後で伺ったら途中の稜線から手を振ってくださっっていたらしいですが気付きませんでした・・・)
夕食近くになって、noborundaさんご一行が到着。やはりプチ宴会なさっていたようでした!
夕食後、noborundaさんご一行に混ぜて頂いて歓談。noborundaさんは想像していたとおりとてもしっかりされていて、ヤマレコユーザーさんがnoborundaさんに引き寄せられるのもご尤も!と。
お昼までの体調不良が嘘のように回復した妻は、ずうずうしく皆さんが持参された数々の美酒のご相伴に預かってすっかりご機嫌になっていました。
おまけに一次消灯後に小生が寝てしまってからも榊さんを交えた二次会にまで居座っていたとかで失礼しました!
翌朝。まだ雨は降っていない。が、予報は確実に雨なので、カッパ着こんで出発。
しかし、ガスながら時々ガスが切れるとそれなりに稜線もそこそこ見え、雨に本当に降られたのは常念乗越付近だけですみました。
天気が悪いので常念はパス。(晴れたときに行っているし)ということで、
大天荘で作って頂いたお弁当(ちらし寿司、美味!)を食べ、タクシーを予約して下山にかかります。
結構雪融け水が流れていて小川状態になっていました。何か所かあった雪渓も特にアイゼン不要でした。
しゃくなげ荘に戻って温泉に入り、帰途へ。時間も早かったので特に渋滞にも遭わずに色々と買い物しがてら帰宅。
この雲上の散歩道は本当に何度歩いても良いところ。
今回は特に、noborundaさんご一行とお会いできて、本当に楽しかったです。
皆さん予想どおり本当に魅力的な方々でしたのでぜひまたお会いしたいです。
以下は、本当にお世話になった妻からです。
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noborunndaさんご一行様、本当にお世話になりました。
ヤマレコでいつも拝見している皆さんとお会いできてとてもとても楽しかったです!(もしかしたら興奮し過ぎてお腹が痛かったのかも??)
旦那さんが寝てしまってからもずうずうしく割り込ませていただいてスミマセン!
冬の徳沢も楽しみにしています♪
今度はお酒を持参して伺わせて頂きますね。
本当に本当にありがとうございました。<m(__)m>
ぺんぎん妻★
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我々の到着が遅かったので本当に「ひととき」になってしまいましたが、楽しい時間をありがとうございました!
カレーとっても美味しそうですね。次来たら必ず食べたいです!
しかし奥様の調子が悪かったなんて気付きませんでしたよ。
それでもランチに間に合う時間に大天荘に到着されてるんだから、noborundaさんが「あの二人は速いんだよー」と仰っていたのもうなずけます。
では小屋閉めのときにまたお会いしましょう♪
yokowvさん、こんばんは
ぺんぎん妻です。
(旦那さんが非常に照れ屋で、女性にコメントするのは恥ずかしいとのことですので )
こちらこそ、本当にお世話になりました。
これまでのレコで拝見していたとおり、yokowvさんは本当に素敵な可愛い方でした!
実は私の一番下の妹がYokoという名前で年齢もyokowvさんよりちょっと上位なので、とても親近感が・・・。
あ、でもうちの愚妹より、yokowvさんの方がずっとしっかりされてます!
担いできていただいた美酒のお相伴に預かり、本当にありがとうございました
昨年怪我してから、二の舞になっては大変、と節酒を意識しているのですが、やっぱり山で飲むお酒は格別ですよね!ありがとうございました〜。
また体調が万全のときにぜひぜひご一緒させていただきたいです
今後ともどうぞよろしくお願いします!
お疲れ様でした。
小屋で会ったWです。多分山頂でも会ってるかも?
皆さんの話を聞いて、早速山コレに登録してみました。
下山日は悩んだ結果、大天井ヒュッテ周りで中房温泉に下山しました。
またいつか、どっかの山でお会いしましょう。
おおっ、早速ヤマレコユーザーさんになられたのですね
さすがの素早さです
実は山頂にいらした時に気付きました。
noborundaさんご一行が見えないかな〜と思いつつ、ちょうどお行儀悪く寝転がっていたときにいらしたので、恥ずかしく、「お写真撮りましょうか?」とお声をかけそびれ・・・。お独りでしたので、お声がけすればよかったです。その後、体勢を立て直したときは既にいなくなられていたのでスミマセン
2日目はお天気悪かったので、車が中房でしたらピストンで正解かと。我々もよくやります。
またお会いしたいですね
(by ぺんぎん妻)
コメが遅くなってしまいました!
昨年の大天荘小屋開けの時にもチラリとお会いし、
それ以降、時折コメントを入れさせていただいてますが、
ようやく1年経過してちゃんとお会いする事が出来ました、嬉しかったです。
第一ベンチで通過しようとするお二人、直ぐに分かりました。
ただ、奥様の体調が悪かったとは知らず大変失礼しました。
それにしてもぶっ飛んで行くくらい早いのには驚きました。
Penginさんの山行記録より早いのは承知しておりましたが、あんなに早いとは・・・。
とても体調が悪かったとは想像も出来ません。
我々がソロソロ燕山荘を出ようかと云う時、既に大天荘に到着されてたなんて・・・
我々の到着が夕食直前だった為、
ゆっくりお話しする事もせずに食事・宴会に突入してしまって、
お見苦しいところを見せてしまったかもです。
次回、お会いする機会があれば酒が入る前にゆっくりお話ししたいと思ってます。
翌朝も出発時に全員で写真を撮って小屋のブログに上げて貰うつもりだったのですが、
ここでも我々がモタモタしている内に快速電車ばりの勢いでご出発されてしまい・・・。
東天井の雪渓に着いた時にはPenginさん達は横通岳手前まで進んでおられました。
私達が横通岳のトラバースを歩いている時にカッパを着ましたから、
Penginさん達は常念乗越より下山される頃ですね。
我々が常念岳より下山し始めた頃、
ちょうどPenginさん達が一の沢に下山された頃から雨が徐々に強くなり、
前常念に向かう途中から本降り、風もかなり強まりました。
こんな天気に見切りをつけてさっさと下山されたPenginさんご夫婦が正解でした、
あっぱれ!
とにかくPenginさんご夫婦は立ち振る舞い涼しく、つつましやかで、何事も早い!
我々パーティー全員で驚いていました。
我々の方のレコのアップ、ちょっと手間どっていますが遅ればせながら上げる予定です。
今後とも宜しくお願いします。
過分なお褒めのお言葉を頂き、恐縮です
そんなたいそうな者では・・・。お恥ずかしい限りで。
朝も早々に出立してしまって、失礼しました。
集合写真を撮って頂く予定だったとはつゆ知らず・・・。(後から妻に聞きましたが、既に後の祭りで・・・)
でも、noborundaさんご一行にお会いできて本当に楽しかったです!!
小生はアルコールにお付き合いできませんが、妻がお付き合いさせていただきます
また、楽しいお話を色々とお聞かせ頂ければと思います。
本当にありがとうございました
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